スペックアップと同時に手触りなどの質感も向上し、アイテムとして魅力が倍増/WS004SH 最新レビュー -その1(ハードウェア)
早速、初代W-ZERO3「WS003SH」の後継機「WS004SH」についてレビューしていこう。第1回目となる今回は、おもに外観の写真を見ながら、OSや増量されたメモリについて紹介していこう。
ボディカラーは待望のホワイト系に加え、ガンメタリックがラインナップ!
WS004SHは、筐体のフォルムはWS003SHと同じで、デザインはまったく一緒だ。横開きにスライドするQWERTY配列のフルキーボード、3.7インチのVGA(480×640ドット)モバイルASV液晶、133万画素CMOSカメラ、802.11bに対応した無線LAN、miniSDカードスロット、1500mAhのバッテリなど、スペック的にもほぼ同じとなる。ハードウェアの変更点として、真っ先に挙げられるのは、ボティカラーが従来のピアノ調のブラックおよびややピンクがかったシャンパンシルバーに変わり、柔らかい印象を与えるパールホワイトとシックなガンメタリックの2色展開となった点だ。
ホワイト系は、WS003SHが発表になった当初からユーザーニーズが多かった色で、つや消しがきいていて清潔な印象となっている。一方、ガンメタリックは、かなり濃いシルバーで落ち着いており、ビジネス向けのシックな印象だ。どちらの色も、W-ZERO3(WS003SH)発売当初の初期ロットと比較すると、塗装などの質感がよく、デザインは同じでも存在感がしっかりとしている。
ほかにも、スライドの遊びの調整具合やバッテリーカバーの開閉のしやすさなど、細かい点だが、よい作りになっているようだ。ただし、機能強化版というマイナーモデルチェンジとなるため、基本的には、大きな使用感に変わりはない。
WS004SH パールホワイト(キーボードを格納した状態)
デザインはWS003SHとWS004SHはまったく同じだ。 |
WS004SH パールホワイト(キーボードを開いた状態)
キーボードライトは、パールホワイトもガンメタリックもオレンジとなっている。 |
WS004SH ガンメタリック(キーボードを格納した状態)
カーソルキーやフルキーボードの押し具合なども旧機種と変わらない。 |
WS004SH ガンメタリック(キーボードを開いた状態)
キーボードは、WS003SHではFnキーと同時押しをして入力できる記号などは色が変えてあったが、WS004SHでは同じ文字色だ。 |
W-ZERO3ブランドでも型番は変更
このように型番表示は、きちんと“WS004SH”となっている。 |
新しく追加された"intel inside"マーク
「WS004SH」では、Windows搭載のパソコンではおなじみとなるインテルのロゴが背面のカメラの右下につけられている。 |
メモリーも増量!! OSやファームウェアもバージョンアップ!!
ボディカラーの変更以外では、内蔵フラッシュメモリーがWS003SHの128MBから倍増となる256MBに変更された。これは、後のレビュー記事で紹介する新機能「電子辞書機能」を内蔵することに大きく起因するのだろう。ただし、電子辞書アプリが必要とするインストール領域が30MB弱となっているため、ユーザー領域が実質約100MB増加したことになる。これにより、「.NET Compact Framework」などのファイルサイズが大きいアプリケーションも本体メモリーに導入しやすくなった。
メモリー容量確認
W-ZERO3には、データ記憶領域となるFlashROMとワーク領域となるRAMが搭載されているが、WS004SHでは、FlashROMが256MBに増量された。
ハードウェア面からは離れるが、OSやファームウェアのバージョンもWS003SHから変更されている。OSが「Windows Mobile 5.0 for PocketPC 日本語版」という点は同じだが、マイナーバージョンとして、WS003SHが「AKU1.0(Adaptation Kit Update)」だったのに対し、WS004SHでは「AKU2.3.1」となっている。これにより、最新版のセキュリティ関連のアップデートが加えられた「メッセージ&セキュリティフィーチャーパック(MSFP)」が追加され、ExchangeServerとの連携が強化した。別途用意される法人向けサービス「WILLCOM Business Package」により、企業ユーザーなどでは、セキュアな環境におけるCMSやVPNを利用できるようになる。さらに、後のレビュー記事で触れるが、無線LANの設定などを行うユーティリティーソフトが新しく追加されている。
ファームウェアもWS003SHの最新版となる「WS003SH 1.03a」に対し、発表会場に展示されていた試作機のバージョンは「WS004SH 1.00」となっていた。これにより、ライトメールのアプリケーションの作りが大きく変わっているほか、待受画面となるToday画面を表示しているときにカーソルキーの左右を押すことで、発着信履歴が確認できるようになっている。発着信履歴を表示する機能については、WS003SHの発売当初から多くのユーザーから一般の携帯電話とユーザビリティが異なるという理由から不満があがっていた点であり、早速、改善してきたといったところだろう。この発着信履歴の表示についていは、「スタート」メニュー→「設定」→「個人用」タブ→「Today」→「カーソルボタン」タブで、WS003SHと同じように表示しない設定にも変更できる。
OSのバージョン
画面を見ればわかるように試作機では、OSのバージョンは5.1.195(Build 14957.2.3.1)となっており、.NET Compact Frameworkのバージョンは1.0.4292.00となっていた 。 |
ファームウェアのバージョン
ファームウェアのバージョンはSHARP WS004SH 1.00となっている。従来モデルであるWS003SHとは、ファームウェアのバージョンは大きく異なるようだ。 |








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