【マルチメディア】W-ZERO3で音楽を楽しもう - その5
単体でインターネットに接続できるW-ZERO3なら、世界中のインターネットラジオを外で聴くこともできる。本シリーズの最後となる今回は、ソフトを使ってW-ZERO3でインターネットラジオを利用する方法について簡単に紹介しよう。
インターネットラジオには「Resco Pocket Radio」や「GSPlayer」を使おう
W-ZERO3でインターネットラジオを聞くにはそのためのソフトが必要だ。その定番といえるソフトが、「Resco Pocket Radio」や「GSPlayer」だ。Resco Pocket Radioは、インターネットラジオ局を利用する専用のソフト。インストールして起動すれば、登録されているラジオ局を選択して、すぐにでも番組が聞けるようになる。もちろんラジオ局の新規登録も可能だ。シェアウェアだが1カ月間の試用が可能なので、興味があれば試してみよう。
GSPlayerは、MP3やWAVE形式のファイルを再生するミュージックプレーヤーソフトだが、インターネットラジオ局のサイトからプレイリストのファイルを取得して、開く操作を行うと、その局の番組を聞くことができるようになる。
準備にはパソコンを使った方が効率がいいため、外でW-ZERO3単体で次々にラジオ局を試してみるような使い方には向いていないが、フリーで使えるので、いつも聴いている局があるユーザーなら利用価値のある方法だ。それぞれのソフトの具体的な使い方は、リンク先のページに記しているので、参考にしてほしい。
ただし、URLの最後が「.asx」形式であるインターネットラジオの番組を聴く場合は、Windows Media Player 10 Mobile(以下、WMP Mobile)を使う必要がある。無線LANかW-SIM(PHS接続)でインターネットに接続可能な状態でWMP Mobileを起動し、「ライブラリ」の画面で「メニュー」→「URL を開く」を選択してURLを入力しよう。「OK」をタップすれば、自動的にそのURLにアクセスしてインターネットラジオを再生してくれる。局によっては、PHS接続では回線の速度上スムーズな再生がきびしい場合もあるが、そういった局は無線LAN接続を利用して聴くしかない。
「.asx」形式のラジオ局にWMP Mobileでアクセス -1
URLの最後が「.asx」形式のインターネットラジオは、WMP Mobileで聴く。「ライブラリ」画面で「メニュー」→「URL を開く」を選択しよう。 |
「.asx」形式のラジオ局にWMP Mobileでアクセス -2
表示された画面でURLを正確に入力して「OK」をタップ。以前入力したURLは画面下に履歴として残っている。 |
「.asx」形式のラジオ局にWMP Mobileでアクセス -3
W-ZERO3がインターネットに接続し、通常WMP Mobileで曲を演奏する際のようにインターネットラジオの再生が始まる。 |
どの方法をとるにしてもすばらしいのは、W-SIM(PHS接続)が使える点で、無線LAN環境という限られたスポットだけでなく、ほとんど日本全国でインターネットラジオを聴くことができることだ。これは、PHSの通話端末であるW-ZERO3でインターネットラジオを聴く最大の利点ともいえよう。一般的なAM/FMラジオのように、かなりの場所で利用することができるのだ。
ただし、AM/FMラジオに後れを取っている点もある。それは、移動中はバスなどに乗っていても音声が途切れることが多いということだ。電車での利用は現状ではなかなか難しい。また、W-ZERO3ではW-SIMを使ってインターネットラジオを聴いている間は、電話の着信ができないという点も忘れてはいけない。W-ZERO3を電話として利用する機会が多いユーザーは注意する必要がある。
Resco Pocket Radioでインターネットラジオに接続
Resco Pocket Radioでは、局を選択すると自動的にインターネットに接続して番組が聴けるようになる。PHS機能を利用して、日本全国ほぼどこでもインターネットラジオが利用可能だ。 |
GSPlayerでインターネットラジオ局に接続する
あらかじめダウンロードしたプレイリストのファイルを開くことでインターネットラジオを聴ける。W-ZERO3単体で局を選択するには不自由だが、フリーで利用できる魅力がある。 |
W-ZERO3はミュージックプレーヤーとしても“引き出し”が多い
ここまで、W-ZERO3で音楽を手軽に楽しむ方法を計5回にわけて紹介してきた。音楽再生ツールとしてもW-ZERO3は利用価値が高いデバイスであることをご理解いただけただろうか。W-ZERO3なら、ミュージックプレイヤーで必要な手間と同じくらいで音楽CDから取り込んだ楽曲を再生できるし、PHSの特性を生かした着メロ・着うた購入も可能。さらに、CD内の楽曲から着メロ・着うたを作成して利用することもできる。インターネットラジオを日本中ほぼどこでも聴くことも可能だ。
ちなみに、ここでは詳しくは触れなかったが、盛んになりつつあるポッドキャスティングも、W-ZERO3なら特にソフトウェアや機材を追加しなくても利用可能だ。パソコンでダウンロードしたMP3形式などのファイルは、ActiveSyncで接続してW-ZERO3に転送し、WMP MobileやGSPlayerなどで普通に再生の操作を行えばいいだけだ。
音楽再生に関してだけでも、これだけ多彩な機能が1台に盛り込まれたデバイスは、W-ZERO3以外にはない。機能的にはブラッシュアップの余地がないわけではないが、今のままでも、W-ZERO3は十分お手軽ですぐれたミュージックプレーヤーだ。どんどん利用して、W-ZERO3の機能をさらにフル活用してほしい。







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