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定額制音楽配信サービス「Napster To Go」を楽しもう

Napster To Go

「ナップスター」は米Napsterとタワーレコードにより10月3日に開始されたパソコン向け音楽配信サービスだ。特徴はポータブルミュージックプレーヤーに転送することも含めて定額で利用できる料金コース「Napster To Go」があることだろう。NTTドコモの携帯電話「FOMA 903iシリーズ」などの一部機種で対応したことでも話題となっている。そんなナップスターだが、ウィルコム「W-ZERO3」「W-ZERO3[es]」にも転送して、音楽を楽しめるので紹介しておこう。

W-ZERO3で利用するには月額1,980円の「Napster To Go」を利用しよう

本来パソコン向け音楽配信サービスであるナップスターで、ポータブル機器に楽曲ファイルを転送できるサービスコース「Napster To Go」を利用するには、Windows Media Player 10がインストールされているWindows XPのパソコン環境が必要になる。このため、ナップスターのサービスは、W-ZERO3もしくはW-ZERO3[es]のみでは利用できないので注意しよう。
これまでも「W-ZERO3で音楽を楽しもう - その3」で紹介したように、パソコンで音楽配信サービスを利用して、それをW-ZERO3に転送するといったことは可能だったが、ナップスターの特徴は、“1曲いくら”という従量制ではなく、何曲ダウンロードしても“定額”というサービスが利用できることだろう。

まずは公式サイト「ナップスタージャパン」に行き、対応アプリケーションをダウンロードしてインストールしよう。料金コースは、パソコンで使う場合のみ定額となる「Napster Basic」、パソコンでもポータブル機器に転送しても定額となる「Napster To Go」、1曲ずつ料金がかかる従量制「Napster a la carte」の3つとなる。W-ZERO3シリーズに転送するなら月額1,980円(税込)となる「Napster To Go」がいいだろう。また、7日間無料で試せるフリートライアルもあるので、どんなサービスか試すことも可能だ。ただし、フリートライアルではクレジットカード情報を入力しなければならないので注意したい。

料金の支払いはクレジットカードのほかに、3カ月分の利用料金をプリペイドできる「ナップスターカード」の購入で行うことが可能だ。ナップスターカードはタワーレコードの店舗やコンビニエンスストアにて販売されており、そこに記載されている「Napster カード番号(コード)」をアプリケーション利用時に入力すると、楽曲のダウンロードが可能となる。また、初回利用時にはユーザー登録をして、IDを取得する必要がある。

専用アプリケーションをインストールして、ユーザー登録を済ませたら、早速、楽曲をダウンロードしよう。定額で利用できる楽曲数は全部で150万曲用意されており、邦楽はかなり少ないが、洋楽はそれなりに押さえられているといった感じだ。

サービスコースの違い

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サービスコースは「ナップスターベーシック(Napster Basic)」、「ナップスタートゥゴー!(Napster To Go)」、「ナップスターアラカルト(Napster a la carte)」の3種類があり、それぞれ利用できる内容や料金体系が異なる。

初回利用時に表示されるユーザー登録画面

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インストール後の初回起動時にはユーザー登録や支払い方法などを入力する必要がある。ユーザー名によりほかのユーザーと音楽についてコミュニケーションできたりもする。

ナップスター起動画面

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起動するとタワーレコードのようなオンラインミュージックストアを彷彿とさせるブラウザ部分と、プレイリストのようなミュージックプレーヤーの部分が混ざった画面が表示される。右上にあるライブラリをクリックすると完全にミュージックプレーヤーのような表示となる。

ナッププターをインストールしたらW-ZERO3に転送しよう

ナップスタージャパンの「Napster To Go対応機器」には「W-ZERO3」や「W-ZERO3[es]」は名を連ねていないのだが、Windows Media PlayerのMobile版を搭載しているので、購入した楽曲は転送して再生できてしまう。

W-ZERO3シリーズにダウンロードした楽曲の転送は、W-ZERO3をUSBケーブルでパソコンに接続してActiveSyncした状態で行う。この状態でナップスターを起動すると、W-ZERO3が自動的にポータブルプレイヤーとして認識され、ナップスターにポータブルプレイヤーとして登録ができる。ただし、ActiveSyncなどのバージョンが古かったりするとうまく認識されないケースもあるようだ。

ポータブルプレイヤーとして認識されたら、W-ZERO3に楽曲ファイルを転送する。通常のポータブルプレイヤーではナップスターの画面右下にある「転送」部分にドラッグ&ドロップして転送を行うのだが、それだとW-ZERO3の本体メモリに保存されてしまうので、右上の「ライブラリ」をクリックし、左側に出てくるサイドバー内のツリーのうち「miniSDカード」と表示されているアイコンに転送したい楽曲をドラッグ&ドロップしよう。

また、ナップスターでダウンロードした楽曲をWindows Media Playerのライブラリに登録して、それをW-ZERO3に転送することもできる。ナップスターのアプリケーションがやや使いにくいといったユーザーなら、ダウンロードだけナップスターで行い、ファイル管理はWindows Media Playerでするようにしてもいいだろう。

ポータブルプレイヤー登録画面

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本体メモリのほうは、W-ZERO3のデバイス名として認識されるようだが、miniSDカードのほうは別途「miniSDカード」として認識される。もちろん、この名称は変更可能だ。

転送画面

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ナップスターのアプリケーションは多少わかりづらいところもあるが、理解すれば使えないことはない。ライブラリ(赤枠(1))をクリックし、「すべての音楽」など(赤枠(2))を選択するとダウンロードした音楽ファイルが閲覧できる(赤枠(3))ので、その中から転送したいファイルを選択し、ドラッグしてminiSDカード(赤枠(4))にドロップすれば転送が開始される。右下の「転送」(赤枠(5))にドロップすると本体メモリに保存されてしまう。もちろん、設定でダウンロードした音楽ファイルがすべて同期されるようにすることも可能だ。

転送した楽曲をW-ZERO3[es]で確認

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W-ZERO3[es]のWindows Media Player 10 Mobile for Pocket PCでライブラリを更新し、転送した楽曲の内容を表示した画面。miniSDカードに転送した音楽ファイルはminiSDカード内の「Music」フォルダ内にアーティスト別にフォルダ分けされて保存されている。

再生画面

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アルバムなどのジャケットの画像がナップスターに登録されている場合には、それらもダウンロードされ、W-ZERO3にも転送されて表示されるようだ。

転送してしまえば、後は従来通りW-ZERO3のWindows Media Playerで音楽を再生するだけだ。ライブラリは手動で更新しないといけないようだが、アルバムなどのジャケット画像がある楽曲は、画像も転送され、きちんと表示されるのもうれしい。Windows Media Playerの使い方やW-ZERO3で音楽を楽しむといったことは、本サイトにて特集が組まれているので、そちらを参照してほしい。

ナップスターのサービスは、現在揃っている音楽ファイルの多くが洋楽であること、にもかかわらず定額料金が1,980円と気軽に利用できる額とは言いがたいこと、定額サービスでは利用できない音楽ファイルがあること(とくに同じアルバムの中で1曲だけアラカルト[有料]であるケースがあるなど、かなり残念な場合もある)、検索機能が現状では不十分であることなど、まだ万人に便利といえるサービスではない。しかし、手軽に音楽を楽しめるという意味では大きなサービスが開始されたともいえる。W-ZERO3シリーズでそれがそのまま利用できるのはうれしい限りだ。

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This article posted by memn0ck on 2006/11/22 20:28

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