みんなでガヤガヤと楽しく話せるウィルコムミーティング! 最大7人まで同時通話可能

ウィルコムが音声ユーザー向けに新しく導入したのが、同時に最大7人まで通話ができる「ウィルコムミーティング」だ。申し込みや月額利用料が不要で、ウィルコム定額プランなどの070同士通話無料に対応しているプランやオプションに加入していれば、通話料も必要なく、サービス利用料として10.5円/分(上限1050円/月)がかかるのみ。サークルの仲間や家族などと同時に複数の人と楽しく話せるサービスだ。今回は、このウィルコムミーティングを使ってみたので、紹介していこう。
通話定額対応なら通話料無料! 2008年11月末まではサービス利用料も無料
ウィルコムミーティングは、月額2900円で24時間070同士なら通話無料やメール送受信無料といったメリットが受けられる「ウィルコム定額プラン」によって好調な、個人向け音声サービスのユーザーに向けた新しいサービス。同時に最大7人まで通話が可能な多人数通話サービスとなる。
利用するには、申し込みや月額利用料(基本料金)は不要。通話料およびサービス利用料がかかるが、通話料については、
- (a)ウィルコム定額プラン
- (b)ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン (21時〜翌1時の間は通話料課金)
- (c)新つなぎ放題+話し放題
のいずれかの、070同士が通話無料になるプランおよびオプションに加入していれば無料になる。サービス利用料のほうは、10.5円/分(上限1050円/月)だ。ただし、2008年11月末まではサービス開始記念キャンペーンとして、上記プランおよびオプション以外でも通話料は無料となり、サービス利用料も無料となる。
最大7人まで利用可能
上段左からAdvenced/W-ZERO3[es]、WILLCOM 03、WILLCOM LU、下段左からnico.、HONEY BEE、HONEY BEE 2、WX330J。このように7台(人)で同時に通話ができるのが「ウィルコムミーティング」だ。
利用方法はメール、Web、ガジェットの3つから好きな方法で行える
せっかく11月末までは利用料も無料になるのだから使ってみない手はない。利用方法は簡単で、まず、ミーティングルームというものを作成するために主催者が招待メールを参加者に送信する。招待メールの送信方法は、次の3つから好きな方法で行える。
- (1)メールを使った方法
- (2)Webを使った方法
- (3)ウィルコムガジェットを使った方法
主催者が招待メールを送信すると、参加者には招待メールが届く。招待メールには、ウィルコムミーティング用の電話番号(ミーティングルームアクセス番号)が記載されているので、そこに通話すれば、音声ガイダンスが流れ、「#」キーを押すとミーティングルームに入れる。このとき、ほかの人もミーティングルームに入っていれば、すぐに会話を始められる。
ミーティングルームは、招待メールが届いてから3時間(招待メールに記載されている期限)までは、主催者および参加者は自由に出入りが可能だ。
招待に必要なのは、参加者のメールアドレスのみだが、メールアドレスはウィルコムメールでなければならない。つまり、現状では、@pdx.ne.jp、@wm.pdx.ne.jp、@di.pdx.ne.jp、@dj.pdx.ne.jp、@dk.pdx.ne.jpとなり、2009年1月からは、@willcom.comが加わることになる。
ウィルコムミーティングの対応機種は、最近の機種なら通話とメールができる機種ならほぼすべてで利用可能だ(メール送受信が256文字までしかない「キッズケータイpapipo!」は「@bandai.jp」ドメインにて対応の準備を進めている模様)。WILLCOM03やW-ZERO3シリーズといったスマートフォンでももちろん利用できる。
注意してほしい点は、迷惑メール対策を実施している場合だ。オンラインサインアップで、迷惑メール対策を実施している場合に、招待メールの送付元である「mtg@willcom.me」というアドレスからのメールを受信可能にしておく必要がある。
ウィルコムミーティングの利用方法(概略)
ウィルコムミーティングは、ミーティングルームの主催者が参加者を招待する形で利用する。主催者は、招待メールを(1)メール、(2)Web、(3)ガジェットの3種類の方法のどれかで送信。参加者は、招待メールに記載されている番号に電話することでミーティングルームに参加する。
招待メール
参加者に送付されてくる招待メールの内容。主催者、招待日時、参加者へのメッセージ、利用期限の下に、「TEL:125232604355」のように電話番号が表示されている。これをクリックして通話をするとミーティングルームに参加するためのガイダンスが流れる。あとは指示に従っていけばいい。
迷惑メール対策
オンラインサインアップにおける迷惑メール防止の設定画面。以下のアドレスのみ受信するに設定しているユーザーは、アドレスにウィルコムミーティングのメールアドレス送信元を設定する必要がある(画面では「*@willcom.me」となっているが「mtg@willcom.me」でよい)。
メールでの招待メールの送信方法
ここからは、上述した3つの招待方法について、やり方を紹介していこう。
