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「×」ボタンでタスク終了やタイトルバーでタスク切り替えができる/Magic Button

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Magic Buttonは、タイトルバーや「×」ボタンを変更して、アプリケーションの終了や切り替えをタイトルバー上の操作だけで可能にするタスクマネージャ系のソフト。操作に画面タップを多用する人におすすめだ。

【ソフト名】Magic Button
【バージョン】2.0
【作者】TranCreative
【価格】フリーウェア
【インストール方法】ZIPフォルダを解凍し、W-ZERO3とActiveSyncした状態のパソコンで「mbsetup.exe」ファイルを実行
【URL】http://www.trancreative.com/mb.aspx

Windows Mobileでは、「×」ボタンではソフトは終了しない

アプリケーション起動時にW-ZERO3の画面右上に表示される「×」ボタン。パソコンでWindowsを使っているユーザーなら、これをタップすればアプリケーションが終了すると普通は考えてしまう。しかし、実はこのボタンではアプリケーションは終了せず、パソコンでいうところの「最小化」のように、起動したまま画面上に表示されなくなったにすぎない。アプリケーションは裏画面に回り込んだ状態で動作メモリを消費しているわけだ。


これには「動作メモリの管理はOSで行いたい」などの開発者側の理念があると思われるが、アプリケーションを続けて起動していると、緩慢な動作が目立ち、いわゆる「もっさり」とした操作感の原因となる、意図しないアプリケーションまで落ちる、動作がおかしくなるなどの理由からユーザーには非常に評判の悪いWindows Mobileの仕様のひとつだ。


こうした不満点を解消し、アプリケーションの切り替えや終了の管理をユーザー自身が行うために利用されるのが、タスク管理アプリケーション、いわゆる「タスクマネージャ」と呼ばれる種類のソフトだ。

Magic Buttonならタイトルバーのタップ操作でソフト終了や切り替えができる

Magic Buttonは、タスクマネージャのなかでも、W-ZERO3の操作に画面タップを多用する人に向いているアプリケーションだ。Magic Buttonをインストールしたら、「スタート」メニュー→「プログラム」から起動しよう。Magic Buttonは、W-ZERO3の画面上部のタイトルバーに常駐するが、通常は隠れて見えなくなっている。


しかし、よく見ると画面右上の「×」ボタンの形状が変わっていること気付くはずだ。Magic Buttonはこのタスク切り替えボタンを乗っ取り、ボタンの機能を「タスクの切り替え」から「タスクの終了」に置き換える。起動中のアプリケーションを表示した状態で、この「×」ボタンをタップすると、そのアプリケーションは背面に回らずに終了する。

タスクの切り替えボタンが変化する

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上が標準状態の「×」ボタン。Magic Buttonを起動すると下のように丸いボタンに変化する。

「×」ボタンをタップ&ホールドすることで、Magic Buttonを前面に表示することもできる。この場合、現在起動中のアプリケーションが「スタート」ボタンの右側にアイコンで並び、タイトルバーの中央には、Today画面を表示したり、Magic Buttonの追加機能を利用するための家型のアイコンが表示される。

Magic Buttonを前面に出したところ

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家のアイコンや起動中のアプリケーションが表示される。

この状態では「×」ボタンでタスクを終了する、アイコンタップで起動中のアプリケーションのなかからタスクを切り替える、家アイコンのタップ&ホールドでさらに多くの機能を利用することが可能だ。

家アイコンをタップ&ホールドしたところ

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メニューが表示され、背面にあるアプリケーションの一括終了、起動中のアプリケーションすべての終了などが選択できる。

メニュー表示の「More」で利用できる機能

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ソフトリセットや液晶のオン/オフなどが可能だ。

家アイコンのタップ&ホールドで利用できる機能一覧

Close All But Activeアクティブなタスク以外すべて閉じる。
Close Allタスクをすべて閉じる。
More →Turn Off液晶を消す。
More →Resetソフトリセットを行う。
More →Running Programs「スタートメニュー」→「設定」→「システム」→「メモリ」→「実行中のプログラム」を開く。
SettingsMagic Buttonの設定画面を開く。
Helpヘルプを開く。
ExitMagic Buttonを終了する。
Aboutバージョン表示を行う。
Dictionary Lookup同作者による辞書ソフト「TranCreative Word Book」を利用する。

「Settings」で表示する設定画面では、以下の内容が設定可能だ。

「Settings」を選択して表示する画面

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表示アイコン数をはじめ、Magic Buttonの各種設定を行える。


「Settings」の画面で設定できる内容

Smart Minimize Button「×」ボタンの動作をタスクの終了にするか、タスクの切り替えにするか選択できる。
Auto Startチェックをオンにすると、リセット時にMagic Buttonを自動起動させる。
Battery Statusチェックをオンにすると、バッテリーモニタを表示する。
Tap and hold delayタップ&ホールドでメニュー表示する時間の設定(1000分の1秒単位)。
Task Barタスクバーに標準のアイコンをいくつまで表示するかの設定。時計表示とあといくつ、という設定を行う。
Show Task Bar On Startチェックをオンにすると、Magic Button起動時からMagic Buttonを隠さず、タイトルバー上にタスク表示された状態となる。

また、「スタート」ボタン横にタスクとして表示されているアプリケーションのアイコンをタップ&ホールドすると「Close」「Keep Alive」「Don't Show When Inactive」が選択できる。

タスクごとに動作を設定できる

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電話やライトメールは「Keep Alive」「Don't Show When Inactive」にチェックを入れて、終了しない設定にしておこう。


それぞれの機能は以下のようになっている。

Closeタップ&ホールドしたタスクを閉じる。
Keep AliveMagic Buttonではこのタスクを終了しない。
Don't Show When InactiveMagic Buttonのタスクの一覧に表示しない。

電話やライトメールなどをタスクマネージャで終了すると不具合が起こるため、ここで「Keep Alive」と「Don't Show When Inactive」を選択してチェックしておいたほうがいい。


Magic Buttonは、タイトルバーというほとんど常に表示されている部分でアプリケーションを切り替えたり終了できる点がすぐれたタスクマネージャだ。W-ZERO3でアプリケーションの管理を自分で行いたいという人は導入してみてはいかがだろうか。

This article posted by mobachiki on 2006/04/27 18:01

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