Entry search

テンキーでアプリケーションの起動が可能になった!/W-ZERO3[es]プレミアムバージョン 速攻レビュー - その1(ホームメニュー)

W-ZERO3[es]プレミアムバージョン 速攻レビュー - その1(ホームメニュー)

「W-ZERO3[es]プレミアムバージョン」は、いよいよ明日、11月16日に発売となる。当サイトでは、本体をいち早く入手して試用することができたので、その結果をレポートしよう。本シリーズ記事では、今までの現行品であったW-ZERO3[es]に新しく追加された「ホームメニュー」や「名刺リーダ」、そのほかの細かい変更点について速攻レビューをお届けする。第1回となる今回は、ホームメニューの使い方や利点、設定方法などについて紹介していこう。

見た目には何も変わっていないように見えるが・・・?

今回新たに登場したW-ZERO3[es]プレミアムバージョンは、ハード面ではROMやRAMのサイズも変更はなく、とくに何も変わっていないように思われるが、実はソフト面では細かい部分で変更が施されている。

まず最初にToday画面が、従来よりもサッパリしていることに気がつく。ここでカーソルキーの中央にあるアクションキーを押すことで、一般的な携帯電話のようにテンキーのみで操作が可能となる「ホームメニュー」の画面が表示される。
さらに、「スタート」メニュー→「プログラム」画面には「名刺リーダ」のアイコンが追加され、名刺を読み込んで認識して連絡先に保存することが可能なOCRソフトが搭載された。
これまでのW-ZERO3[es]と比べた場合、W-ZERO3[es]プレミアムバージョンの大きな特長は以上の2点となる。

まず、ホームメニューについて紹介していこう。

サッパリとしたToday画面

01.png

従来のW-ZERO3[es]よりもアイコンが減ったプレミアムバージョンのToday画面。

ホームメニューの起動

02.jpg

Today画面でアクションキー(カーソルキーの中央)を押すことで起動する。
(画面はハメコミです)

操作方法が携帯電話により近くなり初心者にも安心

ホームメニューは、一般的な携帯電話でよく見かけるメニュー画面のようなものだ。今までのW-ZERO3では、携帯電話なのに「スタート」メニューから機能を呼びだすというWindowsに準じた操作方法に慣れない感じを抱く人も多かったと思われる。しかし、今回のこのホームメニューによって、W-ZERO3[es]は、一般的な携帯電話と操作方法が異なる点を不安に思う人にも、安心して利用をすすめられるデバイスとなった。

過去には、Windows MobileがまだWindows CEと呼ばれている頃、Palm Size PCという名前で登場したカシオ計算機(株)「CASSIOPEIA E-55」、PocketPC 2000を搭載した(株)東芝の「Genio e550」、(株)NTTドコモの「GFORT(CASSIOPEIA E-800)」などには標準で似たようなものが搭載されていた例がある。
しかし、当時はハードウェアのキーボードやテンキーなどの装備はなく、十字カーソルで選択したり、タップして起動するだけのランチャーでしかなった。それが、今回のW-ZERO3[es]プレミアムバージョンのホームメニューは、W-ZERO3[es]のテンキーを生かして、数字を押すだけでアプリケーションの起動が可能となる簡単操作のホームランチャーとなった。

しかも、Todayの画面でカーソルキーの中央を押すだけで起動するので、その後に数字を押せば、すぐにアプリケーションを起動することができる。必要な操作は合計2アクションだけとなり、スピーディに利用することが可能だ。

ホームメニュー

03.png

ホームメニューを起動したところ。

テンキーで起動

04.png

W-ZERO3[es]のテンキーと同じ数字がアイコンの脇にふってあるので操作も迷わない。

追加したアプリケーションの登録もできる

ホームメニューは最初からある程度の設定がされているが、ユーザーがそれぞれ、使いやすく設定を変更することもできる。
ホームメニューの画面で、ソフトキー2(右)を押して「メニュー」→「カスタマイズ」を開くと、キーとアプリケーションの割り付けを変更できる画面が現れる。

