乗り換えユーザーはW-ZERO3[es]来る前に済ませておける/W-SIMファームアップデートに挑戦!
W-ZERO3には「W-SIM(ウィルコムシム)」が内蔵されている。このW-SIMのファームウエアをバージョンアップさせるソフトが、7月13日からネットインデックスのホームページにて、ダウンロード提供されている。今回のアップデートの目玉は、W-ZERO3 [es] の通信中でも電話着信が可能になること。W-ZERO3 [es]では、W-SIMをアップデートさせるためのソフトがあらかじめ用意されており、W-SIMを挿すことで自動的に可能だが、従来のW-ZERO3を持っていてW-ZERO3[es]を待っているユーザーなら、手動でアップデートを行うことも可能だ。その方法を紹介しよう。
アップデート用ソフトをダウンロードしてW-ZERO3で実行
W-ZERO3には、PHSの無線通信部分をモジュール化した「W-SIM(ウィルコムシム)」(ネットインデックス社製 型番:RX410IN)が内蔵されている。このW-SIMを差し替えることで、同じ電話番号、同じメールアドレスで、簡単に他の端末を使うことができるのが、「WILLCOM コアモジュール」という概念だ。
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このW-SIMのファームウエアをアップデートするためのソフトが、7月13日からネットインデックスのホームページにて、ダウンロード提供されている。注意したいのは、今回のファームアップはW-SIMを対象にしたものであり、W-ZERO3の内蔵ROMのファームアップではないことだ。この点を勘違いしないようにしたい。
今回のアップデートの内容は以下の通りだ。
・Ver1.03、もしくは1.04を、2.02にバージョンアップ
・W-ZERO3 [es] にて、通信中の電話着信に対応
従来の仕様では、データ通信中には電話着信ができなかったのだが、今回ファームウエアのアップデートによってこれに対応。W-ZERO3 [es]の「通信中着信」設定を「ON」にすることで、この機能を利用できるようになる。
・nico.(WS005IN)にてEメールに対応
nico.でEメールを使用する場合は、ファームアップデートが必要。通話のみの場合は、ファームアップデートは必要ない。
ただし、残念ながら、従来のW-ZERO3(型番:WS003SH、WS004SH)はファームアップデートをしても、データ通信中に電話着信ができるようにはならない。
一方、W-ZERO3 [es]を購入予定で、従来機よりW-SIMを差し替えて使うユーザーは、今回のファームアップデートは、必須の作業となる。また、同じように、nico.にて、従来機よりW-SIMを差し替えて使うユーザーも、ファームアップした方がいいだろう。
このW-SIMのアップデート作業は、W-ZERO3 [es]に内蔵されているアップデート用のソフト「W-SIMバージョンアップ」により自動的に行うことも可能だ。
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しかし、ここではあえて、W-ZERO3[es]を入手前にW-SIMファームアップデートに挑戦した。この作業はW-ZERO3、もしくはDD(WS002IN)を使って行うことができる。DDを使う場合は、パソコン(Windows2000、WindowsXP、MacOS9.X〜10.4.X)も利用するが、W-ZERO3の場合は、単体でアップデートが可能だ。今回はW-ZERO3(WS004SH)を使って作業を検証している。
ちなみに、前回のW-SIMファームアップデートのとき(2005年12月)は、アップデート作業に失敗したユーザーの端末で、電話の発着信が不能になり、ウィルコムストアに駆け込むという“事件”があった。ファームアップデートは慎重に行う必要がある。アップデート用ソフトと一緒に手順書もダウンロードして、熟読してから始めよう。
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W-ZERO3単体でファームアップデートする場合の手順は以下のようになる
1. | ネットインデックス・カスタマーサポートよりRX410INのバージョンアップソフトをダウンロードする。W-ZERO3単体でバージョンアップを行う場合は、「WS003SH・WS004SHでバージョンアップが可能な方 ダウンロードはこちらから」というリンクを利用しよう。ダウンロードは、W-ZERO3本体で行っても、パソコンで行っても構わない。ただし、ダウンロードしたファイル「RX410IN-Ver2.02.CAB」は、必ずW-ZERO3内蔵メモリー上に置くこと。miniSDメモリーカード上でCABファイルの実行は推奨されていない。 |
2. | ダウンロードした「RX410IN-Ver2.02.CAB」をタップしてW-ZERO3に「NetIndex VersionUp Utility」をインストール。メモリーカードではなく、デバイス内にインストールする。 |
3. | W-ZERO3本体にACアダプターの接続をして、miniSDカードを抜く。また、以下では、他のアプリケーションの起動や電源オフをしないようにする。 |
4. | インストールされた「NetIndex VersionUp Utility」を起動する(「スタート」メニュー「プログラム」→「NetIndex VersionUp Utility」をタップ)。 |
5. | 「バージョンアップ開始」をタップ(バージョンアップには2分かかる)。 |
6. | 「バージョンアップが終了しました。ユーティリティを終了しますか?」で「はい」をタップ。 |
7. | 本体をリセット。 |
8. | 「NetIndex VersionUp Utility」をアンインストール。 |
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以上で、無事にW-SIMのファームアップデートが終了した。W-ZERO3(WS004SH)で確認したところ、正常に利用ができている。W-ZERO3 [es] がまだ手元にないため、通信中電話着信が可能になったかどうかは、まだ試すことはできないが、発売以降、入手したら試してみたいと思う。
キッズケータイpapipo!のW-SIMをアップデートしてみた
ついでだが、手元にW-SIM端末のキッズケータイpapipo!(型番:KK-B01/02/03、バンダイ)があるので、このpapipo!に内蔵されているW-SIMのアップデートもしてみたいと思う。
papipo!は、3月の先行発売時に購入したものだ。7月14日の正式発売以降のpapipo!に関しては、内蔵されているW-SIMのファームウェアは最新バージョンなので、アップデートの必要はない。あくまで3月の先行発売で、papipo!を入手したユーザーのみ、W-SIMのバージョンが古いものとなっている。ただし、今回のアップデートで、papipo!における機能改善は、アナウンスされていないので、そのままのバージョンでも、問題はないと思われる。
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papipo!からW-SIMを抜くためには、専用ドライバーが必要だ。子供が誤って抜かないために、このような仕様になっている。ここでは、papipo!のW-SIMを取り出し、W-ZERO3に差し替えてファームアップデートを行い、papipo!にW-SIMを戻した。その後もpapipo!で通信も通話も正常に行うことができることを確認したが、使った感じは特に何も変わっていない。
このようにファームアップデートでW-SIMの機能が改善されるのは、ユーザーとしては歓迎である。アップデータによってファームアップできるのは、作業が手軽なのもいい。いちいちショップに行く手間が省けるからだ。 ただし、ファームアップデートに自信のないユーザーは、有償バージョンアップという方法もある。データ通信カードと525円切手を同封の上、ネットインデックスのサポートセンターに送付する方法だ。
W-ZERO3ユーザーであれば、W-SIMファームアップデートの作業は、10分もあれば完了することができる。7月27日のW-ZERO3 [es] の発売まで、あと1週間を切った。W-SIM端末をすでに利用していて、W-ZERO3 [es]の購入を待ちきれない方は、W-ZERO3などで事前にファームアップデートを行って、準備万端にしておくのもいいだろう。
もちろん、W-ZERO3[es]の専用アップデートソフトを使うために楽しみを取っておく(?)のも、操作が最も簡単なため賢明な方法だ。







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ガイドブック](/ad/w-zero3.jpg)