まず、メールでの招待メールの送信は、宛先(To)を「mtg@willcom.me」にして、件名(Subject)を主催者の名前(相手にわかるもの)、本文に参加者のメールアドレスを記載して送信する。本文のメールアドレスの下の本文7行目にコメント(文字)を入れると参加者への招待メッセージとなる。
招待メールに不備があった場合には、理由が記載された招待失敗メールが届くので、それを見て修正して再度送ってみよう。各項目を記入し、メッセージを付けなければ、大抵は問題ないようだった。
招待メールの送信ががうまくいったら、招待完了メールおよび招待メールが主催者にも届く。自分も招待メールに記載されたミーティングルームへアクセスする電話番号に発信して、ミーティングルームに参加しよう。招待の方法は、試した印象としては、おそらくメールでの招待メール送信が一番手軽だろう。
招待メール送信
宛先「mtg@willcom.me」をアドレス帳に登録しておいたり、一度、送信した招待メールを再利用して送信すれば、手軽に同じメンバーに招待メールを送信できる。参加者に自分のメールアドレスを入れる必要はない。
招待メール失敗
メールで招待メールを送信する場合には、定型通りに記載しないと送信に失敗し、失敗の内容が主催者にメールで返信される。
Webでの招待メールの送信方法
メールでの方法が最も簡単だと書いたが、Webサービスを利用するメリットもいくつかある。
最初にWebでの招待メール送信方法を紹介しておくと、ウィルコムの電話機で「ウィルコムミーティングメニュー」(ウィルコム公式サイトからも辿っていける)にアクセスし、「新規ミーティング登録」をクリックして、「主催者のニックネーム」や「主催者のメールアドレス」、「参加者のメールアドレス」、参加者へのメッセージ(全角256文字まで)」といった情報を入力、それを確認して送信、といった流れになる。
メールと比べると参加者のメールアドレスをきちんとアドレス帳などから引用することでウィルコムのメールアドレスを入力していれば、招待を失敗することが少ない印象だ。また、Webサービスならではの機能として、これまでのウィルコムミーティングの主催した履歴や参加した履歴を見ることができ、そこから同じメンバーに招待メールを手軽に送信することも可能だ。
ウィルコムミーティングサイト
ウィルコムミーティングのメニューサイト。新規ミーティングの登録(招待メール送信)やミーティング登録リストおよび開催履歴の閲覧などが行える。
新規登録画面
ウィルコムミーティングのWebサイトから招待メールを送信しようと、新規ミーティングの登録を行っている画面。
ミーティング登録内容
登録したミーティングの内容が閲覧できる。そこから「今すぐミーティングする」をクリック すれば通話が開始され、ミーティングに参加できる。Webサイトから招待メールを送信すれば、招待メールを受信したのを確認しなくてもそのまますぐにミーティングに参加可能だ。
ミーティング主催履歴
過去に主催したミーティングの履歴が閲覧できる。履歴から同じ参加者に再度ミーティング招待メールを送信できる。
ガジェットでの招待メールの送信方法
最後に、「ウィルコムガジェット」を使った方法を紹介しよう。
ウィルコムガジェットとは、Webサービスなどを待受画面として手軽にパソコンのデスクトップのように扱えるサービスで、2008年11月21日現在で対応している機種は、2008年7月に発売されたアスモ(旧ケーイーエス)製「WILLCOM 9(WS018KE)」と2008年12月上旬に発売予定の東芝製「WILLCOM LU(WS023T)」のみとなっている。特に、WILLCOM LUには、ウィルコムミーティングのガジェットがプリインストールされているが、WILLCOM 9で利用するには、ウィルコムガジェットの配布サイト(ウィルコム公式サイトから辿れる)からダウンロードして、インストールする必要がある。
使用に際しては、ウィルコムミーティングのガジェットを利用できるように、開いておかなければならない。ガジェットにウィルコムミーティングのロゴである“Me”というアイコンが表示されたらOKだ。待受画面で上を押して、ガジェット利用状態にし、Meアイコンを選択した状態で左ソフトキー(最大化)をして利用する。
登録グループを登録したら、その登録グループに主催者のニックネームやメッセージを入力し、参加メンバーを追加しながら選んで、彼らを召集することになる。ガジェットを利用するメリットとしては、招待する度に手軽に登録メンバーの中から参加/非参加を選べるところだろう。
待受画面
ウィルコムガジェットに対応した機種で、ガジェット利用時の待受画面。中央やや右下あたりに見える「Me」と書かれたアイコンがウィルコムミーティングのガジェットだ。
ウィルコムミーティングガジェット
ウィルコムミーティングのガジェットを最大化した画面。「新規登録」で登録グループを作成し、登録したグループをクリックすれば、参加メンバーなどを編集できる。
登録グループ
登録グループ編集画面で、まずは、主催者のニックネームとメンバーの追加をしよう。この2項目は保存される。実際に召集(招待メールを送信)するときには、メッセージを入れよう。参加者をクリックすると召集ごとに参加および非参加を設定できる。
ガジェットにて召集開始
ウィルコムミーティングのガジェットから招待メールを送っている画面。通信中やお待ちくださいといった画面が何度か現れて、通信完了と出たら終了だ。招待メールが届いたのを確認して、ミーティングルームに参加しょう。
ウィルコムミーティングはコミュニケーションを加速するツールになるか!?
