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W-ZERO3シリーズの「予定表」とGoogleカレンダーをネットワーク経由で同期/POSync

POSync

W-ZERO3シリーズでは、パソコンのスケジュール管理アプリケーション「Outlook」とActiveSyncやWindowsモバイルデバイスセンターを使って簡単に予定データを同期できるが、個人ユーザーでOutlookを本格的に使うほどではなく、もう少し手軽にスケジュール管理がしたいという方もいるだろう。そういったときにWebサービスで無償で気軽に使えるのがGoogleカレンダーだ。このGoogleカレンダーとW-ZERO3シリーズの予定表のデータを同期できるのが「POSync」だ。

【ソフト名】POSync
【バージョン】ver 0.27
【作者】とーふ氏
【種別】フリーウェア
【提供方法】ダウンロードしたCABファイルをW-ZERO3上で開く
【URL】http://www.geocities.jp/bjsoftab4/zero3.html

インストールすればネットワーク経由で同期が可能に

インストールはCABファイル方式なので、Web上にある配布ファイルを本体にダウンロードし、開くだけでいい。Advanced/W-ZERO3[es](以下、アドバンスト・エス)ならPOSyncをインストール後は、「スタート」メニュー→「プログラム」内にある「Shortcut to POSync」を起動すれば、すぐに使える。ただし、アドバンスト・エス以前の機種では、別途、「.NET Compact Framework 2.0」をインストールする必要がある。これも作者のサイトに配布先となるMicrosoftのページにリンクがあるので、親切でわかりやすい。

また、GoogleカレンダーはWebサービスなので、当然ながらこちらにユーザー登録しておく必要がある。ほかのGmailなどのGoogleのサービスを使っているならGoogleアカウントを取得しているはずなので、同じアカウントでカレンダーも利用できる。使ったことがない方は、Gmailの画面の上にある「カレンダー」のリンクをクリックして、カレンダー画面を開いてみよう。

POSyncの画面で、このGoogleアカウントのユーザー名(ID)とパスワードを入力し、ネットワークに接続できる状態で「予定を送る」もしくは「予定を取り込む」を実行すると、W-ZERO3シリーズでの標準のスケジューラとなる「予定表」のデータとGoogleカレンダーのデータを相互に補完し合う(W-ZERO3上にしかない予定はGoogleカレンダーに、Googleカレンダー上にしかない予定はW-ZERO3に転送される)。

終日予定や複数の日にまたがった予定、繰り返し予定、予定の通知機能にもきちんと対応している。同期範囲は、「一ヶ月後まで」「二ヶ月後まで」「三ヶ月後まで」「半年後まで」から選択可能となっている。複数のGoogleアカウントにも対応しているのも、うれしいところだ。

Googleカレンダーには、ほかのユーザーとの予定表データを共有できる機能があるのだが、POSyncはそれにも対応している。「機能」メニューから「他のカレンダー」を選択すると、Googleカレンダーで共有している「他のカレンダー」が選択でき、選択したカレンダーのデータをW-ZERO3に取り込むことができる。「日本の祝日」などの公開カレンダーも共有できるので、祝日データを手軽に入力可能だ。

POSyncの画面

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POSyncを起動したところ。「機能」メニューから「確認をせず更新する」「予定を送る」「予定を取り込む」「他のカレンダー」「POSyncを終了」が利用でき、「オプション」メニューから「同期範囲設定」「通知設定」「サーバ設定」が選択できる。ソフトキーとダイヤルキーだけでも操作が可能だ。

予定の通知機能の設定

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Googleカレンダーへ送った予定の通知をするかどうかを設定できる。「通知しない」と「5分前」から「1週間前」までの計12通りから選択が可能だ。

他のカレンダーの取り込み画面

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「他のカレンダー」の予定を取り込むこともできる。Googleカレンダーの共有機能を利用しており、プロジェクトチームのメンバー同士で予定を共有したり、日本の祝日といった公開カレンダーを共有することで、自分で入力しなくても予定を取り込めるのは便利だ。利用の際は、先にGoogleカレンダーでの設定が必要。

確認してから更新画面

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「確認してから更新」にチェックを入れておくと、このように予定表データに取り込むときに確認画面が表示される。配布当初はデフォルトでオンになっていたが、現在はオフになっている。普段利用するならオフのままでいいだろう。

他のGoogleカレンダーとの同期アプリと比べても使いやすく安心

Googleカレンダーは、W-ZERO3シリーズでOperaなどのWebブラウザを使って表示し、予定を追加することなども確かに可能だ。しかし、編集などが非常に困難だし、閲覧も使いやすいとはいえない。そのため、GoogleカレンダーをW-ZERO3シリーズで利用するには、こういったPOSyncのようなアプリケーションはたいへんありがたい。

ほかにも、Googleカレンダーとデータを同期できるアプリケーションでWindows Mobileで利用できるものには、「SyncMyCal Mobile」や「GMobileSync」、「GooSync」、「OggSync」、「CalSyncUm」などと多く存在するが、POSyncは、日本語表示でW-ZERO3シリーズ向けに開発されている点が、やはり安心できる。また、機能も豊富で、ないのは自動定期同期くらいといえるのもうれしいところだ。Googleカレンダーを活用しているユーザーには、ぜひともおすすめしたい。

予定表画面

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標準のスケジューラとなる予定表画面。Googleカレンダーの公開カレンダーとなる「日本の祝日」を他のカレンダーとして取り込んだため、このようにきちんと10月8日が体育の日として登録されている。

Googleカレンダーモバイル画面

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Googleカレンダーのモバイル版をアドバンスト・エスのOperaで表示したところ。現在のところ、モバイル版では予定の追加や編集は行えず、閲覧するのみとなっている。やはりGoogleカレンダーをW-ZERO3で使うには、POSyncのようなアプリケーションが必須だ。

Googleカレンダーをパソコンで表示しているところ

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GoogleカレンダーをWindows XP搭載のパソコンでInternet Explorer 7から表示しているところ。JavaScriptやAJAXが使われており、通常のアプリケーションのように扱える。POSyncを使えば、パソコンとW-ZERO3をケーブルでつないでActiveSyncしなくても、予定の共有が可能だ(クリック/タップで拡大)。

This article posted by memn0ck on 2007/10/03 09:51

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