Internet Explorer Mobileのキャッシュデータの上限を抑えて設定 起動と同時に削除もできる/IECacheMgr
何もした覚えがないのに、いつの間にかデータ記憶領域が減っている。気がつくと残り容量が1M以下になっていた。W-ZERO3を長く使っていれば、誰もがそのような経験をしたことがあるに違いない。Internet Explorer Mobileを常用しているなら、「IECacheMgr」でキャッシュを上手に管理して内蔵メモリの負担を軽減しよう。
| 【ソフト名】IECacheMgr |
|---|
| 【バージョン】1.01 |
| 【作者】星羽 氏 |
| 【価格】フリーウェア |
| 【インストール方法】ダウンロードしたCABファイルをW-ZERO3にコピーして実行 |
| 【URL】http://blog.goo.ne.jp/mypda/e/000ebb3c7e4fe8a1c040809328f85d6f |
内蔵メモリ不足はInternet Explorer Mobileのキャッシュデータの仕業が多い
W-ZERO3を使い続けていると、内蔵メモリの残り容量が極端に減ってしまうことは決して珍しいことではない。そうしたときは、SpaceFinderを使って容量の大きなファイルを探せば、原因が究明できる。大抵の場合、それはInternet Exploler Mobile(以下、IE Mobile)のキャッシュファイルであることが多い。キャッシュファイルというのは、一度表示したWebサイトの情報をローカル(デバイスのメモリ内)に取り込んでおいて、2度目以降に同じページを表示する際、その保存してあるファイルを優先的に読み込むことで、ブラウザの表示速度を向上させることがそもそもの目的である。
ところが、Windows Mobileユーザーの間では、「(キャッシュファイルを表示してしまうため)サイトが更新されているのかどうかわかりにくい」「限られたデータ記憶領域をもっと他のことに活用したい」「キャッシュがたまりすぎるとWindows Mobile機器の挙動がおかしくなる」などの理由から、非常に厄介者扱いされているファイルだ。
内蔵メモリを節約するためには、このキャッシュファイルを気が付いたとき、その都度削除するのが最もいい方法だが、できればキャッシュがデータ記憶領域を圧迫するのを事前に防止したい、と考える人も多いだろう。そんな人におすすめのアプリケーションが、IECacheMgrだ。IECachMgrは、インストール後に起動すると設定画面が表示される。
設定画面
キャッシュを削除したり、上限を設定したりすることができる。
画面の上半分には、現在のキャッシュ、Cookie、履歴ファイルの容量の上限値が表示されている。ここで設定した値まで、それぞれのファイルを蓄積するようになっている。なんとIE Mobileのキャッシュファイルの初期設定値は約30MB。データ記憶領域が82MBしかないW-ZERO3で、最大で約30MBがIE Mobileのキャッシュにとられる計算だ。えらく気前のよい初期設定値だが、この数値を低く設定することで、データ記憶領域を無駄に消費することを抑えることができる。
キャッシュサイズとして設定可能な最小値は1395KB。0に設定してもこの値に戻ってしまうため、1395KBが最小値のようだ。設定画面の下半分には、各種ボタンが並んでいる。キャッシュ、cookie、履歴ファイルそれぞれに割り当てられた「削除」ボタン、「表示更新」ボタンと「設定完了」ボタンだ。IECachMgrでは、キャッシュやCookieなどの容量の設定が済んだら、必ず「設定完了」ボタンをタップする必要がある。安全のため、こちらをタップして初めて設定をレジストリに反映させるしくみになっているからだ。「設定メニュー」→「保存場所確認/変更」を選択すればキャッシュ、Cookie、履歴、それぞれのファイルの保存場所を確認/変更することができる。
ファイルの保存場所
こちらも変更したら「設定完了」ボタンをタップする。
よく外部ストレージにキャッシュファイルの保存先を移す人がいるが、トラブルの元になるためあまりおすすめはしない。
起動と同時にキャッシファイルを削除する設定を作ろう
キャッシュサイズを設定したら、あとはIEChacheMgrを定期的に起動してファイルを削除すればよいわけだが、その手間すら省きたい人には、パラメータ付きで起動する方法がおすすめだ。GSFinder+ for Universalなどを利用してIECacheMgrのショートカットを作成し、次のようなパラメーターを付けて起動するように設定すれば、そのショートカットをタップするだけで、キャッシュファイルなどを削除することが可能となる。設定可能なパラメータは以下の通りだ。
| -alldel | キャッシュ、Cookie、履歴すべてを削除 |
| -fdel | キャッシュのみを削除 |
| -cdel | Cookieのみを削除 |
| -hdel | 履歴のみを削除 |
手順としてはまず、GSFinder+ for Universalを起動したら、「IECacheMgr.exe」ファイルをタップ&ホールドして「ショートカットの作成」を選択しよう。
ショートカットの作成
GSFinder+ for Universalなどを利用して、IEChacheMgrのショートカットを作成する。
作成されたショートカットファイルをタップ&ホールドして、メニューから「プロパティ」を選択。「ショートカット」タブを見ると、「リンク先」の値は、初期状態では「¥Program Files¥IECacheMgr¥IECacheMgr.exe」(ただし¥は半角)となっている。このリンク先の文字列の終わりに、半角スペースを入れてパラメーターを指定すればいい。
ショートカットのプロパティ画面
パラーメーターはすべて半角で入力しよう。
あとはこのショートカットをランチャに登録して呼び出したり、スタートアップに登録して再起動ごとに実行したりする。こうして、こまめにキャッシュファイルを削除してやれば、意味不明なメモリ不足からは解放される。上手に活用して、避けられる不具合に対応する手間を減らしてほしい。







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