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第4回 Visual Studio を使ってみるさぁ、それではアプリケーションを作ってみることにしよう。すでにパソコン上にVisual Studio 2005をはじめとする開発環境が整っているものとして進めていくことにする。 もし、まだ開発環境が整っていないのであれば、第1回の記事を参考に環境を構築しておこう。
まずは、いきなり日記アプリケーションを作るのではなく、Visual Studio 2005を使ったアプリケーション開発に慣れるために簡単なアプリケーションを作って動かしてみよう。 Visual Studio を起動する「スタート」メニューのすべてのプログラムのなかの「Visual Studio 2005」のフォルダから「Visual Studio 2005」をクリックして起動する。Visual Studio 2005を起動すると、いくつかのペインに分かれたスタート画面が表示される。 Visual Studio 2005を初めて起動するときVisual Studio2005を初めて起動した場合は、Visual Studioの環境作成のために数分かかるので注意したい。 もちろん「Visual Basic開発設定」を選択しても、他の言語を使うことはできる。 Visual Studio のスタート画面には、これまで自分が作ったアプリケーションプロジェクトや、オンラインでの開発関連のコンテンツへのリンクがある。興味があるコンテンツがあれば随時チェックすることができる。 アプリケーションプロジェクトを作成するそれでは、アプリケーションを作成してみよう。「ファイル」メニューから「新規作成」→「プロジェクト」を選択する。すると「新しいプロジェクト」のダイアログウィンドウが表示される。 ここでは、使用する言語と作成するアプリケーションのタイプを選択する。左側の「プロジェクトの種類」のペインから「Visual Basic」を選択し、その中から「スマートデバイス」を展開する。「スマートデバイスアプリケーション」の中にはいくつかのテンプレートが用意されているので、「Windows Mobile 5.0 Pocket PC」を選択する。プロジェクトの種類を選択すると、右側のテンプレートのペインが切り替わるので、「デバイスアプリケーション」を選択する。
すべての準備が終わったら「OK」を押してプロジェクトを作成する。 画面を作るプロジェクトを作成すると、画面にPocket PCの画面が表示される。この画面を使ってアプリケーションを作成していくのだ。左側には「ツールボックス」として画面に配置することができるコントロールが並んでいる。アプリケーションでよく使われているコントロールが部品として揃っている。 では、コントロールを配置しよう。ここでは「TextBox」と「Button」と「WebBrowser」を順に画面にドラッグ&ドロップしてから、図のように大きさを調整する。 せっかくだからボタンの表示も変えておこう。画面に配置したボタンをクリックして選択し、右下の「プロパティ」ペインの「Text」の内容を「OK」に変更する。するとボタンの表面も変更される。このようにして実際のアプリケーションの画面を作っていく。 プログラムを書くではここで、プログラムを書いていこう。ここで作るアプリケーションはWebブラウザである。動作としては「OKボタンを押したら、テキストボックスに書いてあるURLをブラウザに表示する」となる。そこでこの処理を実際にプログラムで記述する。 「OK」ボタンをダブルクリックしてコード画面を表示する。後はここに上記の処理をプログラムで書くだけだ。ここに以下の1行を記述する。 Public Class Form1
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object ..
Me.WebBrowser1.Url = New Uri(Me.TextBox1.Text)
End Sub
End Class
グレーの部分は記述する必要はない(はじめから準備されている)。また、大文字小文字は気にしないで入力すればいい。ただし、すべて半角で入力しなければならないので注意したい。入力し終わったら、表示のように一部が青くなり、緑や赤の波線が無いことを確認する。もし波線がある場合にはどこか入力が間違っているので、確認しよう。 実行する以上でプログラムは完了だ。では早速実行して初めて作ったアプリケーションを実行してみよう。「デバッグ」メニューから「デバッグの開始」を選択してアプリケーションのテスト実行をする(F5キーを押してもいいし、ツールバーにある右向きの緑の三角ボタンを押してもいい)。 デバッグの開始をすると「MyBrowserの配置」ダイアログが表示される。ここでは、どこでアプリケーションを実行するかを選択する。今回は、実際にActiveSyncでつないであるW-ZERO3を使ってテストをしてみる。 W-ZERO3をパソコンと接続してActiveSyncができている状態になっていることを確認しておこう。準備ができたらデバイスの一覧から「Windows Mobile 5.0 Pocket PC Device」を選択して「配置」ボタンを押す。 .NET Compact Framework 2.0のインストールこれまでW-ZERO3で.NET Compact Framework 2.0をインストールしたことがない場合、はじめに.NET Compact Framework 2.0のインストールが開始される。そのため数分時間がかかってしまうので注意が必要だ。 さて、アプリケーションはW-ZERO3に転送され、自動的に開始しているはずだ。先ほど作ったとおりの画面が表示されていることだろう。ここで、テキストボックスにURLを入力して、OKボタンを押してみよう。ネットワークに接続ができればきちんとブラウザにサイトが表示されるはずだ。 動作確認が取れたら、「デバッグ」メニューから「デバッグの停止」でアプリケーションを終了させることができる。このようにパソコンからW-ZERO3上でアプリケーションを実行させ、また終了させることができる。 まとめ画面を作って、少しだけコードを書くことで簡単にアプリケーションを作ることができるのが.NET Compact Framework 2.0の特徴だ。では、手馴れたところで、次回からは続けて日記アプリケーションを作成していくことにしよう。 <執筆者プロフィール>高橋 忍
<書籍情報>Windows Mobile 5.0のアプリケーション開発について、もっと詳しく知りたくなったら ![]() Windows Mobile 5.0 アプリケーション開発 Beginner's Book 高橋 忍・著/280ページ/2色印刷/B5変形/CD-ROM付
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posted by staff
on 2006/09/21 13:33
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