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W-ZERO3[es] インターネット接続中も電波状態のアイコンを表示/BareRF

BareRF

ダイアルアップでインターネットに接続している最中でも電波状態を確認したい。そんな要望をかなえてくれるのがこの「BareRF」だ。上手に活用して移動中のメール送受信やブラウジングの効率をアップしよう。

【ソフト名】BareRF
【バージョン】alpha1
【作者】mozurin/mizuki氏
【価格】フリーウェア
【インストール方法】ダウンロードしたZIPファイルを解凍後、できた「bare_fr.exe」ファイルをW-ZERO3[es]の任意の場所にコピー
【URL】http://dislife.com/software/

W-ZERO3[es]はW-SIMという通信機器を利用してネットワーク接続を行うが、この際、おもに「パケット通信」という通信方法を利用するようになっている。
パケット通信のメリットには、一定時間通信が行えない状況になったとしても即座に回線が切断されるわけではなく、通信は不能な状態でもしばらくは回線を接続状態に保持することができる点が挙げられる。

たとえば電車に乗って移動している場合、駅と駅の間で通信不能な状況に陥ったとしても、しばらく回線は接続したままの状況に保たれる。この特徴を利用すれば、通信可能な状態に回線が回復したのを見計らってメールの巡回をしたり、Webサイトを読み込ませる作業を行うことで、インターネット関連の操作を効率的に行うことも可能だ(ただし、関西の例でいうと、JRでは優先座席の側は携帯電話の電源の切断が乗客に呼びかけられているし、阪急電車では最初と最後の車両は「携帯電話の終日電源オフ車両」と取り決められている。W-ZERO3[es]はPHSだが、無用なトラブルを避けるためにも携帯電話に準拠して、車内マナーは遵守することをおすすめする)。

電波状態をチェックしてメール送受信やWeb表示を実行できるBareRF

W-ZERO3[es]の場合、電波状態は最大5本線が表示されるアンテナのアイコンで、タイトルバーに表示されている。
このアンテナ表示はさほどあてにならない場合もあるのだが、それでも、アンテナが0本の場合は接続を控えたり、アンテナが5本の場合に接続を試みたりと、通信時にある程度の目安にすることはできる。

電波状態のアンテナ表示

01.png

電波状況を圏外~5本のアンテナで表示している。

しかしこの電波状態を表示するアンテナは、ダイアルアップ接続でパケット通信を行うと、「PT」と記されたアイコンに覆い隠されてしまう。このため、通信中は電波状態を確認することはできなくなってしまう。

PTアイコン

02.png

パケット通信で接続している場合は、「PT」と書かれたアイコンが表示される。

この接続中に表示されるPTというアイコンを消去し、アンテナ表示を確認できるようにするアプリケーションが、今回紹介するBareRFだ。

使用方法は非常に簡単で、W-ZERO3[es]でダイアルアップ接続を確立し、アンテナ表示部分にPTアイコンが表示されたことを確認した後、導入した「Bare_rf.exe」ファイルを実行するだけだ。

通常の接続状態

03.png

NetFrontでインターネットにパケット通信で接続した状態。

BareRF実行後

04.png

「Bare_rf.exe」を実行したところ。「PT」の表示が消え、電波状態アイコンが現れている。

すると、上の図のようにPTアイコンの代わりに電波状態アイコンが表示され、電波の強さを確認できるようになる。この状態で再度、BareRFを実行すれば、またPTアイコンが表示される。
BareRFを常用しているランチャアプリケーションなどに登録しておけば、すぐに実行できるようになるので、使い勝手はさらに向上するだろう。

ここで気をつけなければいけないのは、この使い方をする場合、BareRFはPTアイコンが表示されてから実行するという点だ。前もってBareRFを実行しておいても、ダイアルアップ通信を行った時点でPTアイコンが表示されてしまうからだ。

また、「GSFinder+ for Universal」などを利用してショートカットを作成し、その作成したショートカットにパラメーターを指定することで、このプログラムを常駐させて常に電波状態を表示し続けるようにしたり、ファイルの実行で常にPTアイコンを消去して電波状態アイコンを表示する、あるいは逆にPTアイコンを表示する、といった一定の動作を行わせることもできる(パラメーターを使用しない場合は、起動ごとに電波状態アイコンの表示/消去を交互に行う)。

手順としてはGSFinder+ for Universalを起動して、BareRFをインストールしたフォルダを開き、「Bare_rf.exe」ファイルをタップ&ホールド、表示されるコンテクストメニューから「ショートカットの作成」を選択する。
さらに、作成したショートカットをタップ&ホールドしてコンテクストメニューから「プロパティ」を選択し、「ショートカット」タブの画面を見てみよう。「リンク先」には、BareRFを導入したフォルダのパスが入力されているはずだ。

そのパスの後に半角スペースを入力し、「/stay」と入力すれば、BareRFを常駐させて、常にPTアイコンの代わりに電波状況を表示させることができる。「/open」なら、実行するたびに常に電波状況を表示、「/close」を入力すれば常にPTアイコンを表示する動作を行わせるショートカットになる。

「/stay」と指定

05.png

これで常駐し、常に電波状態を表示する。他に「/open」「/close」なども指定できる。

パケット通信の要である電波状態。その電波状態を知り、有効活用することができるBareRFは、W-ZERO3[es]での通信において、心強い味方となるはずだ。

This article posted by mobachiki on 2006/10/20 14:13

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