ホームメニューの設定を変更する

05.png

カスタマイズの画面は「ホームメニュー」の「メニュー」から行う。

カスタマイズ画面

06.png

左からホームメニューの1階層目、2階層目(サブディレクトリ)となっている。

ちょっと解りにくいが、一番左の「キー」は、ホームメニューを起動したときに見えるアイコンとテンキーとの組み合わせを示している(ホームメニューの第1階層の内容となる)。
さらに、その右の列は、ホームメニューの起動画面(第1階層)のフォルダを開いたときに見える内容(ホームメニューのサブディレクトリ、第2階層)と、そこに割り当てるテンキーの設定となっている。
たとえば上の画面では、ホームメニューで「エンターテインメント」に割り当てられている「4」キーを押すとサブフォルダが開き、「Java(TM)アプリ」「ソリティア」「Bubble Breaker」などのアイコンが表示される、といった具合だ。ソリティアをホームメニューから起動するなら、ホームメニューの画面で、テンキーを「4」→「2」と押せばいいことになる。

「表示」はホームメニュー上で表示される文字列、「プログラム」は実際にキーに割り付けられていて起動するプログラムを示している。

自分で設定を変更する場合には、すでに1階層目はすべてのボタンに割り付けてあるので、「編集」で入れ替えるか、一旦不要なものを削除して「追加」を選ぶ方法で行う。2階層目については登録内容を変更する「編集」か、新たにアプリケーションを登録する「追加」にて設定を変えることが可能だ。

アプリケーションを実際に追加してみよう

それでは実際にホームメニューの2階層目にアプリケーションを追加する方法を紹介するので、流れを覚えてほしい。

まず、W-ZERO3[es]にインストールしたソフト(ここでは「100マス計算」)を例にとって解説をする。

1階層目の「エンターテイメント」のところに新たにこの100マス計算を追加してみるには、その下の2階層目となる部分を選択して(2階層目であればどれでも可能)、「追加」をタップしよう。
「追加」を選ぶと「プログラム」と「フォルダ」を選択する画面が現れるが、2階層目にフォルダは選択できないので、「フォルダ」ボタンはグレー表示となっている。ここでは、「プログラム」をタップしよう。

アプリケーションを追加する流れ

07.gif

2階層目では「プログラム」しか選択・登録できない。「フォルダ」を追加したい場合には必ず1階層目で行う。

「プログラム」をタップしたら、次に表示される画面で「表示名」に「100マス計算」と入力、「プログラム名」は100マス計算のソフト名である「100math」を選ぶ。
その次に「アイコン」を選択するようになっているので、「選択」ボタンをタップして、100マス計算の実行ファイルがあるフォルダまで移動して、「100math.exe」ファイルを選択し、「アイコン(選択中)」でも同じものを選択する。
以上は、「100math.exe」ファイルに含まれているアイコンを取得するやり方になってしまうが、アイコンファイルを個別に用意すればホームメニューに表示するアイコン(選択時、非選択時)を表示することが可能だ(後述)。

プログラムの選択画面

08.png

表示名を入力したら「プログラム名」を選ぼう。ここに表示されるのは「スタート」メニュー→「プログラム」画面でアイコンが表示されるアプリケーションのみ。

アイコンの設定

09.png

EXE形式の実行ファイルで、オリジナルのアイコンで表示されるアプリケーションの場合は、上のように「アイコン」用のファイルとしても選択が可能だ。

独自でアイコンを用意する場合はサイズが64x64ピクセルで透過形式(背景はR:255、G:0、B:255でも可)のGIF形式で作成すればいいようだ。オリジナルのアイコンを登録できるのは楽しい機能だが、現状ではアイコンをファイル名で選ぶことしかできない。EXE形式の実行ファイル以外を選択する場合は、選択したファイルのサムネイルが確認できるとさらによかったのに、と感じた。

さらに設定画面の「オプション」をタップすると、ホームメニューの「背景画像」の選択や、「文字色」、「選択枠色」も変更することができる。これらの設定を利用して、オリジナルのホームメニュー作ってみても楽しいだろう。

デフォルトで選択できるアイコン

10.gif

このようなアイコンファイル(GIF形式)を用意するとオリジナルの透過アイコンとなる。

背景の画像などを変更

11.png

「オプション」で「背景画像」「文字色」「選択枠色」を変更するとこのような画面も可能となる。

このように実際にホームメニューを色々と変更しても、設定画面の「初期化」を選べばデフォルトの状態に簡単に戻せるのでいろいろな設定を試してみるのもいい。
ホームメニューは、W-ZERO3[es]の使い勝手を向上するためによく考えられている追加ソフトで、すでにW-ZERO3[es]を持っているユーザーにも11月下旬より無償提供が予定されている。気になるユーザーは、提供が始まったら導入してみるといいだろう。

次のレビューでは、名刺リーダについて紹介していこう。

This article posted by kzou on 2006/11/15 14:24

Track back URL

http://www.willcom-fan.com/adm/mt-tb.cgi/173