複数ファイルの起動やリンク参照ができるテキストエディタ/JUsquid

「JUsquid」は、当初、海外製スマートフォンである「HTC Universal」向けに開発された日本語のテキストエディタだが、W-ZERO3をはじめとするWindows Mobile 5.0搭載機でも問題なく利用できる。テキストエディタとは、文字のみのファイルを作成して基本的な編集ができるアプリケーション。文字の装飾機能などはもたないが、その分ワープロソフトよりも高速に動作するため、簡単な文書作成に向いている。JUsquidはそのような基本機能に、プラスアルファの機能を備えたエディタである。
| 【ソフト名】JUsquid |
|---|
| 【バージョン】Ver.1.01 |
| 【作者】zuisou氏 |
| 【種別】フリーウェア |
| 【インストール方法】ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、フォルダ内のEXEファイルをW-ZERO3にコピー |
| 【URL】http://aimakidechi.hp.infoseek.co.jp/jasjar/0070_create_apps/JUsquid.html |
JUsquidのインストール
JUsquidのインストールファイルはこちらから入手しよう。
配布ファイルは2種類あるが、W-ZERO3にインストールするのは「ダウンロード(VGA)」とある方だ。リンクを選択して、「JUsquid101_VGA.zip」というファイルをダウンロードする。
このファイルをW-ZERO3でダウンロードした場合は、GSFinder+ for Universalなどを利用して解凍すれば、「JUsquid.exe」ファイルをそのまま起動できる。
パソコンでダウンロードした場合は、「JUsquid101_VGA.zip」を解凍してできる「JUsquid.exe」をActiveSyncまたはminiSDカード経由でW-ZERO3にコピーすればいい。
JUsquidは、本体メモリ、miniSDカードのどちらに置いても起動できるが、ショートカットを作って「プログラム」画面にアイコンが表示されるようにしておくと、素早く起動できて便利だ。GSFinder+ for Universalやファイルエクスプローラで「JUsquid.exe」をコピーし、「Windows」フォルダの中の「スタートメニュー」内の「プログラム」フォルダに「ショートカットの貼り付け」を行えばいい。
そうして起動した画面が以下となる。
JUsquidの起動画面
起動直後は新規ファイル入力モードになっている。
テキストを入力しよう
早速テキストを入力してみよう。
特にページ設定などにこだわる必要はなく、シンプルに文章を入力していくかたちである。
編集機能は、ソフトキー2(右)を押して表示できる「ツール」メニューから選択が可能だ。元に戻す(UNDO)、切り取り、コピー、貼り付け、検索、置換など基本的な内容だ。
「ツール」メニュー
編集作業に関する基本的なコマンドを搭載している。
作成した文章を保存するには、ソフトキー1(左)で表示する「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択しよう。ファイル名・種類、保存先のフォルダを、その都度決めることができる。
また文字コードもここで選択が可能だ。初期設定の「Unicode」のほか、「ShiftJIS」「ISO-2022-JP」「EUC」「UTF-8」などがある。
W-ZERO3本体やminiSDカード内のテキストファイルを開きたい場合は、「ファイル」メニューから「開く」を選択し、フォルダから順に目的の場所を指定していけばいい。
ファイル保存画面
ファイル名や保存場所のほか、文字コードを選択することができる。
JUsquidでは、オプションの設定により、複数のテキストファイルを同時に起動して画面を切り替えながら作業することも可能だ。
「ツール」メニュー→「オプション」→「設定」タブの中の「多重起動を許可する」にチェックを付けると、複数のファイルが同時に起動できる状態になる。これで、テキストファイルを開いている最中に「ファイル」メニュー→「開く」で別のテキストファイルをオープンしても、今まで開いていたファイルは閉じずにバックグラウンドに残っているようになる。
ファイルを多重起動している間でも使用中のファイルは一覧で確認できるので、使いたいファイルを選択すれば即座に切り替えることができる。そのため、テキストの一部をコピーして別のファイルの文章中に貼り付けたり、複数の文章を見比べながら新しい文章を綴ったりしたいとき、ファイルをいちいち開いたり閉じたりするような煩わしさを感じずに快適にテキスト入力が行えるのだ。
多重起動の設定
「オプション」メニューの「設定」タブで、多重起動の設定にチェックを入れる。
ファイルを切り替えながら作成・編集
「ファイル」メニューに起動中のファイル(または最近使ったファイル)が4つまで一覧表示されている。ここでオープンしたい文書を選択して作業ができる。
リンク参照を活用しよう
JUsquidでは、文中に「http://」で始まるURLや「file:///」の記述が含まれている場合、そこをタップするとリンク先をオープンできる。
たとえば資料作成の際に関連サイトのURLを記述すると、そこをタップすればブラウザを起動してそのサイトにアクセスできる。サイトを確認し終えたら、JUsquidに再び戻って作業の続きが行えるといった具合だ。
一方「file:///」リンクをタップすると、ファイルエクスプローラが起動する。
そこからファイルを選択することによって、関連付けされたソフトが自動的に起動し、ファイルを参照できる。
この機能を活かせば、参照先のデータを確認するだけでなく、部分的にコピーして編集中の文中に貼り付けたり、逆に、JUsquidで作成したテキストを引用して別のファイルに渡したりというふうに、相互にデータをやり取りするといった活用法も考えられる。
リンクの参照
リンク記述の部分には自動的に下線が引かれる。そこをタップすると、ブラウザやファイルエクスプローラが起動する。
JUsquidを軽快に使おう
JUsquidには、これまで見てきた内容以外にも優れた点がたくさんある。
個人の体感にもよるだろうが、ある程度容量の大きいファイルを開く場合にも、速度が早く、編集も快適だ。
インタフェースがWindows Mobile 5.0仕様なので、スタイラスを多用する必要がなく、W-ZERO3[es]であればソフトキーとテンキーでほとんどの操作を行うことができる。一度起動してしまえば、ファイルの切り替えなども片手で行えるのだ。
ファイルの保存にUnicodeが指定できるため言語に対応できる一方で、豊富な文字コードも選択できるというのは大きな利点だ。
さらに、「オプション」メニューでは、ファイルの関連付けをする拡張子が指定できたり、フォントや文字サイズの設定も行える。Word Mobileと比べて、テキストの「折り返し」の設定が保存可能な点も便利だ。
このようにJUsquidは、軽快な動作、多言語対応、リンク活用が特徴の使い勝手のいいエディタである。
JUsquidを試して気に入ったら、ぜひTXTファイルに関連付けして常用することをおすすめしたい。







![Advanced/W-ZERO3[es]
ガイドブック](/ad/w-zero3.jpg)