ウィルコムミーティングは、仲のよい友達、大学のサークルや高校の部活などといったような仲間、離れたところにいる家族、ビジネスマンのちょっとした電話会議などに向けたサービスとなる。ただし、少し使ってみるとわかるが、参加人数が3~4人くらいならともかく、5人、6人、7人と増えてくると、誰が誰だか段々わからなくなってくるといった問題が出てくる。電話会議などをしたことがある方ならわかるだろうが、参加者の表情などが見えないので、しゃべりだすタイミングも難しく、スムーズに会話が進まないことがしばしばだ。
もちろん、そういった問題は慣れでなんとかなったりもするし、3~4人くらいなら楽しく、もしくは、便利に話せる。
となると、課題となるのは、むしろ、サービス利用料のほうかもしれない。「ウィルコム定額プラン」など、070同士の通話料が無料となる契約を利用しているなら、通話料の心配はないが、サービス利用料が10.5円/分なので月に2時間も使うともう上限額(1050円)に達してしまう。これだったら数百円程度の月額利用料(定額)にしてしまったほうが、利用しやすい印象になったかもしれない。
もちろん、ビジネスマンなら利用頻度によっては格安と思えるかもしれないが、24時間通話無料目当てで2台持ちをしている学生などには、上限額が1カ月で1050円というのは、少し負担が大きいかもしれない。他社のサービスを見ると、ソフトバンクなら「多者通話」サービスによって、月額210円の利用料さえ支払えば、ホワイトプランで1~21時の間は通話料が無料で複数人の同時通話が可能となっている。時間限定になってしまうが、ビジネスマンならこちらのほうが役立つ場合も多そうだ。
また、使ってみて一番悩ましかったのは、参加の仕方だ。
招待メールが送られた後、すぐに参加者が集まってくれればいいが、招待メールに気づかなかったりして人が集まらないと、最悪、1人で通話状態のまま参加者を待つという図もあり得るわけで、これはかなり寂しいものがある。なにより、ミーティングルームに参加中に、まだ参加していない招待者に催促メールを送付することもできるのだが、そういった間にも相手のいないミーティングルームでも参加していれば、利用料がチャージされる。
確かに、サービスのターゲット層である若者なら、「メールに気づかない」という事態は比較的起こりにくいのかもしれないが、招待メールに参加の可否などを返信すれば、参加者全員にそのメールが届くなどの機能があってもよかった。ほかの人の「参加準備OK」がわかる、といったプレゼンス機能はほしかったところだ。
ウィルコムは以前にもDDIポケット時代の1998年に「ボイスミーティングサービス(ミーティングルーム)」を導入したが、普及を果たせず、2004年9月に終了している。あの頃も同じように安いPHSというサービスに若者が飛びつき、それに対するサービスとして導入したというあたり、今回と背景がやや似ている。ただ、違うのは現在は、通話料無料やパケット定額などの定額サービスがあることだ。なにはともあれ、新しいサービスが出にくい通話サービスへの試みだ。少しでも盛り上がるツール・サービスに成長していくことを期待したい。
【修正履歴】
<2008年11月28日 修正>
■次の4カ所を現状のように修正しました。
- (b)ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン
- ウィルコムミーティングの対応機種は、最近の機種なら通話とメールができる機種ならほぼすべてで、メール送受信が256文字までしかない「キッズケータイpapipo!」でも利用可能だ。よって、WILLCOM
03やW-ZERO3シリーズといったスマートフォンでももちろん利用できる。 - となると、課題となるのは、むしろ、サービス利用料のほうかもしれない。通話料が無料となる契約を利用しているなら、通話料や月額利用料はかからないが、サービス利用料が10円/分なので月に2時間も使うともう上限額に達してしまう。
- 杞憂であればいいが、ウィルコムは以前にもDDIポケット時代の1998年の「ボイスミーティングサービス(ミーティングルーム)」を導入し、失敗している。あの頃も同じように安いPHSというサービスに……
■次の文を削除しました。(papipo! への対応は準備段階であるため)
- 前述のpapipo!を使っている相手が招待メンバーにいる場合には、招待メールで入力できる主催者名やメッセージを極力短くしておかないと、招待メールから途中で切れてしまい、ミーティングルームアクセス番号が記載されていない状態になってしまうので注意しよう。







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ガイドブック](/ad/w-zero3.jpg)

