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写真も貼れる鍵付き日記帳ソフトで、変化に富んだ日常を記録しよう/NiQ

NiQ

「NiQ」は高機能な日記帳ソフト。日々の生活を綴るテキスト編集だけにとどまらず、画像貼り付けや暗号機能、グラフが表示できる健康管理や小遣い帳など、日記を楽しく手軽に続けられるメニューが満載だ。W-ZERO3に標準で付属するOutlook Mobileの「予定表」や「仕事」の機能にも連動しており、実用性も高いのが特長だ。

【ソフト名】NiQ
【バージョン】Ver.0.23
【作者】Qchan氏
【種別】フリーウェア
【インストール方法】ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、その中のEXEファイルとDLLファイルをW-ZERO3内の同一フォルダにコピー。
アドバンスト・エス以前のW-ZERO3では、別途 .NET Compact Framework 2.0の導入が必要(作者サイトに注記あり)
【URL】http://www.d1.dion.ne.jp/~qchan/niq.htm

実行ファイルはW-ZERO3通常版とRealVGA版の2種類

NiQのインストールを行う際、アドバンスト・エス以前のW-ZERO3では、事前にMicrosoft .NET Compact Framework 2.0というソフトを入れておく必要がある。機種が当てはまるユーザーは、事前に準備しておこう(アドバンスト・エスでは、すでに本体に内蔵されているため、新たに追加する必要はない)。
必要なユーザーはこちらからインストールファイルをダウンロードして、W-ZERO3とパソコンをActiveSyncで接続した状態でインストールを開始する。

NiQの最新バージョンには、W-ZERO3通常用とVGA化したW-ZERO3用(RealVGA版)の2種類の実行ファイルが用意されている(RealVGA化とは専用ソフトを導入して液晶に表示される情報量を増やす手法のこと)。
本稿では、W-ZERO3の標準的な表示に基づいた通常版の方で説明を進めていこう。

まず、上記サイトの「W-ZERO3用」からダウンロードした「NiQwz023.zip」を解凍する。「NiQwz023」というフォルダが現れるので、これをフォルダごとW-ZERO3にコピーしよう。

「NiQwz023」フォルダの中には、実行ファイルである「NiQwz2.exe」や「PocketOutlook.dll」などのファイルが含まれている。
W-ZERO3のファイラ上で「NiQwz2.exe」を実行すればNiQが起動するが、「プログラム」画面にアイコンが表示されるようにしておくと、素早く起動できて便利だ。
「NiQwz2.exe」をコピーし、「Windows」フォルダの中の「スタートメニュー」→「プログラム」でショートカットの貼り付けを行えばいい。
そうしてNiQを起動したのが以下の画面だ。

NiQの起動画面

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カレンダーでは自動的に今日の日付が選択されており、すぐに日記が書けるようになっている。

日記やメモを書いたり、撮った写真を登録しよう

NiQを起動すると、今日の日付の画面が白紙の状態で表示されるので、そこに自由に文章を記入できる。日付を切り替える際は、画面左下のカレンダー画面で目的の日付をタップすればいい。
画面右上の「Save」ボタンをタップすると本文が保存される。

日記の本文画面

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カレンダーから日付を選択して、日記を書こう。「Save」ボタンをタップすれば、ファイル名などを意識することなく日記の保存が行える。

こうして作成した日記データは、NiQ本体と同じフォルダ内に作成される「data」フォルダの中にテキストファイルとして保存される。
「0711xx.txt」というように、西暦の下2桁と月がそのままファイル名となる(1カ月分の情報が1ファイルに保存される)。

W-ZERO3のカメラで撮影した写真も文章と一緒に日記として登録することが可能だ。JPGまたはBMPファイルの画像データを選択するかたちになるので、ほかのデジカメで撮ったものやイラストなどのファイルでも構わない。

