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ノートに手書きしたメモをW-ZERO3に読み込んで活用しよう/airpenNOTE POCKET試用レポート

airpenNOTE POCKET試用レポート

「airpenストレージノート2.0」(以下、airpen)は専用のデジタルペン・メモリユニット・普通紙ノートの組み合わせで、手書きした文字やイラストをそのままパソコンに読み込ませて画像ファイルとして保存できるデジタルツール。このairpenをWindows Mobileデバイスでも利用できるユーティリティーソフト「airpenNOTE POCKET」がリリースされた。USBホスト機能を持つW-ZERO3にインストールすれば、手書きノートをさまざまな場面で活用することが可能となる。

airpenストレージノート2.0とは?

airpenは、デジタルペン、メモリユニット(認識センサー)、普通紙ノートが一式となる構成で、パソコンにはデータ読込・管理ソフトの「airpen NOTE」をインストールし、メモリユニットとUSB接続を行う。
デジタルペンでノートに筆記した内容がそのままパソコン上でも反映されるしくみだ。
パソコンとメモリユニットを接続した状態で、書いたものがリアルタイムにパソコンでも表示される「オンラインモード」と、単独でも持ち歩けるメモリユニットに筆記データを蓄積し、必要に応じてパソコンと接続してデータを流し込む「モバイルモード」という2つの入力モードが用意されている。
今回試用したairpenNOTE POCKETは、airpen NOTEのWindows Mobile版ということで、W-ZERO3にインストールするとUSB接続されたメモリユニット内のデータを即座に閲覧・保存することが可能となる。

以下は、airpenのパッケージ内容だ。
メモリユニットやバインダーのセットは想像よりもコンパクトで、筆者が箱を開けてまず驚いたのがそのスリムさであった。これなら持ち歩いても苦にならないかも!?と思わせるに十分な軽さだ。

まずは使用する前に、メモリユニットとデジタルペンにそれぞれ付属する電池を入れておこう。

airpenのパッケージ

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おもな内容物は、デジタルペン、メモリユニット、バインダー、電池、ボールペンのリフィル、USBケーブル、A5サイズレポートパッド、airpen NOTE(ソフトウェアCD-ROM)など。

使用前の準備

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メモリユニットは単4乾電池1本、デジタルペンはボタン電池2個で動作する。通常使用で約3カ月くらい使えるとのことだ。

母艦となるWindowsパソコンには、付属ソフトのairpenNOTEをインストールしておこう。
一方、W-ZERO3には、ダウンロードサイトから入手したairpenNOTE POCKETを導入する。インストーラ版、CABファイル版と分かれているので、好きな方をダウンロードしてインストールが行える。こちらは30日間の試用が可能だ。

デジタルペンを使って手書きデータを蓄積

airpenNOTE POCKETとW-ZERO3の組み合わせにおける最大のメリットは、airpenを使って書いた手書きデータを、その場で吸い上げてデジタルデータとして扱える“携帯性"だ。
筆者は以下の“お出かけセット"を用意してairpenを持ち出してみた。

airpenの最少携行スタイル

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メモリユニット+ペンホルダー、デジタルペン、A5版レポートパッド、miniUSB巻き取り式ケーブル(筆者が元々所有していたもの)、W-ZERO3対応USBホストケーブル。これに加えてAdvanced/W-ZERO3[es](以下、アドバンスト・エス)を携行する。

はじめのうちは付属の外装カバーにメモリユニットやレポートパッドをセットしてメモを取る方が使いやすいが、慣れれば外装カバーなしにメモリユニットに紙を挟んでメモ書きを行うことも可能だ。
荷物が増えるのが嫌な方は、このような最少構成でもairpenを利用できる。

レポートパッドは市販品のA4サイズ以下までならOKで、自分好みのノートを使えるのは喜ばしい限り。
miniUSB対応のUSBケーブルは添付されているが、筆者は取り回しのよい手持ちの“くるくるUSBケーブル"を使ってみた。
そのUSBケーブルとアドバンスト・エスを結ぶには間にUSBホストケーブルが必要。こちらは、pocketgamesなどで入手できる。

それでは実際にairpenで筆記を行う様子をお伝えしようと思う。この時点で必要なのはデジタルペン、メモリユニット、紙だけだ。

airpenと紙をセットし、メモ書きを行う

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メモリユニットのペーパークリップで紙をはさみ、電源ボタンを3秒ほど押す。オンになると青色LEDが点灯後、点滅を始める。

紙に、デジタルペンを使って筆記する。
普通のボールペンの感触とほとんど変わらない書き味だが、ややゆっくりと強めに書いた方がよいかもしれない。
自由に書き込んでもし次の紙を使いたくなったら、改ページボタンを押せばよい。メモリユニットに割り振られている番号1のボタンを押すとオレンジのLEDが点灯するので、これが改ページの合図だ。以降は別の紙を差し替えていけば「新しいページのメモ」というかたちで情報を蓄積していくことができる。

