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W-ZERO3でデジタル単語カードを持ち歩こう/まる暗記ポケット

まる暗記ポケット

「まる暗記ポケット」は、市販の単語カードのように使える、一問一答式の暗記支援ソフト。サンプルデータが作者サイトで公開されているほか、自作の問題集を作成することも可能だ。
ページめくりや問題チェックなど、おもな操作を片手で行うことができるので、移動中の空き時間などを利用して効率良く学習が行える。

【ソフト名】まる暗記ポケット
【バージョン】Ver.1.5
【作者】E.Tsuduki氏
【種別】フリーウェア
【インストール方法】ダウンロードしたCABファイルをW-ZERO3上で開く
※「Microsoft .NET Compact Framework 1.0 SP3」以上が必須だが、W-ZERO3には標準で搭載されているので、別途導入の必要はない。
※プログラム画面のメニューアイコンの文字化け防止に、事前にホーミン氏の「MultiByteCabEnabler」の導入をおすすめする。
【URL】http://maruanki.net/

インストール前に導入しておきたいソフト

まる暗記ポケットのインストールを行う前に導入しておきたいのが、「MultiByteCabEnabler」だ。
MultiByteCabEnablerは、WindowsMobile5において、日本語ファイルなどが含まれたCABのインストール時に発生する問題を解消するソフトである。まる暗記ポケットをこのソフトの導入なしにインストールした場合、「スタート」メニュー→「プログラム」を開いた際、メニューアイコンに文字化けが発生する(まる暗記ポケットの動作自体に影響はないようだ)。

01a.png

文字化けしたアイコン  

01b.png

MultiByteCabEnabler導入後のアイコン

MultiByteCabEnablerをインストールするには、配布サイトより「MultiByteCabEnabler.zip」ファイルをダウンロードし、それを解凍して現れる「MultiByteCabEnabler.CAB」ファイルをW-ZERO3にコピーして実行する。
まる暗記ポケット以外のソフトをインストールする際も、メニューアイコンの文字化けなど同様の現象が起きてしまうケースがあるが、それらの問題解消にも有効なので、導入しておくことをおすすめしたい。

続いて、まる暗記ポケットのインストールを実行しよう。
作者サイトのダウンロードページの中の「Strong Armインストーラ版」を選択して、「MaruankiPocket150_PPC.ARMV4.CAB」をダウンロードする。
これをW-ZERO3にコピーし、ファイラ上で実行するとインストールが開始される。
なお、ほかに「アーカイブ版」「一括ダウンロード版」などのインストールプログラムがあるが、いずれもW-ZERO3上でファイルを実行する必要がある。
なお、上記のソフト紹介欄に記載したように、「Microsoft .NET Compact Framework 1.0 SP3」以上が必須だが、W-ZERO3には標準で搭載されているので、別途導入する必要はない。

サンプルデータを使って動作確認をしてみよう

まる暗記ポケットのサイトでは、いくつかのサンプルデータが用意されているので、まずはそれをダウンロードしてみよう。
今回はサンプルページから、「とっさのひとこと-Shibuya友情編」のデータ「とっさのひとこと-Shibuya友情編.xml」をダウンロードし、miniSDカードに保存してみた。
ソフトを起動して、サンプルファイルを読み込んでみよう。

サンプルファイルの読み込み

02.png

「ファイル」メニューから「開く」を選択し、先ほどminiSDカードにコピーした「とっさのひとこと-Shibuya友情編.xml」を選択しよう。
FileDialogChanger」を導入しておくと、W-ZERO3内の各フォルダにアクセスできる。

サンプルデータが読み込まれると、初期設定では下図のように上段に問題文が表示され、下段の解答欄が黒く塗りつぶされた状態で表示される。
解答を表示させたい場合は、W-ZERO3のアクションボタンを押せばいい。

問題欄と解答欄

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初期設定では下段の解答欄が黒く表示されている。アクションボタンで解答が表示される。

再度アクションボタンを押すと、次の問題ページ(レコード)に進む。
また、カーソルキーの左右押すことで、直前(左キー)・直後(右キー)のレコードに移動できる。
カーソルキーの上を押すと、最初のレコードに戻る。

表示欄を隠す部分についても、上段/下段/隠さないといった設定が行えるので、学習内容に応じて切り替えるといいだろう。

塗りつぶし部分の選択

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「オプション」メニューから「隠し方」の選択が行える。

さらに、繰り返し学習したいレコードのチェックボックスにマークを入れて、それらのレコードだけを表示させる絞り込み機能も備えている。
レコードが表示されている状態で、画面右上の「マーク」欄を直接タップするか、もしくはカーソルキーの下を押すことによってチェックを入れることが可能だ。

