ちょっとマニアックな設定をレジストリを操作せずに実現する/PocketTweak

「PocketTweak」は、操作や画面の見た目について、OS標準の設定では行えないちょっとマニアックな部分の設定を行うことができるカスマタイズツールだ。古くからあるツールのため、一部の設定項目がW-ZERO3には対応しなくなってしまっているが、それでも対応している部分を利用する分には、その便利さを十分堪能できるはずだ。
今回はそのPocketTweakの機能のなかでも、とくに便利ないくつかの項目に絞って紹介する。
| 【ソフト名】PocketTweak |
|---|
| 【バージョン】4.2.7 |
| 【作者】今井 透 氏 |
| 【価格】フリーウェア |
| 【インストール方法】ダウンロードしたZIPファイルを解凍後、できた「ptweak.arm.cab」ファイルをW-ZERO3にコピーして実行 |
| 【URL】http://www.tillanosoft.com/ce/ptweakj.html |
「設定」画面の「システムタブ」から起動する
なお、PocketTweakを利用する際には、同サイトにて配布されている「tGetFiles.dll」というファイルを導入しておいたほうが便利だ。あわせて導入しておくことをおすすめする。
PocketTweakは、インストールが完了すると、「スタート」→「設定」の「システム」タブにPocketTweakのアイコンが表示される(表示されない場合はインストール後にソフトリセットをかけてみよう)。
PocketTweak
インストール後は、設定画面にアイコンが表示される。
ここからPocketTweakを起動しよう。初めに表示される「一般」タブでは「アニメーション」と「その他」の設定を行う。
「一般」タブ
「アニメーション」と「その他」の設定がある。「その他」はW-ZERO3では機能しない。
「アニメーション」には「ウィンドウ」と「メニュー」の2つがあり、それぞれ新たにウィンドウを開いた際とスターとメニューを開いた際、アニメーションを行うかどうかを指定することができる。デバイスのリソースを消費するうえ、さほど見事なアニメーションともいえないので、通常は切っておくのが正解だといえる。
「その他」はW-ZERO3では残念ながら機能しない。
ファイルの種類(拡張子)とアプリケーションを関連付ける
「ファイルタイプ」タブでは拡張子とアプリケーションの関連付けを行う。
関連付けとは、ある拡張子のファイルを「ファイルエクスプローラ」などのファイル管理画面でタップして開いたときに、決まったアプリケーションが起動する設定のこと。たとえばW-ZERO3では、拡張子が「.txt」のいわゆる「テキストファイル」をタップするとWord Mobileが起動するが、これは拡張子「.txt」というファイルとWord Mobileがあらかじめ関連付けされているからだ。
関連付けの手順としては、まず関連付ける拡張子を作成する必要がある。今回はアプリケーションの設定ファイルとなる拡張子が「.ini」のファイルを「Jusquid」というテキストエディタに関連付ける手順を紹介しよう。
「ファイルタイプ」のタブでまず「新規」をタップする。
拡張子の関連付け画面
「ファイルタイプ」タブで「新規」ボタンをタップする。
「拡張子」の欄に関連付けたい拡張子を記入し、「新規ファイルタイプ」ボタンをタップする。
拡張子の追加
「新規ファイルタイプ」をタップ。
次に表示される画面では、「ファイルタイプ名」にその拡張子の名称を記入、「ファイルタイプの説明」にはそのファイルタイプを説明する言葉を記入する(任意でOK)。「アイコン」は、とりあえず、ここで関連付けをするテキストエディタであるJusquidのアイコンを指定しておけばいい。
以上の設定が済んだ状態で右斜め上のOKボタンを2回タップする。
ファイルタイプの設定
拡張子の説明を記入して、「...」ボタンから関連づけるアプリケーションのア イコン入りアイコン入りEXEファイルを選択する。
「登録されているファイルタイプ」の欄にiniが表示されるので、選択した状態で「アプリケーション」欄の「...」ボタンをタップし、関連付けしたいアプリケーションを指定する。ここでアプリケーションのアイコン入りEXEファイルを「Program Files」フォルダ内から指定するには、上述した「tGetFiles.dll」ファイルが必要になる。作者のページからダウンロードしてインストールしよう。
アプリケーションの関連付け
「...」ボタンをタップしてアプリケーションを指定する。

Jusquidを指定
Jusquidを指定したところ。「アプリケーション」欄内にプログラムのファイルのパスが入力されている。
以上で拡張子の関連付けは完了だ。これで拡張子「.ini」のファイルをタップすると、Jusquidが起動して内容を表示できるようになる。
設定画面には、ほかにもスクロールバーの広さを変更する「スクロールバー」タブ、文字の入力モードを表すアイコンの右にある「▲」をタップしたときに選択できる文字入力パネルの種類から、不要なものを消去できる選択できるパネルの種類から不要なものを消去できる「入力パネル」タブなどがある。
「スクロールバー」タブ
スクロールバーが細くて操作しづらいと感じたら太くしてみよう。設定はリセット後に有効になる。
入力パネルタブ
入力パネルの設定を行う。
非常に便利で、かゆいところに手が届きそうなツールだが、あくまでユーザーの変わりにレジストリを編集しているに過ぎない。万一の自体を考えると事前にバックアップを取ることは必須だといえるし、あまりにおかしな設定を行うと、W-ZERO3を初期化する必要に見舞われるおそれもある。
こうしたリスクも踏まえたうえで、上手に活用して細かい部分を自分好みにカスタマイズしてもらいたい。







![Advanced/W-ZERO3[es]
ガイドブック](/ad/w-zero3.jpg)