アドバンスト・エスの縦画面の場合、画面を右にスクロールすると「ここをタップして写真を登録してください」というメッセージが表示された登録スペースが現れる。
(横画面の場合は、そのまま登録スペースが表示されている)
登録スペースは縦写真3枚、横写真3枚分が取られているので、実際の写真画像の方向によって割り当てるといいだろう。

この部分をタップ&ホールドすると、写真の登録、画像の削除/編集などのコンテクストメニューが表示される。
「写真の登録」でファイル選択画面がオープンするので、好きな画像ファイルを選んでそれぞれのスペースに登録していくかたちとなる。

画像の登録

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専用スペースでは画像を6枚まで登録することができる。縦長スペースに横長画像、横長スペースに縦長画像などを配置すると画像がゆがんで表示されてしまうので注意が必要だ(もちろんオリジナル画像には影響ない)。

配置された画像箇所をタップ&ホールドして現れるメニューでは、写真の削除/編集も行える。「編集」を選択すると画像表示アプリケーションが起動するので、画面全体で写真を確認することも可能だ。

画面を下方向にスクロールさせていくと、手書きメモスペースがある。
6種類のペン色、3種類のペンの太さが選択でき、ちょっとした覚え書きにも利用できる。
白紙の状態でのメモ書きのほかに、画像ファイルを表示させてそこに書き込みを行うことも可能だ。

白紙の状態

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走り書きのメモやイラストなど自由に書ける。「Save」を行うと、「data」フォルダにJPGファイルとして保存される。

画像ファイルの上に落書きもできる

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「Load」ボタンから画像ファイルを選択し、手書きメモを書き込むことができる。「Cls」ボタンを押すと画面が消去される。

このほか、小さいながらキーボードから入力するメモスペースがカレンダー横の四角い枠に用意されている。日記以外の仕事メモを書き残しておくなど、状況に応じてテキストを分けておきたい場合に役立つ。

キー入力用メモスペース

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手書きメモを清書してもいいし、日記とは別の覚え書きなどを入力しておいてもいいだろう。

「予定表」「仕事」データの反映や編集操作が可能

NiQはスケジュール機能として、Outlook Mobileの「予定表」や「仕事」とも連携が可能だ。「表示」メニューの「予定表」→「月間一覧」を選択すると、予定表に登録されている内容が一覧で表示される。

「表示」メニュー→「予定表」→「詳細」では、その日のスケジュール詳細が表示されるので、「Save」ボタンをタップすれば、その内容をそのまま日記の文章として取り込める。ただし、日記の文章を書いた後にこの作業を行って「Save」を実行してしまうと、すでに書き入れた文章に上書きしてしまう仕様なので、この点は注意してほしいRealVGA版のNiQは日記欄と予定表示には別々の作業スペースが設けられているので、予定表の内容をNiQにコピーする際に日記の文章が上書きされる心配はないようだ)。

予定表のデータを日記に反映させたい場合は、先にスケジュールを取り込んで、その後から日記の文章を書き、最後に「Save」する、といった流れで使うようにしよう。

予定表データの取り込み(月間一覧)

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すでに予定表に入力済みの月間スケジュール一覧を日記の画面に取り込むことができる。

予定表データの取り込み(詳細)

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1日の詳細な予定も取り込むことが可能。

同様に、カレンダーの横の欄には、Outlook Mobileの「仕事」のデータが自動的に表示されるようになっている。
「表示」メニューの「仕事再表示」を選択しよう。
ToDoやスケジュールを確認しながら1日を振り返り、日記を書けるのは、配慮ある使い勝手といえるのではないだろうか。

仕事データの表示

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日付は省略されているが、入力済みの仕事データが表示される。

そのほか、「ツール」メニューからは「予定表編集」や「仕事編集」などのコマンドが選択でき、予定表や仕事の画面に移行して、その内容を編集することができる。
いずれも予定表や仕事のアプリケーションを直接起動させ、編集などを行った後に、NiQの画面に戻ってくるかたちとなる。

