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形や機能がより“ケータイ”らしくなった!/W-ZERO3[es] 最新レビュー -その6(電話機能)

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W-ZERO3[es](WS007SH)はデザインがスリムになり、一見するとストレートタイプのケータイのようなスタイルとなったが、同時に操作性や機能などもケータイに近づいたところがある。また、Webブラウザを利用しているときなど、データ通信中でも通話やメールの着信ができるようになったり、W-SIMカードと[es]の電話帳の相互読み書きが可能となるなど基本機能の使いやすさも向上。そんな電話機能を中心とした基本機能について、W-ZERO3[es]の新しい点を見ていく。

待受(TODAY)画面に簡易タスクマネージャが表示

W-ZERO3[es]では、サイズがスリムになり、ディスプレイの下にダイヤル(テン)キーをつけたことでよりケータイに近い製品となった。これにより、従来の機種よりも「W-ZERO3で通話をする」というシーンが増えてくると思われるが、それに併せて、ケータイとしての使いやすさの観点で、小さいことから大きいことまで旧来のW-ZERO3からいろいろ変更が加えられている。ここでは、そういった通話機能に関わることを中心に、基本的な操作についての変更点をまとめて紹介する。


まずは、待受(TODAY)画面についてだが、ハードウェアキーによりマナーモードなどの設定が簡単に行えるようになったため、TODAY画面からはマナーモード、ドライブモード、伝言メモといったボタンが消えた。そのため、「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブ→「TODAY」→「アイテム」ですべてのチェックを外せば、ほとんど壁紙だけを表示するといったことも簡単にできるようになった。


W-ZERO3[es]を携帯情報端末(PDA)として利用するユーザーにとっては、どれだけTODAY画面いっぱいに必要な情報を表示させるかといったことが求められるように思われるが、ケータイから流れてきたユーザーからすると、待受画面には、「時計などに邪魔されず、好きな写真を思いっきり表示したい」というニーズも高いようだから、こうした変更は望ましいところだろう。


また、初期設定では日付表示などの並びの一番下(画面の中段あたり)に「実行中のプログラム」という項目が増えた。これをタップしても「設定」→「メモリ」→「実行中のプログラム」の画面が表示されるだけだが、簡易的なタスクマネージャとして利用でき、起動しているアプリケーションを切り替えたり、個別に終了したり、すべてを終了したりすることが可能だ。


W-ZERO3シリーズを含むWindows Mobileでは、アプリケーションを終了するといった仕様にはなっておらず、基本的に右上の「×」ボタンをタップする(または「OK」キーを押す)と、アプリケーションは終了せずに見えなくなるだけなので、たくさんのアプリケーションが同時に立ち上がっていると動作が重くなって不安定になることがある。実行中のアプリケーションの数が増えてきたら、利用していないアプリケーションを必要に応じて手動で終了させると、より快適に使えるだろう。


さらに、WS004SHから対応している事項だが、TODAY画面でカーソルキーの左右を押すと、発着信履歴が表示されるようになっている。これは「通常のケータイと似た動作が欲しい」ということで、初代W-ZERO3のユーザーから対応を望まれていたことだ。待受(TODAY)画面で発着信履歴をする/しないは、「設定」→「TODAY」→「カーソルキー」タブの画面で設定が行える。初期状態ではカーソルキーの左右で発着信履歴が表示されるようになっている。

TODAY画面

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W-ZERO3[es]の待受(TODAY)画面。ハードウェアキーによりマナーモードやドライブモードの変更が可能となったため、かつて上部にあったそれらの設定ボタンがなくなり、すっきりした印象。中段あたりに見える「実行中のプログラム:2件」という表示が簡易的なタスクマネージャとなる。

タスクマネージャ

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TODAYの「実行中のプログラム」を選択すると「スタート」メニュー→「設定」→「システム」タブ→「メモリ」→「実行中のプログラム」タブが表示される。

「電話」アプリ

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通話キーを押すと表示される「電話」アプリには、わかりやすいように画面下に「←着信履歴 | 発信履歴 →」という表示がされている。

発着信履歴設定

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「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブ→「TODAY」→「カーソルキー」タブの画面では、待受(TODAY)画面の状態でカーソルキーの左右で発着信履歴を表示する設定が行える。

着信履歴

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発着信履歴から選択した電話番号などは、すでにある連絡先の項目に追加登録できるようになっている。WS004SHから対応した機能だが、[es](WS007SH)でも採用された。

追加登録

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追加登録を選択すると、まず既存の連絡先一覧が表示され、追加したい項目を選択すると上記の追加登録画面が表示される。番号の種類を選択すると登録され、確認画面が表示される。

電話機能の設定がひとまとめになってわかりやすくなった!

