【新機種レビュー】カメラが付いた! ポップ&カジュアルなデザインの音声端末/HONEY BEE 2(WX331KC)

ウィルコムが“ミツバチ”をイメージしたポップ&カジュアルなデザインで人気モデルとなった「HONEY BEE(型番:WX331K)」の後継機種として、ユーザーから最も要望の高かったカメラを搭載した「HONEY BEE 2(型番:WX331KC)」を発売した。W-SIMに対応していない通常の音声機種なので、WILLCOM 03やW-ZERO3シリーズと併用するには別途、契約が必要だが、通話やメール、ウェブといったことを手軽に行えるケータイに仕上がっている。ここではその内容を紹介しよう。
| 【製品名】HONEY BEE 2 |
|---|
| 【型番】WX331KC |
| 【メーカー】京セラ |
| 【発売日】ホワイト・ブラック・ピンク:2008年11月7日(金)/ブルー・グリーン:2008年11月13日(木) |
| 【価格】2万8560円(ウィルコムストアでの新規購入価格[一括]の場合) |
薄さ9.9mmのスリムなストレートケータイ! ラメが入ってよりかわいらしく
HONEY BEE 2は、ミツバチをイメージしたポップなデザインのストレート型音声機種で、HONEY BEEにカメラを搭載し、ディスプレイの周りにラメが入っているといった点からもわかる通り、より女の子っぽいテイストやボディカラーになっている。サイズや質量は、HONEY BEEと同じで、カメラを搭載したことにより、赤外線端子などの配置が若干変更されている。
また、HONEY BEEでは、キーが小さく押しづらいといった意見が寄せられていたため、多少の改良が試みられており、通話キー、クリアキー、終話キーの列のボタンが約0.7mm大きくなったほか、数字キーだけでなく、十字キーの周りのメールキーなどもエンボス処理により出っ張りができたことで押しやすくなっている。とはいえ、HONEY BEEを使ってきた筆者からすれば、キーの押しやすさには大きな違いは感じられなかった。
幅も小さく持ちやすいので、子供向けにもいいだろう。ただ、HONEY BEEと比べると、ラメやカラーリングなどが、さらに女子中学生や女子高生などを中心とした若い女の子をターゲットにしているテイストなので、それが気になる人は少し選択しづらいかもしれない。
カラーバリエーション
ボディカラーはホワイト、ピンク、グリーン、ブルー、ブラックの5色。グリーンとブラックの2色は質感がマット(つや消し)となっており、ほかの色はつやのある表面塗装がされている。
HONEY BEE 2の正面
HONEY BEE 2(ブルー)の正面写真。サイズが約42×120×9.9mm、質量が約73gと非常にコンパクトなストレート形状で、愛らしいデザインが特徴だ。わかりづらいがディスプレイ周りに各色ともラメが入っている。
HONEY BEEとの正面比較
HONEY BEE 2(左)とHONEY BEEの正面からの比較写真。十字キーの周りのキーが多少デザインが変わっている。
HONEY BEE 2の裏面
HONEY BEE 2(ブルー)の裏面写真。上端付近にカメラが搭載されているのがわかる。ウィルコムのロゴが裏面に移り、モノラルスピーカーや充電用接点、バッテリーが配置されている。
HONEY BEEとの裏面比較
HONEY BEE 2(左)とHONEY BEEの裏面からの比較写真。ブルーはHONEY BEEはマットな質感だったが、HONEY BEE 2はややメタリックなつやありとなっている。また、色も多少黄色味のある薄いものになった。
カメラ部分
カメラ機能は有効31万画素CMOSカメラで、最大VGA(480×640ドット)までのサイズで撮影可能。接写(マクロ)やオートフォーカスには対応していない。
バッテリー部分
バッテリーもHONEY BEEと共通で、充電式リチウムイオン電池「LD331K(3.7V/700mAh)」を採用。外装にはガラス繊維を混ぜた樹脂、中には基板を保護する金属プレートが入れられており、長い間利用しても壊れないように強化されている。
下部
下部には何もなく、マイクはキー側に配置。数字キーおよび十字キーの周りのメールキーなどの4つのキーはエンボス処理されており、文字やマーク部分が盛り上がっている。
上部
HONEY BEE 2(上)とHONEY BEEの上部面比較。カメラを搭載したことによって赤外線端子や着信用LED、ストラップ穴といったものの配置が少し変わっている。充電台は横に寝かせて置くタイプが付属する。
左側面
平型イヤホンマイク端子および充電や外部接続が可能なmicroUSB端子が配置されている。microUSB端子は、WILLCOM 03にも搭載されており、ウィルコムでは充電&外部接続端子として共通化されてきている。
右側面
HONEY BEE 2(上)とHONEY BEEの右側面比較。どちらもスライド式ロックキーを搭載しているが、HONEY BEE 2ではスライド部分がミツバチの腹の部分をイメージした丸いボタンに変わっており、スライドさせやすくなっている。
外観だけでなく待受やメニューまでかわいらしいミツバチの世界観で統一
操作性などの使い勝手は、HONEY BEEと同じで、機能がシンプルなだけあって、軽快に動作する。見た目もミツバチをテーマにプリセットされている壁紙やメニュー、デコラティブメールのテンプレート、着信音、シャッター音などにおいて世界観が統一されている。
高度化PHS「W-OAM」による最大204Kbpsの通信速度によってパソコン向けページの表示に対応するフルブラウザ(Opera 7.2 EX)が利用可能。ブラウザは、高速化サービスやOperaサーバーサービスなどに対応している。
