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【マルチメディア】W-ZERO3単体のまま自宅のテレビが外出先で視聴できる/Slingbox

Slingbox

W-ZERO3[es]専用の周辺機器となるワンセグチューナーはすでに発売されているが、ユーザーのなかには「旧W-ZERO3(WS003H/WS004SH)でもテレビが見たい」「ノートパソコンでも見られる環境がほしい」「外で見ると同時にHDDレコーダーやDVDレコーダー、ビデオなどに録画もしたい」「BSやケーブルテレビの番組も外で見たい」「ワンセグの電波が入らない場所でもモバイル環境でテレビが見たい」などと考える方もいるだろう。そんなニーズに応えるのが(株)アイ・オー・データ機器が販売する「Slingbox」だ。Windows Mobile機器で視聴を可能にするプレーヤーのソフトがW-ZERO3にも正式に対応したのでここで紹介しよう。

Slingboxでなにができるの?

まずは、Slingboxというパソコン用の周辺機器について説明しよう。

Shingboxとは、ひとことでいうとアメリカのSlingMedia社が開発したテレビサーバだ。
Slingboxをテレビアンテナとインターネットに接続して自宅に設置しておけば、地上波のテレビ番組や衛星放送、ケーブルテレビなどの動画をパソコンでも見られる程度に圧縮して、ブロードバンドストリーミングビデオ形式で配信してくれる。外出先など自宅以外のパソコンでテレビの視聴を可能にする自分専用のテレビサーバというわけだ。

パソコンには「SlingPlayer」というプレーヤーをインストールしておけば、自分のSlingBoxから配信されたテレビ番組の視聴が可能となる。チャンネル操作はもちろんできるし、Slingboxに赤外線ポートを接続しておけば、赤外線リモコンに対応したビデオデッキやHDDレコーダー、DVDレコーダー、CATVチューナーなどを外出先からコントロールして利用することもできる。放映中のテレビ番組の配信以外に、録画した番組なども見られるマルチメディアサーバ兼コントローラーとしての機能も持っているのだ。

Slingbox全体

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板チョコやインゴットを思わせるデザインの筐体だ。

Slingbox背面

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TVアンテナ端子やLANポートはもちろん、赤外線端子やオーディオ端子が並ぶ。

Slinboxを設定しよう

Slingboxの設定は、本体をインターネット回線やテレビアンテナなどに接続すれば、以降はパソコンでウィザードに従っていくとすぐに完了できる。また、Sligboxは、接続すれば自動検出されるユニバーサル プラグ&プレイ(UPnP)に対応しているので、インターネットに常時接続している環境下にあり、ルーターやモデムもUnUPに対応していれば、接続するだけであとは悩むことなくサーバとして利用できるようになるだろう。

詳しくはマニュアルなどを参照していただくとして、ここではW-ZERO3で自分のSlingboxに接続するために必要な設定事項の確認方法だけを紹介しよう。

まず、パソコンにインストールしたSligPlayerを起動して、「Slingbox」メニュー→「Slingboxディレクトリ」を選ぶ。「SlingBoxディレクトリ」画面が現れるので、そこからウィザードで作成したSlingboxを選択して「プロパティの編集」をクリックすると、自分のSlingBoxの設定情報などが確認できるようになる。「コネクション」タブの上段「Slinbox ID」に表示されている「別名」と「Finder ID」が必要になるので、これらをどこかに書き留めておこう。

SligPlayerの動作画面

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パソコン版の再生ソフトとなるSligPlayerをノートパソコンなどにインストールしておけば、外出先でも自宅のテレビ番組を視聴できる。

「Slingboxディレクトリ」画面

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設定はこの画面で確認しよう。

SlingPlayer Mobileを設定する

続けて、配布サイトから「SlingPlayer Mobile for Pocket PC(以下、SlingPlayer Mobile)」をダウンロードして、W-ZERO3にインストールしよう。先ほど記録したSlinbox IDの「別名」と「Finder ID」をSlingPlayer Mobileに設定すれば接続が可能となる。

