インターネットラジオを手軽に聴取 操作画面がわかりやすいインターネットラジオチューナー/Resco Pocket Radio
起動画面でボタンをタップすればすぐにインターネットラジオを聴くことができる。ジャンルごとに用意されている局も豊富だし、自分でラジオ局を追加することも可能。W-ZERO3ならではの音楽の持ち歩き方だ。
| 【ソフト名】Resco Pocket Radio |
|---|
| 【バージョン】1.51 |
| 【作者】Resco社 ■日本国内での販売とサポート:株式会社ネクステッジテクノロジー |
| 【価格】2,094円 (税込み価格) 30日間試用可能 |
| 【インストール方法】ダウンロードしたCABファイルをW-ZERO3上で開く(または、EXEファイルをパソコンでダウンロードして、ActiveSyncでW-ZERO3にインストール) |
| 【URL】http://www.shareedge.com/modules/shareware/view_shareware.php? lid=20060612-002 |
| 【対応フォーマット】MP3、OGG Vorbis、AAC、AACplus format |
※本記事は英語版(ver1.50)での動作確認に基づいて作成しています。
配布サイトでダウンロード・インストールしよう
まずは配布元のサイトに行き、「Download」のリンクをクリックして、ダウンロードページに行こう。EXEファイルを使ってパソコン経由でインストールする場合は「Download」、CABファイルをW-ZERO3上で開いてインストールする場合は、「CAB」をクリックしてファイルをダウンロードする。言語には「English」と「Multilanguage」があるが、Englishでいいだろう。現行のバージョンでは、EnglishとMultilanguageともに同一のCABファイルのようだ。
インストールは、本体のメモリ、miniSDカードのどちらにでも可能だ。Resco Pocket Radioを最初に起動すると、接続するスピードを設定するダイアログが表示される。「Slow(56kbps以下)」と「Fast(56kbps以上)」の2種類から選ぼう。もっとも、W-ZERO3のPHS接続が64kbpsまたは128kbps(理論値ではあるが)という速度のせいか、比べてみた印象ではどちらを選んでも音質的に大きく変わるというほどではない。標準で用意されているスキンのインターネットラジオ局について筆者があちこちで試した範囲内では、どちらの設定でもさして問題なく視聴可能だった。なお、この記事では無線LAN環境で接続してのResco Pocket Radioの使用は特に問題なく可能であったためと、どこでも聴きたいというニーズを配慮して、W-SIM(PHS)を使用した聴取を前提に紹介する。
速度の選択
56kbps以上か56kbps以下の回線速度かを選択する。W-ZERO3で利用する場合は、どちらを選んでも差は感じられない。無線LANを利用するユーザーは、Fastを選ぶといいだろう。
ボタンをタップすればすぐに再生が始まる
速度の設定を終えるとResco Pocket Radioのメイン画面に移行して、あらかじめインターネットラジオ局がセットされたスキンが表示される。試しに、「Club 977 Hitz」をタップすると、W-SIM(PHS)で利用する場合は自動的に接続を開始する。画面下に「Connecting...」と表示され、次にその表示が「Buffering...」に変わり、どのくらいバッファリングされているかをパーセントで表示してくれる。バッファリングが終われば曲が聴けるようになる。曲名や演奏者の表示も対応している曲ならパソコンで聴く場合と同様に表示される。
電波の状況によっては、演奏がとぎれて再度バッファリングに戻ってしまうこともあるが、待っていれば自動的に再生してくれる。
基本的な聴き方
スキンの局をタップすると、自動的にW-SIMで接続する。 |
ラジオの再生中
曲名や演奏者、歌手名は、インターネットラジオ局が対応している場合、画面下に表示される。 |
画面右下の「DIPS OFF」ボタンをタップすれば、画面を消した状態で再生を続けることも可能だ。さらに、画面下中央にある「REC」ボタンをタップすれば、赤く光って、現在流れている曲を録音することができる。録音フォーマットはMP3で、再度RECボタンを押して録音を停止するとファイル名を決める画面となり、録音したファイルを保存できる。複数録音した場合、ファイル名は連番で自動的に数字が増えていく。もちろん、その都度異なったファイル名にしてもいい。
ちなみに、この録音機能は再生中のインターネットラジオだけで、ボイスメモがわりに録音したりといった機能はない。
録音も簡単にできる
RECボタンを押すだけで再生中のラジオを録音することができる。 |
録音の保存
再度RECボタンを押してファイル名を決めれば録音を保存可能。 |
ジャンルから聴きたい局を選択しよう
「Open」メニューをタップするかソフトウェアキー1を押せば、あらかじめ用意されているインターネットラジオ局のカテゴリーが表示される。試しに、「50s/60s POP」をタップしてみよう。局名、回線速度、フォーマットが簡単なリストで表示される。
ラジオ局のカテゴリー
インターネットラジオ局がカテゴリーごとに分類されている。興味のあるジャンルをタップしてみよう。 |
プリセットされたラジオ局リストを表示
あらかじめ、いくつかの局が用意されている。回線速度をチェックして再生してみよう。 |
ここで、局名をダブルタップするかタップして選んだ後にEnterキーを押せば、さきほどと同じようにインターネットラジオを聴くことができる。とはいえ、なかには再生できない局もあったり、PHS接続の場合は回線速度が大きい局を選ぶときちんと聴くことができない場合もある。
1つの局に複数のビットレートやフォーマットが設定してある場合は、選択することが可能だ。局リストの画面で局名をタップ&ホールドするとメニューが表示される。ここで「Change Stream」を選ぶと、ビットレートやフォーマットを変更できる。
局のビットレートやフォーマットの変更
局名をタップし続け、メニューから「Change Streem」を選んだ後、変更したいものをタップする。
