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手軽に蔵書を管理・確認できる書籍管理データベース/OctopusBOOKS for WindowsMobile5.0

OctopusBOOKS for WindowsMobile5.0

「OctopusBOOKS for WindowsMobile5.0」(以下OctopusBOOKS)は、簡単操作で気軽に使える蔵書管理ソフトだ。自分の所有する本の情報を入力しておけば、W-ZERO3でいつでもどこでも参照することができる。

【ソフト名】OctopusBOOKS for WindowsMobile5.0
【バージョン】4.01
【種別】フリーウェア
【インストール方法】ダウンロードしたCABファイルをW-ZERO3上で開く。
【URL】http://software.octopus-web.com/
※アドバンスト・エス以前のW-ZERO3では別途、.NET Compact Framework 2.0の導入が必要である(作者サイトに案内あり)

インストールとソフトの起動

OctopusBOOKSを使うには、アドバンスト・エス以前のW-ZERO3の場合、事前にMicrosoft .NET Compact Framework 2.0というソフトを入れておく必要がある(アドバンスト・エスではそのソフトが既に本体に内蔵されているため新たに追加する必要はない)。
作者サイトのOctopusBOOKSのページに「ダウンロード(.NET CF 2.0)」というメニューがあるので、そこをクリックするとマイクロソフトのダウンロードページにジャンプする。そこからファイルを入手し、W-ZERO3とパソコンをActiveSync(またはWindows Mobile デバイスセンター)で接続した状態でインストールを実行しておこう。

続いて、OctopusBOOKSのインストールだ。
上記と同じOctopusBOOKSのページにて、「ダウンロード(CABファイル)」を選択すると、「octbkppc.arm.CAB」というファイルがダウンロードできる。これをW-ZERO3上で実行しよう。ファイラ上でタップすると、インストールが開始される。
なお、インストール先を本体にしてもデータはメモリカードに保存指定することが可能なので、どちらを選択してもいい。

作業が完了したらソフトを起動してみよう。
「メニュー」→「プログラム」→「OctopusBOOKS」のアイコンをタップする。

起動直後の画面

01.png

起動直後はデータの入力待ちの状態となっているので、画面右下の「メニュー」→「データ」から「登録」を選択する。

データの入力を行おう

それでは早速、書籍データの入力を行ってみよう。蔵書登録の画面では、

  • 蔵書名
  • 蔵書名カナ
  • 作家名
  • 出版社名
  • 種目名
  • 巻数
  • 備考

といった項目が並んでいるので、それぞれ必要な箇所に入力していけばいい。巻数チェックが行えるのが魅力のひとつだ。

全巻を所有しているもの、まだ続刊が出るもの、途中でなくしてしまったものなど、蔵書の状態にはさまざまなケースがあるが、現在所有しているものの巻数が把握しやすくなっている。
備考欄にちょっとした覚え書きを書き留めておけるのも便利だ。
金額や本の感想などを簡単に書いてもいいかもしれない。
もちろんわからないところは空欄のままで問題ないが、細かく入力しておけば後ほど検索を行うときに対象が絞りやすくなる。

データの入力画面

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「作家名」「出版社名」「種目名」など、横に「参」と書かれている項目については、一度入力した内容を記録してくれる。別の書籍を登録するときにも再度呼び出しが行え、入力の効率化が図れるようになっている。

このようにして繰り返し蔵書の情報を入力していったのが、以下のような画面だ。

一覧画面

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書籍管理に特化したソフトなので、一覧が見やすくなっている。出版社名、作家名など、表示したい項目をどれにするのかは、「カスタマイズ」メニューで設定できる。

もちろん入力したデータを後から修正したり、削除することも可能だ。

ある程度入力したら、必ずデータの保存を行っておこう。
「メニュー」→「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択すれば、本体メモリもしくは外部カードにデータを保存しておくことができる。
「ファイル名.obk」という独自のファイル形式となる。

データの検索

書籍データの数が増えてきたら、知りたい情報を探すのも大変になってくる。
そんなときは「検索」作業を行ってみよう。
こちらも操作は簡単で、本の情報を一部入力して「OK」を選択すれば、該当する内容の蔵書が検索結果として表示される。

検索画面

04.png

項目ごとに、絞り込み検索が行える。

複数の書籍データファイルを作ることが可能

上述の通り、OctopusBOOKSで作成したデータは自分で自由にファイル名を決めて保存することが可能なので、目的別にファイルを分けるというやり方もある。工夫次第では、所有する本の情報に限らず、既読/未読を管理するためにも使うこともできる。

例えば、筆者は普段よく図書館を利用しているのだが、家族のためにシリーズものの本を借りる際に、巻数が多いとどれを借りたのか忘れてしまいがちだった。
以前は乏しい記憶だけを頼りに本を借りてきて、家族に「これはもう読んだ」などと叱られることもあったのだが、ちゃんと記録を取るようになってからは間違いもなくなった。
図書館専用のファイルを作成し、書籍タイトル名を記入。備考欄に○×で借りたかどうかわかりやすく表示したり、返却日を記入したりするのもいいかもしれない。

目的別ファイルの作成例(図書館リスト)

05.png

表示する項目を「蔵書名」と「備考」だけにして、本を既に借りているかどうか、パッと見てすぐわかるようにしている。

また、これから購入しようとする本のリスト作成にも役立てている。
本を探しやすくするために、作者名や出版社名などもわかる範囲で記入している。

目的別ファイルの作成例(購入本リスト)

06.png

「備考」欄には、発売日や金額などを入れておいても便利だ。

このように、使い方次第でファイルを増やすことが可能となっている。

パソコン版OctopusBOOKSとデータのやりとりもできる

OctopusBOOKSにはWindowsパソコン版のソフトも用意されている(シェアウェア:1,000円(税抜)、30日間試用可能)。
データの入力作業自体はWindowsMobile版とほぼ同じだが、パソコン版には外部ファイルへのエクスポートなど、別途、拡張機能が備わっている。
データファイルは互換性があるので、W-ZERO3、パソコンどちらで入力しても相手のデータが読み込める。
パソコンでまとめてデータを入力してW-ZERO3で参照し、変更があったらそのつど修正という具合に、データを相互にやりとりすることができる。

PC版OctopusBOOKSの画面

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データの入力手順は、WindowsMobile版とほとんど同じだ。

「データベース」をいつも持ち歩けるW-ZERO3

筆者がスマートフォンやPDAを愛用する理由のひとつとして、「手軽にデータベースを利用できること」が挙げられる。
外出先でも家庭内でも時間や場所を問わずに、わざわざパソコンなどを起動することなく必要なデータを素早く探し出して確認できることが、大いに役立つのだ。
紙には書ききれない(または書き留めておいても持ち運ぶにはかさばってしまう)多数の所有物リストや、これから購入しようと思っているもののリストなどが、いつも持ち歩くW-ZERO3の中に収まってすぐに検索・確認できれば、間違って同じものを買ってしまったり、買い忘れたりするといったミスも防げるに違いない。

今回ご紹介したOctopusBOOKSは、そんなデータベースの中でも「本」に特化して、蔵書を見やすく管理できるソフトだが、先に述べた目的別ファイルの作成を行えば「蔵書リスト」という枠に留まらず、本にまつわるさまざまなデータベースをW-ZERO3内に簡単に作ることができる。
大量のデータを一気に入力するという用途には向かないかもしれないが、その時々でこまめに入力し、データを蓄積していけるのはW-ZERO3ならではだ。
気軽に使い始めていただければと思う。

This article posted by tantan on 2008/03/03 11:23

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