アドバンスト・エスにデータをアップロードする

いくつか手書きデータを書き終えたので、アドバンスト・エスにそれを流し込んでみた。
メモリユニット内の内蔵メモリは2MBで、A5サイズの用紙だと約100ページ分のデータを保存しておけるとのことだが、書き終わったものはどんどんアウトプットしてしまった方がよさそうだ。
先ほど用意したケーブルで、アドバンスト・エスとメモリユニットをつなぎ、airpenNOTE POCKETを起動した。

airpenNOTE POCKETの起動画面

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はじめは「リストビュー」というファイル管理画面が表示される。画面右下に3つ並ぶアイコンは、左から「データのアップロード」「メモの作成」「メール送信」メニューを表している。

ここではいちばん左のアイコンをタップして、データのアップロードを行ってみた。

メモリユニットの認識とデータの読み込み

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データのアップロードが行われている。

メモリユニット内のデータ消去の確認

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メモリユニット内のデータを消去するかどうかの確認画面。「いいえ」を押すと、そのまま元のデータが残るので再アップロードも可能。

読み込みが完了すると、リストビュー画面にファイル名が時系列、連続したページ数などで表示される。「アップロードした年月日+ページ番号.apn」というファイル名称だ。名前の変更やフォルダ分けなども可能なので、わかりやすい名称にしておけばさらに検索がしやすくなるだろう。

エディタビュー画面

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読み込まれたデータを表示。画面下には拡大や全画面表示、編集機能やメール送信機能などのアイコンが並ぶ。

元データとの比較と全画面表示

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一部文字が欠けるところもあるが、元の手書きデータをほぼ忠実に再現。書き方によっても精度が違ってくるようだ。手書きした内容は下図の通り。

元データ

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コピー用紙の裏紙に記入した原本(タップ/クリックで拡大)。

これらのデータは、範囲指定で線の色や太さを変えたり、線や図、テキストを追加することも可能。手書き+デジタルがうまく機能し、より見やすいメモが完成できそうだ。

ここまでメモリユニットに蓄積した手書きデータをW-ZERO3にアップロードする「モバイルモード」を紹介してきたが、もうひとつの入力モードとして「オンラインモード」がある。
これは前述の通り、メモリユニットとW-ZERO3をケーブルで直接つなぎ、デジタルペンで紙に綴った筆跡がリアルタイムにW-ZERO3上に反映されるしくみだ。
こちらは外装カバーを使用するか、もしくはテーブルなど落ち着いて筆記のできる環境で利用した方がよさそうだ。

画像ファイルに変換して即座にメール送信

アドバンスト・エスに取り込まれた手書きデータは、はじめはairpenの独自形式ファイルとなっているが、エクスポート機能で、GIF、BMP、JPEG、PNG形式の画像ファイルに変換することができる。
そのため、手書きデータをメール送信するにあたって、相手が特別なアプリケーションを用意する必要はない。

各種画像ファイルへエクスポート

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リストビュー画面のメニューからエクスポート機能を選択。

こうした作業が済んだらすぐメール送信が行える。

メールボタンで簡単に送信

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そのままボタンを押せば、画像を添付ファイルとしてメール送信できる。

手書き、デジタル、携帯性をもつ新しい情報管理ツール

従来より電子ペンによる手書きデータの取り込みツールとして名高かったairpenは、パソコンとの連携が基本であったが、今回Windows Mobileに対応したairpenNOTE POCKETが登場したことによって、よりいっそうポータビリティに優れた製品となった。
わざわざパソコンを取り出さなくても、手でノートに書いたものがすぐデジタル化され、ちょっとした編集も可能。即時メール送信が行えるという、スマートフォンの拡張性、使用する場所を選ばない機動性を活かしたソフトウェアが生まれたといえそうだ。
もちろん、W-ZERO3で読み込まれたairpenデータは、パソコン側に移して利用することが可能なので、その先の文字認識、図形認識といったより高度なデジタル化も実現できる。

思い立ってすぐに、ある程度のスペースに文字やイラストが混在したメモが取れるのも、手書きノートならでは。
さらにそれが手元のW-ZERO3上でほんの短い時間でデジタル化できるというのは単純に面白いし、パソコンと連携すれば情報管理の面でも手書きメモ・デジタルメモそれぞれを残しておける(=バックアップ)、キーワードや時系列で探し出せる(=検索)というメリットがあるだろう。
もともとのairpenユーザーにとってはますます活用機会が増え、またairpen導入を検討しているW-ZERO3ユーザーにとっても“背中押し"をしてくれるソフトではないだろうか。

商品名: airpenNOTE POCKET EA-PK1(ソフトウェア)
ダウンロード:ぺんてるairpenNOTE POCKETページ(30日間試用可能)
ライセンス販売:上記サイトより販売店リンクあり( Just MyShopなど)
価格:2,900円~(税・送料込)
※airpen本体は別売り。
※airpenストレージノート2.0(EA2)のみに対応。
This article posted by tantan on 2008/07/04 14:18

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