【ソフト名】 SlingPlayer Mobile for Pocket PC
【バージョン】1.1.0.94
【作者】SlingMedia社
【種別】フリーウェア
【インストール方式】ダウンロードしたCABファイルをW-ZERO3で開く
【URL】http://www.slingmedia.jp/

SlingPlayer Mobileを起動して、「プレーヤ」メニュー→「Slinboxディレクトリ」→「Slingboxの追加」を選択し、表示された画面で先ほど確認したサーバの設定を入力しよう。
「Slingbox別名」には「Slingbox ID」の「別名」を入力し、「Slingbox Finder ID」を選択した状態で「Slingbox Finder ID」の欄には「Finder ID」の長い文字列(ハイフン入れて37文字)を間違いなく入力する。さらに、パスワードを入力すれば、設定は完了だ(ただし、パソコンでの設定で「管理者としてログイン」を選んだ場合には「管理者ログイン」にもチェックを入れる)。

「Slinboxの追加」を選択

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「プレーヤー」→「Slinboxディレクトリ」→「Slingboxの追加」から行う。

サーバ情報の設定

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「Slingbox ID」と「Slingbox Finder ID」は間違えないように入力しよう。

実際にW-ZERO3[es]でTVを見てみよう

W-ZERO3のSlingPlayer Mobileで「プレーヤ」をタップすると、先ほど作成した「SlingBoxID」が表示されている。そこから「視聴」を選ぶとW-ZERO3が自動的にインターネットに接続してテレビの画面が現れる。
また、一度視聴したSlingBoxIDは次回から自動的に保存されるので、以降はSlingPlayer Mobileを起動して再生ボタンをタップすれば、簡単に接続ができるようになっている。

視聴はすぐに可能

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一旦設定が終われば、あとは再生ボタンをタップするだけでサーバと接続する。

SlingPlayer Mobileを操作する

SlingPlayer Mobileでテレビを視聴するときは、カーソルキーの上下でボリュームのアップとダウンができ、左右キーで選局が可能だ。
また、SlingPlayer Mobileの下段にあるボタンのアイコンをタップ&ホールドして「チャンネル」を選択しておくと、すぐに選局ができて便利だ。

そのほか、ディスプレーモードに変えてフル画面表示にしたり、Slingboxに接続した赤外線リモコンでビデオデッキやHDDレコーダー、DVDレコーダー、CATVチューナーなどをコントロールする画面も表示することができる。設定や環境に合わせて利用するといいだろう。

チャンネルボタン

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自分が利用するキー局のチャンネルをボタンにするなどのカスタマイズも可能。

フル画面表示

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W-ZERO3のVGA液晶で映像をフル画面で見ることが可能だ。

リモートコントロール

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自宅のSlingBoxと録画機器などを接続して設定を済ませていれば、W-ZERO3で操作することもできる。

W-ZERO3[es]用ワンセグチューナーよりも幅広い活用シーンが魅力

SlingPlayer MobileをW-ZERO3[es]で利用してみたところ、回線速度の影響で若干ブロックノイズが出たり、コマ落ちする場面もあったが、字幕など細かい表示も含めて見られないということはなく、まずまずの画質で番組を視聴することができた。
画質の面では専用のワンセグチューナーには敵わないかもしれないが、日本全国どこに行ってもウィルコムの電波が届けば自宅で受信可能な放送局が視聴可能なわけだし、Slingboxに繋いだ録画機器などを操作して、出先から録画したり、録画した番組を再生することができるのは便利である。

もちろん、W-ZERO3[es]ではminiSDカードタイプのWiFiアダプタ、初代W-ZERO3(WS003SH/WS004SH)では内蔵のWiFi機能を利用すれば、無線LANのアクセスポイントや無線LAN回線が使える場所なら高レートのファイルも設定を変更して扱うことができる。インターネットにさえつなぐことができれば、海外からでも自宅と同じ局がきれいに見られるのはすばらしい。

外出や出張が多い方、海外へ行く機会の多い方にもおすすめできる周辺機器だ。

商品名:Slingbox
販売:(株)アイ・オー・データ機器
型番:SB100-120
価格:29,800円(税込、ipPLAZAの場合)
This article posted by kzou on 2006/12/30 00:52

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