重要なレコードを絞り込み表示できる

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「オプション」メニューの「絞込み条件」で、「マーク」を選択すると、チェックをつけたレコードだけが表示されるようになる。

このほかにレコードをランダムに表示させる機能(「オプション」メニューの「レコードの順番」)や、先頭や最後尾に素早くジャンプできるメニューもあり、これらの条件を切り替えることで、能率の良い暗記学習を行うことができる。

自作データを活用しよう

まる暗記ポケットで使えるデータの作成には、以下のような方法がある。

  • 1)まる暗記ポケット単体でデータ作成
  • 2)Windows版まる暗記で作成したデータを利用
  • 3)パソコンのエクセルで作成したCSVファイルを、オンラインサービスによって「まる暗記形式ファイル」に変換

1)まる暗記ポケット単体でデータ作成

まずは、まる暗記ポケット単体でデータを作成する方法について見ていこう。
「ファイル」メニューの「新規作成」を選択すると、新規レコード入力画面になる。
上段に問題文、下段に解答文を入力したら、一旦「名前を付けて保存」の作業を行う。

まる暗記ポケットでのデータ作成

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上段・下段それぞれをタップすると、入力カーソルが現れるので、それぞれ問題文と解答文を入力する。

一旦ファイルに保存

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名称を決めて、OKボタンを押す。

ひとつのファイルとして保存したら、以降は画面右下の「→」ボタンをタップして、さらに新規入力画面に移ることができる。
前に入力したものを編集し直したい場合は、「←」ボタンで戻ることができる。
新規に入力する場合は画面上の「→」ボタンをタップする必要があるが、一度入力したレコードに関しては、カーソルキーの左右でページの送り戻しが可能だ。

入力が完了したら、「ファイル」メニューから、「上書き保存」を選択する。
もちろん後からファイルをオープンして、内容を編集することもできる。

2)Windows版まる暗記で作成したデータを利用

Windows版まる暗記でのデータ作成は、まる暗記ポケットとほぼ同じ操作となる。
まる暗記シリーズには、Windows版、Pocket PC版、インターネットサイト版、ケータイサイト版などのラインナップがあるが、ファイルを共有できるのが特徴だ。

Windows版まる暗記

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まる暗記ポケットとほぼ同じ操作性のデータ作成が行える。

3)パソコンのエクセルで作成したCSVファイルを、オンラインサービスによって「まる暗記形式ファイル」に変換

複数項目の一括コピーや、データの整形などの作業が素早く行えるのが、パソコンのエクセルを利用したデータ作成である。
各項目を入力した後に、CSVファイル(カンマ区切り)として保存し、オンラインサービスによって変換作業を行う流れとなる。
なお、まる暗記でのCSVの仕様については作者サイト内のこちらのページで詳細を確認してほしい。

Excelでのデータ作成

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要素は「問題」「答え」「マーク」の3つの項目で入力する。

今回の例では、「問題」「答え」それぞれに値が入力されるものと想定し、「マーク」欄は、仕様にのっとって「true/false」を入力した。

続いて、CSVファイル(カンマ区切り)として保存したものを、「まる暗記形式へファイル変換」のページで変換する。
保存先のフォルダを指定すると、データがXMLファイルとして書き込まれるので、それをW-ZERO3にコピーすればいい。

それぞれ、以上のような流れでデータを作成し、まる暗記ポケットで活用することができる。

片手操作できる軽快な“デジタル単語帳”

まる暗記ポケットでは、問題・解答欄の表示、ページめくりなどについてはほとんどの操作が片手で行えるが、ソフトキーの機能を利用してメニューを選択しやすくする「MenuKeyHelper」を導入することによって、ファイル画面をタップする回数が減り、よりいっそう片手操作での軽快な暗記学習が行える。
常用するなら、こちらも併せてインストールすることをおすすめしたい。

問題表示欄と解答欄の表示・非表示を柔軟に設定できる機能や、ランダム表示、絞り込み表示などの基本機能に加え、まる暗記ポケット単体でも適宜データの作成・編集が行える点は自由度が高く、W-ZERO3の機動性を活かした“デジタル単語帳”の新しいスタイルといえるだろう。
メインとなるデータはパソコンで作成し、W-ZERO3に取り込んでいつでもどこでも手軽に暗記学習が行える。
こうした環境の使い分けによって、大きな学習効果が期待できるのではないだろうか。

This article posted by tantan on 2007/03/22 11:42

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