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【マルチメディア】Windows Media Player 10 Mobileの実力をフル活用しよう - その1

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Windows Media Player 10 Mobileは、W-ZERO3本体やminiSDカード内に保存した音楽/ビデオファイルと、一部のストリーミング映像の再生が可能なメディアプレイヤーだ。Windows Mobile Player 10 Mobileの徹底活用を解説する本稿その1では、WMP Playerで再生できるファイル形式や操作方法のカスタマイズ、そしてパソコンで取り込んだ音楽CDのデータをW-ZERO3に転送する方法を紹介しよう。

WMP Mobileは音楽、映像、ストリーミングに対応

W-ZERO3では、パソコン側のWindows Media PlayerでCDから作成した音楽データを受け取って、WMP Mobileで再生するといったことが可能だ。これらのソフトを上手に使いこなすことができれば、専用の音楽プレイヤー機以上に手軽に音楽やムービーを楽しむことができる。


まずはWMP Mobileの概要から紹介しよう。WMP Mobileが対応するファイル形式は以下の通り。


オーディオファイル:MP3形式、Windows Meidia Audio(WMA)形式
ビデオファイル:Windows Media Video(WMV)形式
ストリーミング:Advanced Streaming Format(ASF)形式


ただし、対応形式のファイルがパソコンでは再生できても、WMP Mobileでは再生できない場合もあるようだ。また、ストリーミングについては、同じ回線速度でも、スムーズな動画として見ることができる場合も、紙芝居にもならないほどひどい場合もある。この点は携帯端末の限界と、ある程度割り切って楽しむ必要もあるだろう。


W-ZERO3でファイルを再生する場合は、パソコン上でWindows Media Playerなどを使って、CDから対応ファイル形式の音楽ファイルを作成してW-ZERO3に渡す(「その2」の記事を参照))。あるいは、オンラインで有料ダウンロードしたファイルを、そのままW-ZERO3に転送して利用するといったことも可能だ。こうした作業の要領は、iPodをはじめ、他の音楽プレイヤーの使い方とあまり違いはない。


ただし、W-ZERO3は音楽プレイヤーとして使う場合には、本体内蔵のメモリだけでは足りないので、別にminiSDカードを用意した方がいいだろう。いまは1GBや2GBのminiSDカードも数千円〜1万円台半ば程度までと、比較的手頃な価格になってきた。W-ZERO3に対応していることを確認したうえで、予算の範囲内で一番大容量のメディアを購入するといい。

音楽/ムービーを再生する

WMP Mobileで音楽やムービーを再生する場合は、初期設定ではまず「スタート」メニューから「Windows Media」をタップする。WMP Mobileを起動すると、下の画面1のように、「ライブラリ」を選択する画面となる。ここで、画面をタップしていき演奏したい音楽を選ぶことになる。

1. WMP Mobileの起動画面

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スタートメニューから「Windows Media」をタップするとWindows Media Player 10 for Mobileが起動し、ライブラリ画面となる。

ここで試しに「マイミュージック」をタップし「すべての音楽」をタップすると、WMP Mobileで演奏可能なすべての音楽ファイルが表示される。初期状態では、パソコンのWindows Media Playerとは異なり、サンプル用のファイルも用意されていないので、再生ファイルは自分で用意する必要がある。演奏したい曲を選び、画面左下の「再生」をタップすると、画面が再生画面となり、音楽が再生される。

2.「マイミュージック」フォルダを表示

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「すべての音楽」をタップすると3の画面に移行する。

3.再生可能なファイルをリスト表示

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W-ZERO3本体の「マイ ドキュメント」フォルダとminiSDカードに保存されている演奏可能な音楽ファイルがすべて表示される。ファイルを選んで「再生」をタップ。

4.タップした音楽を再生

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選択した音楽が再生される。海外のCDなどの場合、ジャケットデータがコピーされる場合もある。

WMP Mobileの操作をカスタマイズしよう

WMP Mobileでは、操作方法の設定をユーザーが決められる範囲が広い。音量の上下や画面の消去などを、自分の好みに合わせてボタンに割り付けることが可能だ。


音楽の再生/停止などは、通常は画面にあるそれぞれのアイコンをタップして行うが、「メニュー」→「オプション」→「ボタン」タブ(一番右端)を表示すれば、ボタンにその動作を割り当てることができる。画面を確認すると、初期設定では「再生/一時停止」がEnterキー(アクションボタンかキーボードのEnter)、「前へ」が「左」カーソルボタン、「次へ」が「右」カーソルボタン、「音量を上げる」が「上」カーソルボタン、「音量を下げる」が「下」カーソルボタン、「早送り」が「右」カーソルボタンのホールド、「巻き戻し」が「左」カーソルボタンのホールドに割り当てられていることがわかる。音量の上下は、W-ZERO3側面にある「VOL」ボタンでももちろん可能だ。

1.「オプション」画面

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ボタンへの機能の割り付けは、「メニュー」→「オプション」→(右端の)「ボタン」で変更できる。

WMP Mobileを音楽プレイヤーとして利用する場合は、画面を消去して再生した方がいいだろう。バックライトを消すだけではなく、画面を消去した方が格段にバッテリの持ちがよくなるからだ。


画面消去の操作は、上の画面の一番下にある「切り替え画面」で割り当てることができる。これが画面オフのことなので、適当なボタンに割り当てよう。ボタンを割り当てる際は「未割り当て」の文字をタップする。次に、アクションボタンか、キーボードのEnterキーを押す。すると、割り当てるボタンを聞いてくるので適当なボタンを押せばいい。

2.ボタン割り当てのメッセージ

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アクションボタンかEnterキーを押すと、割り当てるボタンを聞いてくる。設定したいボタンを押そう。

よくある設定としては、上下ボタンに音の高低、左右ボタンに前の曲、後の曲などを割り振り、Enterで画面オフ(切り替え画面)などを割り振るという手がある。その他のボタンには操作を割り当てることがほとんどできないが、キーボードの文字なら大抵割り当て可能だ。頻繁に各種の操作をするなら、キーボードを開いて設定を文字に割り振っていくのもおもしろいだろう。


なお、筆者の環境だと作成したファイルによっては、音楽が切り替わるたびに、画面がオンになってしまう現象を確認している。この点は読者も各自の環境で確認して注意してほしい。


以下に、WMP Mobileの割り当て操作に可能なボタンを列記しておく。


<割り当て可能なボタンおよびキーボード>
カーソルボタン、アクションボタン、上下左右矢印キー(キーボード)、アルファベット(大文字/小文字の区別はない)、数字(全角/半角両方)、“ー” 、“,(「、」でも可)、 ”、“.(「。」でも可)”、 “/”、Tab、Space、Enter


<割り当てできないボタンおよびキーボード>
BS、Shift、Fn(不明な文字とされる)、文字キー(無反応)、ソフトキー1&2、発話ボタン、電源/終話ボタン、スタートボタン、ok ボタン、IE ボタン、メールボタン


以上、今回は単体ソフトウェアとしてのWMP Mobileについて解説した。しかし、このソフトの本領はパソコンと接続してマルチメディアファイルをやりとりして初めて発揮される。続編となる「Windows Media Player 10 Mobileの実力をフル活用しよう その2」では、パソコンのWindows Media Playerと連携して、CDから録音した音楽ファイルを再生する方法について解説することにしよう。

This article posted by yam on 2006/03/15 03:00