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インターネットを活用して地図や現在位置、友達の居場所まで確認できる/b-Walker
b-Walkerは、PHSを使った位置情報サービスに対応し、ルート検索や音声ナビゲーションが利用できるネットワーク利用型の地図アプリケーションだ。住所やグルメ、レジャー、金融などの役立ちスポットなどをネット経由で検索できる。お気に入りのお店などを「スポット」として登録しておくことも可能だ。b-Walkerを使う友達の「お客様番号」を登録しておけば、専用サーバーを介してその友人の居場所ががわかるといった機能もついている。
GoodCrew Lecheからダウンロード購入してインストールb-Walkerのインストールには、まずモバイル端末のためのポータルサイト「GoodCrew Leche」にアクセスし、手順に従って製品版を購入しよう。本体のCABファイルがダウンロードできるようになる。GoodCrew Lecheでの支払いは、各種クレジットカードおよび電子マネー「WebMoney」の利用が可能だ(今回のレビューは、発売前の評価版にて行っている)。 起動は、「スタート」メニューのプログラムから行う。購入時にお客様番号、ログインID、パスワードが通知されるので、初めて起動したときにログインIDとパスワードを登録しておこう。この入力情報は、そのままでは保存されない。次に起動するときに入力の手間を省くには、メイン操作画面のツールバー右端にある「設定」アイコンから「パスワード」のタブを開き、「ユーザーID・パスワードを保存する」の項目にチェックを入れておこう。 地図データの取得や各種検索などは、専用のサーバーを使ったネットワーク経由で行う。地図の画像データは、素早い拡大・縮小や輪郭表示が得意なベクトル方式を利用しているため、PHSを利用したデータ通信速度でも、快適にリアルタイム表示できるようになっている。初期設定では、地図データは、W-ZERO3の第1階層にある「Temp」フォルダ内で、最新の5MBまでは保存(キャッシュ)できる。これらは、「設定」アイコンの「MAP」タブでそれぞれ設定可能だ。 W-ZERO3がネットワークに接続されていない状態でb-Walkerを起動すると、W-ZERO3内のキャッシュデータのみを参照して表示する「ローカルモード」で立ち上げるかどうかを確認する画面が表示される。ネットワークに接続されている時に起動すれば、自動的に「ネットワークモード」での起動となる。ネットワークモードで起動した場合は、必ず始めに新着情報が表示されるのだが、これは表示しない設定がほしいところだ。 常にネットワークモードで起動したいなら、自動接続に未対応のアプリケーションでも自動接続が可能となるユーティリティソフト「AutoConnect」をインストールして、自動接続をオンにしておこう。一方、基本的にはローカルモードで利用して必要なときだけネットワークモードを利用したい、という場合は、接続/切断をソフトの起動で実行できるネットワーク接続ユーティリティ「EasyDial」を利用するといいだろう。 ちなみに、b-Walkerを起動しているときには、うまくActiveSyncで同期できないこともあるようだ。
PHS通信を利用して現在位置を確認できるW-ZERO3には、GPSを利用できる周辺機器はないが、PHSの基地局を利用して現在位置を確認できる。「位置」メニュー→「自己位置取得」→「ここナビ」を選択すると、位置情報の取得を開始する。このときネットワークに接続していても、接続していなくても取得は可能だ。位置情報の取得に成功すると、自動的に現在位置の周辺地図が表示される。現在位置の表示には、およそ30秒くらいかかる。これはできればもう少し早くなるとうれしいところだ。 測定方法は、複数のPHSの基地局情報を利用して現在位置を推算するため、都市部などの基地局が多く配置されている場所では、概ね100メートル以内の誤差となる。また、GPSと違って屋内でもPHSの電波が届いていれば位置を推測できるため、地下街などでも位置の確認ができるのは便利だ。逆に、地方などの基地局が少ない地域の屋外で測定を行った場合には、GPSと比較するとかなり誤差が出て しまう。誤差範囲はケースバイケースとなる。 地図は、1/128万〜1/1250の14段階に拡大・縮小が可能で、ランドマーク、地名、縮尺、ルート、移動履歴などの表示がオン/オフできるようになっている。画像や文字が粗く、表示そのものはあまりキレイとはいえないが、情報量は比較的多いほうだろう。縮尺が大きいときにはコンビニや銀行などがアイコンで表示されており、わかりやすい。惜しいのは、縮尺を小さくして地図を拡大していくと、アイコンが消えて名称のみの表示になってしまうこと。地図の縮尺を変更しながら移動する際などに、ややわかりづらくなってしまう。
スポット検索やルート検索、音声ナビゲーションが利用できる住所、郵便番号、駅名、スポットなどの情報は、ネットワークを利用して「検索」メニューから手に入れることができる。ルート検索では、時間と距離のどちらを優先するか、高速道路を利用するかなどの条件を選択してから、スタートとゴールを指定する。住所で両地点を指定する場合は、住所の入力と検索を行い、地図を利用する場合は、スタートとゴールをタップ&ホールドする。 屋外でルート検索を行えるのは確かにありがたいが、スタートの指定は地図で、ゴールの指定は住所でというように、両地点の指定を別々の方法で行えないのは残念。スタート地点はPHSでの現在位置情報を使って自動的に指定する、といった利用ができない点も、ぜひ改善を期待したいところだ。 ルート検索を済ませてから、「位置」メニュー→「ナビ開始」を選択すると、音声ナビゲーションが利用できる。ナビゲーション中は、進行方向が上になるように回転しながら、画面が自動で進んでいく。進む速度は、低速/中速/高速から選べるが、これは現在位置を参照しているわけではない。地図表示が明らかに先行しているのがわかったら、「ナビ中止」を選択してナビゲーションを一時中断しよう。このあたりの機能は、auなどの携帯電話による電子コンパスを搭載したナビゲーションシステムのほうが使いやすく、b-Walkerはいまのところ大きく水をあけられていると言えるだろう。
お気に入りスポットの登録や友人の位置情報も取得可能「スポット」は、一般的なものはすでに登録してあるが、さらに20箇所までお気に入りの場所を登録できる。登録したスポットには、メモを添えておくことも可能だ。登録できるスポット数がかなり少ない気もするが、街歩きのさなかに見つけたいいお店などの位置情報を取得して、その場でお気に入りスポットに登録するといった使い方はできる。登録できる数が多ければ、そのままデータベースとして利用できると思うだけに、これまた惜しいところだ。ほかにもb-Walkerを利用している友人のお客様番号を登録することで、その友人の現在位置をチェックするといった機能もある。 使い勝手についてはまだまだ工夫の余地もありそうだが、大容量の地図データをW-ZERO3に保存する必要がなく、ネットワーク経由でデータを取得しているわりには地図表示は快適なところは、b-Walkerの大きなメリットだ。ルート検索やナビゲーションも便利に使える。 地図表示やルート検索などはオンラインの地図サービスなどでもできるが、ベクトルデータを使った素早い表示やナビゲーション機能はb-Walkerならでは。こうした機能に魅力を感じたら、購入を検討してはどうだろう。
This article
posted by memn0ck
on 2006/04/21 14:08
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