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魅惑の筐体 Advanced/W-ZERO3[es] ファーストインプレッション![]() 「ユーザー待望、洗練されたデザインと堅実な機能向上がここに/Advanced/W-ZERO3[es] 発表会レポート」で紹介した記者発表会で、短時間だがAdvanced/W-ZERO3[es]の試作機を触る機会があった。そこで撮影した写真を中心に、Advanced/W-ZERO3[es]のファーストインプレッションをご紹介する。 外見の美しさとともにスペックにも磨きがかかるすでに各所で言及されているように、W-ZERO3[es]の新モデルとなるAdvanced/W-ZERO3[es](以下、「アドバンスト・エス」)は、筐体のデザインが、よりスリムに美しく仕上げられている。液晶やCPUが高機能化し、メモリも増えるなどスペックも向上した。 展示中のアドバンスト・エス
アドバンスト・エスは写真映えのするなかなか美しい筐体だ。Today画面には、無料の情報配信サービス「W+info」から受信した情報が表示されている。 W-ZERO3[es](以下、「[es]」)で画面の下にあったソフトキー1/2がなくなってしまったが、スタートボタンとOKボタンにこれらの機能を割り付ける設定は可能だ(その場合、スタートボタンとOKボタンの機能はそれぞれのキーを長押しして利用する)。また、ティザー広告で印象的に使われていた電磁誘導タイプのコントローラー「Xcrawl(エクスクロール)」は、円盤の上を指でなぞることで、ウィンドウのスクロール、プログラムやファイルの選択などが可能だ。筆者は慣れていないせいもあって、何度か滑らせ過ぎてしまうことがあった。Xcrawlは、機能をオフにしてカーソルキーとしてだけ使用することも可能だ。 800×480ドットのモバイルASV液晶(シャープ独自の呼称で、透過型と半透過型液晶の長所をあわせもつ)は、非常に美しく高精細だ。これだけ液晶が高精細だと、見ていて楽しくなってくる。解像度も高く、細かい文字の表示も可能なため、すでに老眼の筆者だと逆に視認性が心配になってくるが、最近は遠近両用メガネを使っているため、特にディスプレイが読みにくいといったこともまったくなかった。 キーボードを開けば、画面は自動的に縦から横へ回転する。試作機ではこの動作がゆっくりの印象だったが、発売時の実機ではもうちょっと仕上がってくることを期待したい。QWERTYキーボードは従来機種とは異なり、デスクトップパソコンやノートパソコンのようにキーがずれて配置されており、パソコンで慣れたキーボードにより近くなった。押したときのクリック感もあって、入力しやすく感じた。数字キーは文字キーとの併用のみとなってしまったので、数字を入力する場合は、Fnキーを押してから該当のキーを押すか、縦画面で使用するダイヤルキーを押す必要がある。 スライドキーボード
キーボードを開いたところ。入力しやすいキーボードだ。 この手のサイズのキーボードにしては珍しく、Shiftキーは左右に1個ずつ、計2個ある。[es]と変わらず、スタートボタンが縦画面用のダイヤルキーにしかないのは、とても残念な点だ。キーボードを使用しているときに、キー操作のみで「スタート」メニューを表示してカーソルキーでメニューを選択したい場合もあるからだ。スタートボタンの役割はユーティリティソフトなどで他のキーに割り付けることができないので、Shiftキーとスタートボタンの入れ替えなどを設定で可能にするなどの措置がほしかった。 記号の入力をFnキー+文字キーで行う点はこれまで通りだが、キー配列自体が[es]ともまったく異なっているため、[es]ユーザーでも慣れるまではとまどうことがあるかもしれない。逆に、W-ZERO3を使ったことがないパソコンユーザーの場合は、あまり違和感なく使えるようになるかもしれない。 なお、QWERTYキーボードを開いた状態でのソフトキー1/2の操作は、それぞれ、Fnキー+カーソルの左/右キーで対応している。 ほかのWindows Mobile端末と外見を比較
左からEM・ONE、[es]、アドバンスト・エス、X01HT。大きさ、厚さ、液晶の大きさがかなり異なっている。 上の写真を見ると、アドバンスト・エスはW-ZERO3[es]に比べて液晶画面は広くなり、筐体はスリムになったことがわかる。アドバンスト・エスは、3インチ液晶のため、かなり高精細であることが理解できよう。 厚さを比較
左から、[es]、アドバンスト・エス、X01HT。[es]やX01HTに比べてアドバンスト・エスはかなり薄いことがわかる。 アドバンスト・エスの筐体は薄く、結構持ちやすい。デザインや筐体の材質のせいか、持った時の感触もいい。筐体には細い溝が横方向のストライプ状に彫られているため、手で持っているときにすべらせて落とす心配もあまりなさそうだ。スタイラスは標準で装備されているものの、本体に内蔵しないタイプに変更となった。使用するには、ストラップを通して本体に取り付けた方がいいだろう。なお、ストラップは標準では装備されていない。 裏側を見ると、アドバンスト・エスは、シャープのデザインにしては珍しく、裏側に黒以外の色が選択されている。デザイン的にもかっこいい。上部にはデジタルカメラユニットがある。 裏面の比較
左からEM・ONE、[es]、アドバンスト・エス、X01HT。アドバンスト・エスが、裏面にもとても気を使い、スタイリッシュに仕上げられていることがわかる。 特に[es]と並べて見ると、かなりスリムになり、薄くなったことがはっきりとわかる。縦型スタイルで見た場合、さほどスタイルは変わっていないことがわかるが、細かなデザインの違いがアドバンスト・エスを美しく見せてくれる。 [es]との比較