メールもパソコン向けのPOP/SMTPメールに対応しており、ウィルコムメールと合わせて3つのアカウントまで利用可能。デコラティブメールや絵文字も他社と相互に送受信できる。文字入力システムは、Advanced Wnn V2を採用しており、オプション(ダウンロード)辞書には対応しているものの、2タッチ(ポケベル)入力や英数カナ変換には対応していない。
新しいサービスである「ウィルコムミーティング」に加え、赤外線(IrMC1.1)、目覚まし、電卓、カレンダー、スケジュール、国際ローミング、モデム機能などに対応しているが、Javaアプリやオフィス文書表示などには対応していない。基本的に、カメラが追加された以外は、メニューやテンプレートの素材が変わった程度で、HONEY BEEと同様となっている。メール画面などを表示していると、新しいメールをバックグラウンド受信せず、新規メール通知もアイコン表示のみといった仕様も変わらない。
待受
ミツバチをイメージした壁紙が5つプリセットされている。待受に時計やカレンダーを表示することも可能。
メニュー(1)
メインメニューは3種類がプリセットされており、右ソフトキーを押すと切り替えられる。
メニュー(2)
プリセットされているメインメニューはどれも9分割のタイル(アイコン)タイプ。サブメニューは文字によるリストタイプとなる。
メニュー(3)
メニューの中の「カメラ」は、ハチがカメラを持ったHONEY BEE 2のキャラクターと同様になっている。
デコラティブメール表示
メール機能としてHTMLによる装飾メール(いわゆる「デコメ」)サービス「デコラティブメール」にも対応している。
デコラティブメール作成
プリセットされているデコラティブメール用テンプレートもミツバチをイメージしたものとなっており、HONEY BEEとは違う素材も入っている。
文字入力
文字入力は予測・推測変換に対応しており、候補を選択するときに上下キーを押すと左右に移動するのも既存の京セラ機種と同じだ。
赤外線受信
HONEY BEEと同様に赤外線機能を搭載している。他社通信事業社向け機種とも赤外線でアドレス帳などを送受信可能だ。
マイオリジナル
待受画面において右ソフトキーを押すと表示されるカスタマイズ可能なオリジナルメニュー「マイオリジナル」画面。待受画面で右ソフトキーを長押しするとアンテナサーチ機能「しっかりリンク」が起動する。
Webブラウザ
Webブラウザには「Opera 7.2 EX」が採用されており、ケータイモード、スモーロスクリーンモード、フルスクリーンモードの3種類の表示が可能。全画面表示や30~200%までの10段階のズーム表示などには対応しているが、タブやFLASHには対応していない。
フルブラウザ
Operaサーバーサービスに対応しており、WebページがRSS Auto Discoveryに対応している場合には、タイトル部分にフィードアイコンが表示され、簡単にRSSフィードに追加可能だ。
RSSリーダー
OperaサーバーサービスのRSSリーダーを利用しているところ。RSSリーダーのほかにも、フォトアルバム、オンラインストレージ、スティッキーメモに対応している。
Webブラウザ詳細設定
Bytemobile社による高速化技術を使った「高速化サービス」にも対応。有料(月額315円)だが、利用するとテキストや画像が圧縮して転送されるため体感速度が向上する。利用するには、オンラインサインアップで設定を行う必要がある。
31万画素カメラを搭載! その実力は? どれくらい使える?
HONEY BEE 2の最大のポイントはカメラが搭載されたことだ。ただ、残念なことに31万画素と少し画素数としては物足りない。とはいえ、手軽にスナップ写真のように撮影し、Web上のブログやSNSなどにアップしたり、友達とメールや赤外線で交換したりするくらいならそれなりに使えるだろう。また、逆に画素数が少ないからこそ、セピアやモノクロにしてみたり、画像に文字を入れたりできるWebサービスを使ったりと、遊び心を膨らませたいところだ。
このように、HONEY BEE 2は、WILLCOM 03やW-ZERO3シリーズとは違い、非常に気軽にライトな感覚で使えるのが魅力だ。ただ、「気軽に」といってもウィルコム定額プランで長電話をしたり大量のメールをやりとりする、といったように、WILLCOM 03などとは違った意味でヘビーに使い倒せる側面はある。人気だったHONEY BEEに続き、31万画素とはいえ、カメラがついたことで、HONEY BEE 2はより持っていて楽しい機種になっている。
カメラ撮影時
カメラのファインダー画面。各種情報が表示されており、起動時間が2~3秒、保存時間(VGAおよびファイン時)が3~4秒なので、撮影するのにそれほど待ち時間はない。セルフタイマーやすぐにメールに添付して写真が送付できる速撮メール機能などにも対応している。
カメラメニュー
撮影画面時に右ソフトキーを押せばカメラのメニューが表示され、撮影モード(サイズ)や画質、シーンなどを設定できる。モードは、ケータイ(QCIF)、壁紙(QVGA)、VGAの3種類、画質は、メール、ノーマル、ファインの3種類がある。
データフォルダ
データフォルダはファイルの種類ごとにタブで表示を切り替えられるタイプ。MIDIファイルやMFMファイルによる自作着メロや着こえも作成可能。
メモリ容量
内蔵メモリは約14MB。ほかにメール用に約4MBが搭載。外部メモリは搭載されていないので、別途、撮影した写真などは、パソコンやWeb上に転送して保存したほうがいいだろう。











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