旧来のW-ZERO3では、「設定」画面の「ユーティリティ」や「Eメール(ウィルコム)」など、いろいろなところに電話関連の設定がちらばっていたのだが、W-ZERO3[es]では電話関連の設定の多くが「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブ→「電話」に集約された。また、新しい機能としてデータ通信中の着信やW-SIMのデータの読み書きなどが可能となっている。

電話関連の設定

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「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブに「電話」という項目が新しくできており、そこに電話機能に関する設定がまとめられている。

「電話」→「基本」設定

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「基本」の設定には「自番号」「発着信」「データ通信」「受話音量」といった項目が並ぶ。

「電話」→「呼出」設定

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「呼出」の設定には「着信音量」「メロディ」「バイブ」「照明」「ランプ」「呼出時間」といった項目が並ぶ。

「電話」→「マナー」設定

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「マナー」の設定には「マナーモード」「安全運転」「伝言メモ」といった項目が並ぶ。

「電話」→「セキュリティ」設定

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「セキュリティ」の設定には「通話通信時間」「W-SIMロック」「着信拒否」「位置情報」といった項目が並ぶ。これらの項目は設定する際にパスワードを求められる。

「電話」→「その他」設定

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「その他」の設定には「電話帳転送」「メールプロキシ」「W-SIM情報」といった項目が並ぶ。

電話番号およびメールアドレスのコピー

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電話アプリにおいてアクション(決定)キーを押すか、設定で「電話」→「基本」タブ→「自番号」を選択することで、表示される自分の電話番号とメールアドレスを確認する画面においてそれぞれがコピー可能になった。

電話帳転送機能

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設定で「電話」→「その他」タブ→電話帳転送において、W-ZERO3 [es]の連絡先のデータとW-SIMに登録してあるアドレスデータの相互の読み書きができるようになった。

Webブラウジング中にもかかってきた電話やメールをキャッチできる

W-ZERO3のユーザーから多くの要望が出ていたデータ通信中の着信が、W-ZERO3[es]では可能になった。初期設定ではオフになっているので、設定の「データ通信」の項目において「通信中着信」を「ON」にしよう。 これによりWebブラウザ(Opera MobileやInternet Explorer Mobile)を利用してデータ通信(パケット方式)をしている最中でも、通話やメールの着信があった場合にきちんと着信するようになる。


Webなどの利用でデータ通信をしているときに通話やライトメール、Eメールが着信した場合には、データ通信が強制的に切断され、ポップアップでメッセージが必ず表示される仕様となっている。これはシャープのサポートページにも注意が掲載されているが、メッセージの内容が「応答中もモデムが切断されました」とあるだけで、慣れていないとどう操作していいのか戸惑いを感じてしまう。通話ならアラートが表示されていても通話キーを押せばきちんと通話が開始されるので、わかってしまえば操作は簡単だが、決して使いやすい動作とは言えないので今後、改善されて欲しいところだ。

データ通信中着信の設定

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「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブ→「電話」→「基本」タブ→「データ通信」で設定を行う。

データ通信中に着信した場合のアラート表示

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データ通信中着信機能をオンにしていると、データ通信中に着信したときにポップアップでメッセージが必ず表示される。

個別着信音や拒否にも対応

W-ZERO3[es]では連絡先の各項目別に個別の通話着信音を登録できるようになった。ただし、グループを作ってグループごとに着信音を設定といったことはできない。個別着信音も通常の着信音と同様にWAVやMP3、WMA形式の音楽・音声ファイルが設定が可能だ。着信音の鳴る秒数もしくは回数は「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブ→「電話」→「呼出」タブ→「呼出時間」で決めることができる。


また、W-ZERO3のときから利用できていたが、[es]でも番号ごとの着信拒否に対応している。これらは最新のケータイでは当たり前の機能ではあるが、ケータイとしての利用も多く想定される[es]で対応したのはうれしいところだ。

個別着信音設定

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連絡先で個別情報を選択して内容を表示した画面には、「メニュー」に「個別着信音」の設定がある。

着信音設定

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個別着信音にもWAVやMP3、WMA形式の音楽・音声ファイルを設定可能だ。

着信拒否設定

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着信拒否はW-ZERO3のときから利用できたが、番号別に設定できる。

バックアップツールが強化

W-ZERO3では全データをまとめてバックアップしていたが、[es]では「My Document」「PIM」「W-ZERO3メール」「ライトメール」「Javaアプリ」「ATOK辞書」など各項目に分けてバックアップすることができるようになっている。バックアップしたものを元に戻す場合には、「復元開始」をタップすると復元が始まる。バックアップ・復元の際には、W-ZERO3[es]がリセットされ、再起動が必要となるので注意しよう。


また、miniSDカードにバックアップした場合には、カード内の「CEBACKUP」フォルダ内にバックアップしたデータが保存されている。古いバックアップデータなどを取っておきたい場合は、その都度、手動でパソコンなどに移動してもいいだろう。

バックアップツール

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「スタート」メニュー→「プログラム」→「バックアップツール」で利用できる。

バックアップデータ

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miniSDカードにバックアップした場合には、第1階層の「CEBACKUP」というフォルダ内にバックアップしたデータが保存されている。

<2006年8月9日 修正>
個別着信音は音声通話の着信音のみに対応しており、ライトメールやEメールには対応していないため記述を修正しました。初出で間違った情報を掲載してしまい大変申し訳ありませんでした。

This article posted by memn0ck on 2006/07/28 23:28

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