W-ZERO3 [es]との比較写真。裏面のスライド機構がなどは[es]からそれほど変化していないようだ。 やや残念な点は、キーロックを押しても電源は点灯したままであることだ。これはユーザーが設定できてもいいかもしれない。 右側面の様子
画面の縦横表示切替ボタンとキーロックスイッチがある。縦横表示切り替えボタンは、長押しでカメラが起動する。 W-SIMカードは、W-OAM対応の「RX420IN」を同梱している。また、IEEE802.11b/g準拠の無線LANを標準搭載した。Bluetoothは搭載しないが、Bluetoothアダプタが7月に発売される予定だ。また、W-ZERO3シリーズでは初めて赤外線通信機能を盛り込んだ。サポートしている規格は、高速通信規格 IrSSだ。 筐体上部の様子
W-SIMカードはこちらから抜き差しする。 Bluetoothアダプタ以外にも、ワンセグチューナーや、GPSユニットなど、miniUSBポートに接続可能な周辺機器が続々発売される予定だ。 左側面の様子
中央やや上部にminiUSBポートがあり、蓋で隠されている。 [es]では、端子のカバーの開け閉めが正直、ちょっと大変だったが、アドバンスト・エスでは改善されている。カバーの左右にへこみがあったり、爪をひっかけやすくなったりしているため、それほど開け閉めで苦労するということはないだろう。 底面の様子
ACアダプタ用端子、イヤホン端子などがある。カバー自体は、金属部分がちょうどへこんでいるのでかなり開けやすい。 ソフト面でも各種のブラッシュアップを確認OSには、Windows Mobile 6.0 Classic 日本語版を搭載した。Windows Mobile 6.0自体は、Windows CE 5.2ベースともいわれており、メジャーバージョンアップとはいえ、劇的な進化という印象はないが、細かな使い勝手やインストールされているソフトウェアなどは大幅に改善されている。たとえば、OutlookメールでHTMLメールをきちんと見ることが可能になっている。なによりも、メモリが豊富に利用できるようになった点はありがたいところだ。 Windows Mobile 6.0の起動画面
アドバンスト・エスを再起動しているところ。 Opera Mobileはバージョン8.7が、スマートフォンやPDAでは国内で初めて搭載された。アドレスバーでのキーワードサーチに対応しており、アドレスバーに「g ○○○」(半角英字“g”の後に半角スペースを空け、検索キーワードを入力する)と入力するだけで、Googleからすぐに検索することが可能だ。さらに高機能なWebブラウザへと進歩しているといえるだろう。 Opera Mobieの画面
Opera MobileでWebサイトを閲覧中。 カメラ機能は、ハード面では変更はないそうだが(CMOS、131万画素)、ソフトウェアは大幅に機能強化されている。ビデオ撮影の切り替えもすぐに可能だ、ただし、一度起動してから縦横を切り替えることはできないようだ。 カメラ使用中の画面
カメラ機能もソフトウェアは機能強化されている。 また、「リモートデスクトップモバイル」が標準で付属しているのはうれしい方もいるだろう。さらに、バックアップソフトは定番のシェアウェア「SpriteBackup」に変更された。 「プログラム」画面
ソフトウェアの一部。「リモートデスクトップモバイル」が標準で付属している(右下)。 「SpriteBackup」の画面
定番のバックアップソフト「SpriteBackup」も標準で搭載された。 音量の設定は3タイプに分かれ、スピーカー、イヤホンマイク、録音音量をそれぞれ別個に設定することが可能になった。 ボリューム設定
音量の設定も細かく可能になった。 Windows Media Playerでも、通話中の受話音量やイヤホンマイクなどの音量を設定することが可能になった。 Windows Media Playerのボリューム設定
通話中の音量やレシーバ出力音量、イヤホンマイク出力音量が細かく設定可能となった。 W-ZERO3[es]新モデルとして納得の筐体デザインと新サービスアドバンスト・エスは、たいへん魅力的な筐体とサービスを各種提供している。美しくかつ小さい筐体は、持つ喜びを感じさせるデザインだ。[es]では好みの別れたユーザーが多かったキーボードも、しっかり入力しやすいかたちの出来を見せてくれた。W-ZERO3メールもSSLに対応したとのことで、Gmailもようやく利用可能になるなど細かな機能改良が行われている。また、最新のニュースをToday画面で確認できる「W+info」も無償で提供される。今後のレビュー記事で詳しく紹介していくが、バンドルソフトウェアも充実しており、「NAVITIME」や「名刺リーダ」、「電子辞書」まで搭載している。 アドバンスト・エスの予約販売は6月29日(金)より、オンラインショップの「ウィルコムストア」およびウィルコム直営店「ウィルコムプラザ」、販売代理店にて開始される予定。 さらに、以下の店舗では、アドバンスト・エスのタッチ&トライイベントの実施が予定されている。
※イベント実施時間は店舗により異なります。詳しくは、各販売代理店ホームページの告知を確認してください。
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posted by yam
on 2007/06/11 19:05
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