マクロ機能も備えたテキストエディタ/〇号テキストエディタ
「〇号テキストエディタ」は、W-ZERO3でテキストファイルやHTMLファイルを編集することができるテキストエディタだ。登録した編集作業を、ボタン操作で何度でも繰り返し実行できるマクロ機能も装備されている。
| 【ソフト名】〇号テキストエディタ |
|---|
| 【バージョン】1.09 |
| 【作者】山田俊一 氏 |
| 【価格】フリーウェア |
| 【インストール方法】ダウンロードした圧縮フォルダ内のCABファイルをW-ZERO3上で開く |
| 【URL】http://www.fermes-soft.com/zhe_download.htm |
テキストの編集にはWord Mobileよりも軽快なテキストエディタを使おう
パソコンでシンプルなテキストデータを編集する場合、ワープロソフトを使うよりも、メモ帳などのテキストエディタを使うほうが、操作が簡単で動作も軽く、作業が効率的なことも多い。W-ZERO3でテキストファイル(.txt)を開くと初期設定ではWord Mobileが立ち上がるが、パソコンの場合と同様に、代わりに〇号テキストエディタを使えば、より軽快に編集することができる。表示方法も細かく設定でき、背景や文字の配色を好みのものに変えたり、フォントの種類やサイズも4パターン設定し、適宜切り替えて使うことが可能だ。
「フォント切り替え」メニュー
あらかじめ表示に使用するフォントの種類やサイズを4パターン設定しておける(設定は「メニュー」→「ツール」→「設定」→「フォント」で行う)。表示の切り替えは「メニュー」→「表示」ですぐに実行可能だ。
検索や置換作業の際に、画面全体を切り替える方式ではなく、ツールバー形式で設定・操作ができるのも、パソコンに比べて画面が小さいW-ZERO3では便利だ。テキストデータを見ながら、コピー&ペーストで置換後の文字列を入力するといった操作を1画面で行える。文字列を選択してから検索や置換画面メニューを選ぶと、あらかじめ語句が検索文字列としてセットされた状態でツールバーが表示される。
検索・置換機能
ツールバー形式なので、テキスト画面を隠さずに検索、置換操作が行える。文字列は前回使用したものがあらかじめセットされている。
拡張子の関連付けでファイルエクスプローラからも起動可能になる
設定メニューで関連付けするファイルの拡張子を設定すれば、ファイルエクスプローラの画面でのタップ操作により、選択したファイルを〇号テキストエディタで開くこともできるようになる。たとえばHTMLファイルは標準状態ではInternet Explorer Mobileで開いてしまうが、これでは表示しかできない。そこを〇号テキストエディタで開くように関連付けておけば、ファイルを開くと同時に編集をすることができる。324FTPやTotal Commander for PocketなどのFTP接続機能を持つソフトと組み合わせれば、W-ZERO3だけでホームページの更新も可能になる。
関連付けする拡張子の設定画面
TXT以外に、HTM/HTML/XML/
INI/INF/MCRファイルへの関連付け設定が可能。起動時に読み込むマクロもこの画面で設定する。
また、関連付けされていないファイルも「ファイルを開く」メニューから指定して開くことができる。フォルダ階層は視覚的に確認できるので、目的のフォルダにもすぐにたどり着ける。
「ファイルを開く」画面
拡張子の種類をポップアップリストで指定できるが、「すべてのファイル」を選ぶとどの拡張子のファイルでも選択できるようになる。文字コードを指定して読み込むことも可能だ。
多くの文字コードに対応
シフトJIS/JIS/EUC/Unicode/UTF-8/UTF-8Nと、多くの文字コードに対応しているのも、〇号テキストエディタの大きな特長だ。普段は自動判定にしておき、きちんと判定できないときには、ファイルを開く操作を行う際に、文字コードをあらかじめ指定するといいだろう。こうすれば、UTF-8で書かれたHTMLファイルやEUCで書かれたCGIファイルも問題なく開くことができる。
ファイルのプロパティ画面
「メニュー」→「編集」→「プロパティ」で、ブログサイトのHTMLファイルを表示。UTF-8Nの文字コードで書かれていることがわかる。
マクロ機能を活用すれば繰り返しの単純作業を効率化できる
同じような操作を何度も繰り返し行うような時に助かるのが、マクロ機能だ。〇号テキストエディタには、いわゆるキーボードマクロという機能が搭載されいていて、実際の操作を、まるで録画するように記録することができる。記録したマクロは、ツールバーの再生ボタンでいつでも実行でき、そのマクロをマクロファイルとして保存しておいたり、〇号テキストエディタ起動時に必ず読み込んでおくといった設定も可能だ。この機能を使えば、繰り返しが多く時間がかかるテキスト処理をW-ZERO3でも楽々あっという間に行うことができる。
たとえば各行の決まった位置で改行するといった操作も、マクロに記録しておけば再生ボタンを1回タップするごとに1行の処理を実行させることができる。コツは、次の処理したい位置へのカーソルの移動もキーボードで行い、マクロ内に含めておくことだ。英数字の入力もマクロに登録することができるが、日本語変換については登録できない。この場合は、クリップボードの内容をペーストする操作をうまく活用しよう。
マクロの記録
記録を開始するには、ツールメニューのマクロの記録を選択するか、「Shift+Control+R」を押す。 |
マクロの再生
再生するには、記録時と同じようにメニューから選択する、「Shift+Control+P」を押す、ツールバーの再生ボタンをタップする、のいずれかを行う。 |
〇号テキストエディタは、テキストデータを快適に編集することを目的としたテキストエディタだ。かたやWord Mobileは、パソコンのWordと共通の文字修飾機能をもったワープロソフト。しかし、WordとWord Mobileは完全互換ではないため、結局、文書はパソコンとW-ZERO3間ではテキストファイルの状態で共有しているのが実情ではないだろうか。そんな場合は、テキスト編集に特化したテキストエディタのほうがワープロソフトよりも生産性が高いのは間違いない。ファイルを開くメニューなども、Word Mobileに比べて操作性がパソコンのソフトウェアに近く、戸惑うことが少ない。W-ZERO3にテキストエディタをインストールしたことがない方に、ぜひ使ってみてほしいソフトウェアだ。







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