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ファイルをツリー形式で分類・整理しよう/ADB Idea Library

ADB Idea Library

ひとことで「メモ」と言っても、「手書きメモ」「テキストメモ」「音声メモ」「デジカメメモ」などさまざまな種類があるが、それらの記録は取りっぱなしにするのではなく、あとで読み返してこそ有効活用できる。
そのとき、異なる種類の情報データファイルを、形式にとらわれることなく分類・整理しやすいのが「ADB Idea Library」だ。
大まかにカテゴリを決めたら、それぞれのデータをリンクファイルとして登録し、情報同士を自由に行き来させることができるので気楽にメモを閲覧・編集することができる。

【ソフト名】ADB Idea Library
【バージョン】Ver.2.02
【作者】HappyJackRoad
【種別】フリーウェア
【インストール方法】WindowsパソコンにEXEファイルをダウンロードし、W-ZERO3とパソコンをActiveSyncで接続した状態でEXEファイルを起動
【URL】http://www.happyjackroad.net/pocketpc/ideaLibrary/idea.asp

インストールはActiveSync経由で行う

まずはインストールファイルを配布サイトから入手しよう。
ページ下部の[ARM]を選択して、「ADBIdeaARM.exe」というファイルをパソコンにダウンロードする。
W-ZERO3とパソコンがActiveSync(Windows XPの場合)で接続された状態でその「ADBIdeaARM.exe」を実行すると、Setup画面に移るので、画面の指示に従ってインストールを進めていく。
作業が完了したら、W-ZERO3の「スタート」メニュー→「プログラム」から「ADBIdea」をタップしてソフトを起動できる。

初回起動画面

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サンプルのLibraryデータ「ADBIdeaSample03.cdb」のオープンを促す画面が現れる。一旦「OK」ボタンを押して、先に進む。

目的ごとにライブラリを作成してメモやファイルを登録

最初に起動すると、画面には白紙の状態のADB Idea Libraryが表示される。
まずはじめに行うのが、メモを管理するライブラリファイル(CDBファイルとして保存)のタイトルを決める作業だ。

  • サンプルや既存のLibraryデータを開きたい場合は、「File」→「Load Library」
  • 新しいLibraryの場合は、「File」→「Create New Library」

を選択する。

ここではソフトの概要をつかめるように、初期画面にも名称が出てきた「ADBIdeaSample03.cdb」というサンプルファイルをオープンして確認してみよう。

※注意:サンプルの選択画面には「ADBIdeaSample00.cdb」というファイルも表示されるが、不具合があるようなので、絶対にオープンしないこと。W-ZERO3の動作がしなくなり、リセットを余儀なくされる。

サンプルライブラリ画面

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ツリー状のメモ管理画面が表示される。

サンプル画面でわかるように、1つのライブラリの中に、複数のカテゴリがあり、さらにその中に画像、テキスト、音声など各種のデータが関連付けられている。
ファイルの前に属性を表すアイコンが表示されているのでわかりやすい。
元データの格納されている場所はそのままに、それらのリンクファイルをテーマごとにグループ化しているイメージである。

実際にメモを整理してみよう

続いて、W-ZERO3の中に分散されているメモデータをライブラリの中にまとめてみよう。
「File」→「Create New Library」を選択すると、ライブラリファイルの名前とそれを保存するフォルダの設定画面になる。

ライブラリファイル名を設定する

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FileDialogChanger」を事前に導入しておけば、保存先フォルダは自由に選択できるようになる。

例として今回は、ブログに書きたいネタを整理するという目的でデータを分類してみたい。
ライブラリファイル名は「BLOG」で、その配下にさまざまなカテゴリ→サブカテゴリを作り、整理していくかたちとなる。
実際に「BLOG」というライブラリの中に、「soft」というカテゴリを作り、さらに「ADB Idea Library」というサブカテゴリを追加してみよう。

親カテゴリを登録

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タップ&ホールドすると、コンテクストメニューが現れ、「New Category」で新しいカテゴリを追加できる。

サブカテゴリの追加

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親カテゴリのところでタップ&ホールドをし、「Add Category」を選択すると、さらにサブカテゴリが追加できる。ここでは「ADB Idea Library」という名称でサブカテゴリを追加した。