また、M3UまたはPSLファイル形式で設定を配布しているインターネットラジオ局の場合は、このファイルをインポートすることで、Resco Pocket Radioで再生することができるようになる。ダウンロードしたM3UまたはPSLファイルをW-ZERO3に渡した状態で、カテゴリーリストの画面を表示し、追加したいカテゴリーを選択した状態で画面左下の「New」をタップして「Import」を選ぼう。続けて「Browse」をタップすると、選択可能なすべてのプレイリストが表示されるので、追加したい局のプレイリスト名をタップする。これでカテゴリの下に新しいインターネットラジオ局が追加されるので、局をタップすれば聴取が可能となる。
なお、インターネットラジオ局のポータルサイト「SHOUTcast」からプレイリストを取得する方法については、GSPlayerの紹介記事を参考にしてほしい。
インターネットラジオ局の追加- 1
「New」をタップして「Import」を選ぼう。 |
インターネットラジオ局の追加- 2
表示される画面で「Browse」をタップ。 |
インターネットラジオ局の追加- 3
プレイリストが表示されるので追加したい局を選択しよう。 |
インターネットラジオ局の追加- 4
新しく追加されたインターネットラジオ局が表示されている。あとは他と同様に再生をすればいい。 |
スキンにプリセットされた局も、自分で変更することができる。スキンの局をタップし続けると、カテゴリーリストの画面が表示されるのでここで局を選ぶだけでいい。簡単に変更できるので、お気に入りの局をスキンに表示させておくといいだろう。
スケジュールを指定した予約録音もできる
「Tools」メニューの「Scheduler」をタップすると、Resco Pocket Radioで予約録音を設定して、スキンに表示された局を自動的に録音することができる。これは結構楽しい。家電のCDプレイヤーなどでの録音なら当たり前にできることだが、なにしろインターネットラジオで可能なのだ。
録音の予約には、「New」をタップし、日にち、開始時刻、終了時刻を設定するだけだ。一度、設定が終わった後に、Resco Pocket Radioを「Menu」→「Exit」で終了させてしまわないと、適切な時間に起動できないことが何度かあった。設定が終わったら、終了させる必要があるようだ。
これで、その時間になったらW-ZERO3はサスペンド中でもResco Pocket Radioが自動的に起動し、Resco Radioが警告を発する。放っておくとそのまま接続を開始し、接続に成功したら録音が開始される。時間が終わると(最低でも1分は録音時間をとらないといけない)、保存のダイアログが表示される。このあと放っておいても、W-ZERO3は自動的には電源をオフにしてくれないのでその点は注意が必要だ。
Resco Pocket Radioは指定した時間ぴったりにインターネットへの接続を開始するようなので、予約録音に任せきりの状態で番組を頭から録音したいといった場合などには、多少早めに録音時間をセットしておく必要がある。試した限りだと、録音開始するまでに1分程度かかった場合もあった。
録音の保存場所は、「Tools」→「Settings」→「General」タブの「Location for recordings」 で変更できる。「Main memory」か「miniSDカード」から選択しよう。
miniSDカードにResco Pocket Radioを置いている場合は、サスペンドからの復帰時にminiSDの認識に時間がかかるためか、Resco Pocket Radioの起動に失敗する場合もあるようだ。起動に失敗した場合は、再度録音を試みるといったことはないようなので注意が必要だ。
予約録音を設定する -1
まず、「Tools」→「Scheduler」を選択する。 |
予約録音を設定する -2
画面が切り替わったら新規の時間を設定するために「New」をタップ。 |
予約録音を設定する -3
録音日、開始時間、終了時間、スキンの表示位置に対応する局のプリセット番号を入力して「OK」をタップしよう。 |
予約録音を設定する -4
予約設定が完了した。毎週録音などの設定はできないようだ。 |
予約録音を設定する -5
録音が終わったら、録音データを保存する必要がある。完全な自動録音は無理なようで、データを名前をつけて保存する必要がある。 |
また、インターネットラジオを自動的に消すためのタイマー機能も備わっている。30分から、30分刻みで最大2時間までセットすることが可能だ。
終了タイマーの設定
30分刻みで、30分から2時間までを選ぶことができる。 |
ひとつ残念なのは、多くのインターネットラジオ局が採用している、拡張子が「.asx」の局がResco Pocket Radioではいまだに聴くことができない点だ。プレイリストの選択メニューにはあるので将来のバージョンアップでは対応するのかもしれない。ASXファイルを利用しているラジオ局を聴きたい場合は、Windows Media Player Mobileなどを利用しよう。WMP Mobileでは、ライブラリで「メニュー」→「URLを開く」で直接URLを入力すればいい。
そのほか、「Tools」メニューからは「Settings」を選ぶことでさまざまな設定が変更可能だ。最初の起動で設定した高速/低速の選択、録音ファイルの保存場所の変更、ディスプレイを自動消去するまでの秒数の選択(5/10/30秒から選べる)、消去したディスプレイをどのボタンで点灯させるか、スキンの変更、ボタン割り付け変更などの設定ができる。
録音を保存する場所の変更
内蔵メモリかminiSDカードかを選択できる。 |
ボタンのカスタマイズ
基本的な設定はみんな可能だ。 |
お手軽がすばらしい
Resco Pocket Radioは、こまごまとした設定をせずにとりあえずインターネットラジオを楽しみたいというユーザーには、最適の一本だ。多くの主要な局があらかじめ登録されているし、新規登録も簡単だ。asxタイプの局に対応していない点が気にならないなら、本当におすすめのソフトウェアだといえる。







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