予定表を編集したあとでその内容を反映するには、「表示」メニュー→「予定表」のサブメニューから、再度「月間一覧」か「詳細」を選択する。
仕事の場合は、表示スペースでタップ&ホールドすると現れる「仕事追加・編集」メニューを選択すれば、表示が更新される。

「仕事」を表示させるスペース

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Outlook Mobileとの連携で、データの追加や更新も可能だ。

小遣いや健康状態が管理できるユニークなメニューを搭載

NiQにはこのほかにも「小遣い帳」や「燃費計算」、「健康管理」などのユニークかつ実用的な機能が盛り込まれている。

小遣い帳はシンプルに収入・支出それぞれの項目と金額を入力し、編集や集計が行える機能だ。

健康管理は体重や血圧など、毎日何らかの数値を入力していくと、グラフが表示される。縦軸・横軸に数値は表示されないが、日々の増減は視覚的にわかりやすくなっている。
これらの数値は、CSV形式で保存されているので、対応するパソコンソフトなどでデータを再利用することも可能だ。

健康管理のグラフ

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折れ線グラフで数値の増減を表現している。

さらに、毎月または毎年の記念日を登録しておける「記念日」機能も便利だ。

あらかじめカレンダー画面で登録したい日付を選択して表示させておき、「ツール」メニュー「記念日」→「登録」→「毎日」または「毎月」を選択しよう。記念日の内容を入力するようにメッセージが表示されるので、そこに「誕生日」「結婚記念日」などと入力する。最後に「Save」ボタンをタップすれば登録は完了。以降は、記念日の日付を選択すると、登録した内容がカレンダーの下に表示されるようになる。

「記念日」機能

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毎年・毎月と決まった予定を入れるのにも役立ちそうだ。

また、さながら鍵付き日記帳のような趣の「秘密の日記」というパスワード設定の機能もある。
「ツール」メニューから「暗号化」を選択すると、パスワードの設定画面になる。任意の文字列を入力して「認証」ボタンをタップしよう。
なお、暗号化できるのは日記帳データのみで、画像や仕事のスペースに関しては、そのまま表示ができるようになっている。

暗号化するためのパスワードを入力する

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パスワードは全角24文字以内で入力し、「認証」ボタンをタップすれば登録完了だ。

次回のソフトの起動時にパスワードを要求されるので、設定した内容を入力しよう。そうすれば日記データを参照することができる。

最後にファイルリンク機能について見ていこう。
NiQでは、文中に何らかのファイル名を引用した場合に、その箇所をタップ&ホールドするとコンテクストメニューが現れる。その中の「ファイルの実行」を選択すると、リンク機能がはたらいて、自動的にそのファイルに対応したアプリケーションが起動し、内容を参照することができる。
NiQの写真スペースに収録できなかった画像データなどをリンクしたり、長文のテキストや仕事の資料のファイルなどをリンクさせる、といった使い方が考えられる。

まず、日記テキストを入力する画面で、「ファイル」メニュー→「ファイルの貼付」を選択しよう。ファイル一覧画面が現れるので、リンクを張るファイルをタップして選ぶ。画像ファイル、テキストファイルなど、ファイル形式は問わずに選択が可能だ。
すると、日記本文にファイル名のパスが表示される。あとは必要に応じてその部分をタップ&ホールドして、コンテクストメニューから「ファイルの実行」を選べばいい。

ファイルの貼り付け

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「ファイル」メニュー→「ファイルの貼付」からリンクをはるとタップ&ホールドからそのファイルを関連アプリケーションで開けるようになる。

日常のさまざまな変化を楽しみながら記録できるソフト

NiQは「日記」という基本要素に加え、身の回りのさまざまな記録を行うのに向いている。
文章だけでなく、画像やグラフの登録・表示、外部ファイルとのリンクやOutlook Mobileデータの取り込みなど、楽しくて実用的な機能が満載だ。
普段の自分の生活から旅日記、子供の成長記録やショップリストなど、アイデア次第で日記としてもデータベースとしても活用できるのではないだろうか。

This article posted by tantan on 2007/11/27 18:33

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