【GPS】W-ZERO3[es]でUSB接続のGPSを使う
W-ZERO3[es]をハンディGPSにしてウォーキングナビがしたい。そうした要望を実現できるGPSユニットが、今回紹介する「Globalsat BU-353」(以下、BU-353)だ。
本サイトでは以前、Bluetoothの
接続環境を整えてGPSを利用する方法も紹介しているが、今回はUSB接続によ
る方法だ。
GPSユニットの進化はめざましく、かつて数十分近くかかっていた測位も最近のユニットなら数秒から数分で完了し、現在地を必要なときにすぐに知ることができるようになった。おかげで、ようやくPDAやスマートフォンを用いたGPSも実用的となり、愛用しているユーザーも少なくない。
W-ZERO3[es]ユーザーの方のなかにも、GPSを使ってウォーキングナビをしたり、行動記録のログを取ったりしたいと考えている方はよく見かける。しかし、W-ZERO3[es]でそうしようにも、標準ではBluetoothが搭載されていないし、USB形式のBluetoothユニットも相性の問題に不安が残るようで、尻込みしてなかなかトライできないでいるユーザーも多いようだ。
そういう方におすすめしたいのが、このUSB接続のGPSレシーバー、BU-353だ。
BU-353パッケージ

ユニット本体

BU-353は、W-ZERO3[es]と有線で接続できるタイプのGPSレシーバーで、Bluetoothなどの無線を介さずに利用できる。
感度について評価の高い「SiRF StarIII」をチップに使っているため、測位が非常に早いのが特徴だ。
ただし、BU-353は本来W-ZERO3[es]用に開発された商品ではないため、事前にいくつかの準備が必要になってくる。
必要な環境と設定方法
まず、W-ZERO3[es]のUSBポートはminiUSBのメスなので、BU-353のUSBコネクタをそのまま差すことはできない。BU-353をW-ZERO3[es]に取り付けるためには変換コネクタを用意する必要がある。
今回は実機をお借りしたpocketgamesで同じく販売している「ポケットUSBホストケーブル」および「ポケットUSBホストアダプタ」(共に税込1470円)を用いて動作確認を行った。
USBホストケーブルとアダプタ
ポケットUSBホストケーブルとポケットUSBホストアダプタ。いずれかをW-ZERO3[es]に取り付けることで、USBコネクタを接続できる。
次に、ドライバソフトとして、「RS232 USB Serial Driver」をW-ZERO3[es]にインストールする必要がある。
こちらは「あなたが落とした銀のペルソナ」の「232usb - RS232 USB Serial Driver」からダウンロード可能だ(動作確認には06-7-27版を使用)。
ここでは、ファイラにGSFinder+ for Universalを用いた場合の導入手順を説明しよう。まず、上記サイトからダウンロードして解凍したLZHファイルの中から、「232USB.DLL」ファイルをGSFinder+ for Universalの画面でタップ&ホールドし、メニューの中から「送る」→「フォルダにコピー」を選択する。
「232USB.DLL」のコピー -1
「232USB.DLL」ファイルをタップ&ホールドして「送る」→「フォルダにコピー」。
次に「ファイルをコピー」の画面が表示されたら、「Windows」フォルダを選択して右上の「OK」ボタンをタップ。
「232USB.DLL」のコピー -2
選択したファイルは「Windows」フォルダの直下にコピーする。
さらに、「232USB.EXE」ファイルをW-ZERO3[es]の本体メモリ上のどこか適当な場所にコピーして実行する。
「232usb-USB Serial Driver」の画面が表示されたら「New」ボタンをタップして「Connect device NOW」というポップアップを表示させる。
「232USB.EXE」の実行
「NEW」ボタンをタップして、「Connect device NOW」を表示させたまま、次の作業に移る。
その状態でBU-353を「ポケットUSBホストケーブル」または「ポケットUSBホストアダプタ」経由でW-ZERO3[es]に取り付ける。
GPSユニットの接続
W-ZERO3[es]の画面はそのままの状態でBU-353を接続する。
「ピロン」といった電子音がした後、「Connect device NOW」のウィンドウを右上の「OK」ボタンで閉じると、BU-353の接続のステータスが設定される。
設定直後は「Serial Cable」のチェックボックスはチェックが外れているので、タップしてチェックをオンにした後、右上の「×」印で「232usb - USB Serial Driver」の画面を閉じる。
ステータスの設定
「Serial Cable」にチェックを入れた後、画面を閉じる。
以上で接続の設定は完了だ。
一旦W-ZERO3[es]をリセットすれば、BU-353はCOM2ポートに割り当てられる。
「VisualGPS」というアプリケーションを使って接続を確認してみたところ、「COM2」にUSBドライバが割り当てられており、そちらを選択することで衛星を補足できた。
VisualGPS設定画面
「Connect」メニュー→「Serial Port(Comm Port)」の画面でCOM2を選択する。
衛星補足画面
衛星を補足しているところ。
このように、Bluetooth環境がなくてもGPSを利用できるBU-353は、W-ZERO3[es]でナビゲーションを行うための強い味方といえる。
GPSに用いるソフトウェアなどは、今後の記事で追って紹介していきたいと思う。
| <商品情報> |
| 品名:Globalsat BU-353 |
販売:pocketgames
(モバイルプラザ、モバイル専科、コンプマート名古屋、ヨドバシカメラでも購入可) |
| 型番:11672 |
| 価格:9980円(税込、送料サービス) |