このように、まるでファイラーのような感覚で、カテゴリ(フォルダ)を追加していくことができる。
さらに細かくサブカテゴリを設定してもいいし、必要に応じて削除したり、コピーしたりすることも可能だ。

先ほど作成したサブカテゴリ「ADB Idea Library」の中で、このソフトに関するデータにどんどんリンクを貼ったり、そのつどメモを作成すれば、関連情報を蓄積していくことができる。
追加できる内容は、説明文のテキストや、スクリーンショットのJPGファイル、手書きメモなど。
情報データの追加、取り込みは通常のメニューのほか、画面下のアイコンメニューからも行える。

情報データを取り込む

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カテゴリ部分をタップ&ホールドすると、「Add New Idea」が選択できる。

情報データの種類を選択

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取り込みたいファイルの種類を選択する。

なお、追加できる項目についてのメニューはおもに以下の通りだ。

  • Text-based Idea(その場でテキストファイルが作成できる)
  • Voice-based Idea(その場で音声が録音できる)
  • Sketch-based Idea(その場で手書き入力ができる・カラー選択可能)
  • File Attachment Idea(ファイル選択画面から各種ファイルへリンクを貼る)

「File Attachment Idea」を選択した画面

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W-ZERO3本体、miniSDカード内のデータファイルを選択して登録できる。

「Sketch-based Idea」を選択した画面

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その場で手書きメモを作成できる。

カテゴリ内のファイル一覧

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ADB Idea Libraryに関する情報が集まった。

追加していったデータはコンテクストメニューから「View」画面を開き、画面下の再生ボタンをタップすれば、該当するアプリケーションが起動して、すぐに表示・再生が行える。

テキストの表示

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データ一覧から目的のファイルをタップ&ホールドするとメニューに「View」とあるので、これを選択して実行する。画面を閉じるときは、右上の「×」ボタンではなく、画面左下の赤いアイコンをタップしよう。

1つのアイデアに、さらに「サブアイデア」を関連付けることもできるし、別のカテゴリ間でアイデアをコピーすることも可能。
アイデア(メモ)がどんどんリンクしていくかたちだ。

カテゴリ間の編集

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サブアイデアの関連付け、ファイルの編集・削除、ファイル名の変更、カテゴリをまたいだコピー、ファイルの保存状況の確認(プロパティ表示)などが行える。

パスワード設定やデータの検索もできる

オプション設定では、ソフトの起動時(データベースファイルへのアクセス時)に、パスワードをかけることも可能だ。重要なファイリングをする際には設定しておこう。

パスワードの設定

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「Tools」メニュー→「Encryption Settings」画面で「Enable Encryption」にチェックを入れると、暗号化が有効になる。

検索機能も搭載しているので、目的のデータに素早くアクセスすることが可能だ。「Tools」メニューから「Find Idea」を選択しよう。

検索画面

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検索結果には、データ本体の名称とライブラリ内での保存場所が表示される。「Go To Idea」ボタンをタップすると、ADB Idea Library内のライブラリファイルにジャンプする。

ライブラリファイル画面の上部には「Outlook Tasks」というカテゴリがあるが、これはPocket Outlookの「仕事」にアクセスして、表示・編集が行える機能だ。
ライブラリの内容によっては、現状のTaskを併記したほうが整理がしやすい場合もあるので、必要に応じて活用しよう。

メモの整理からデータベースまで幅広く活躍

このように、ADB Idea Libraryは、W-ZERO3の中に散らばったメモやファイルを収集・整理できる機能をもつほか、その場で新たにテキストや手書きメモ、音声メモなども追加ができるので、テーマごとの考察・活用がより一層深く行える。
実際のデータは元の場所に保存されたまま、リンク情報だけを編集するかたちとなるから、あとでファイルを見失ってしまう心配はないし、「View」メニューでは対応するアプリケーションが自動で起動するので、場合によっては元データに編集を加えることもできる。

さらにカテゴリファイルごとに異なる種類のデータを収集できるという特性から、顧客データ、ショップリスト、旅行情報、ブログのアイデアメモなどなど、データベース的な活用も考えられる。

単純にメモを放り込むだけの一時置き場フォルダから、細かく整理されたデータベースにまで発展させることもできるフリーウェアということで、まずは気楽に試してみてほしい。

This article posted by tantan on 2007/03/09 18:55

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